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ATQの「知っておこう」

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「自分の作るデザインに確信がもてるようなる基礎知識」や「なんとなくで放置しがちなニッチな知識」について書いた「知っておこう」シリーズをまとめています。
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#フォント

良いデザインには、良い意図がある| ATQの「知っておこう」vol.3

月曜担当、ATQデザイナーのトラです! 今回はスイス生まれの書体デザイン界の巨匠、アドリアン・フルティガー(Adrian Johann Frutiger)(1928–2015)と、彼の代表作であるUnivers・Frutigerの2つの書体から、デザインの意図を汲み取るフォント選びについて語っていきます。 前回に引き続きフォントのお話です。前回記事をまだ読んでいない方は是非一緒に読んでみてください! アドリアン・フルティガーアドリアン・フルティガーは、20世紀後半の書体

豆腐のない世界がNotoSansの夢? | ATQの「知っておこう」vol.2

ATQデザイナーのトラです! 最近、フォント整理をしていて「Noto Sans JP」と「Noto Sans japanese」の2種類のフォントがあり何が違うかわからず困ってしまいました。 調べたところ2種類の違いは、Noto sansの日本語正式対応版が「Noto Sans JP」で、2014年にベータ版としてリリースされたのが「Noto Sans Japanese」になります。 今回は、なんとなく知っているようで実はとても奥が深い。鉄板和文webフォント「Noto