星信仰と太陽信仰の対立 その3
たまたま引っ越した先は、星宮がひしめく国、栃木県
もし、甕星(ミカホシ)が恒星と関係があるのならば、「諸説あり」の方がしっくりきそうだ。そして、たまたまこのことを調べ始めた私にも、その印象は、色々な物事にリンクし始める。
つい数ヶ月前まで、私は、栃木の県南に5年程住んでいた。たまたま婚約者が栃木に転職したのに付いていったのだが、関西から出たことがない私には、全く馴染みがない地域だった。
そして、そこは、星宮・星神社がひしめく国だったのだ。住んでいた市貝町という1万人ほどの町に、星宮・星神社が9社もある。
https://yaokami.jp/tochigi/a9344/?order=21
神社名に「星」が付き、社紋も星の形で、明らかに星信仰の神社であることはわかっていたが、何か近づきがたい謎めいた雰囲気のある神社ばかりであった。近所に鹿島神社が大きく祀られていたこともあって、結局、「星宮」と名の付く神社に参ることはなかった。今から思えば惜しいことをした気がしていた。
だが、「参っていなかった」ではなく、よくよく調べてみたら、知らずに参っていたようだ。(隣町ではあるが、同じ文化圏の近所ではある。)というのも、表立った祭神が違ったから、気付かなかったのだ。
私が知らずに参っていた星神社は、社名は土地の名前で、祭神はヒコホホデミ(彦火火出見命)。お祭りを見かけちょっと立ち寄っただけ(見出しの写真を撮った程度)で、それに由緒書きにも書いていない。星宮と気付くこともなく。
HP↓を見れば、ご覧の通り「星宮」と副題にある。「あれ?」って感じだ。
次回は、時を戻せば虚空蔵菩薩、さらに、へと続く。
前述はこちらから↓
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