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遠州紬と組み合わせてみる

■伝統工芸との組合せ

以前から日本の伝統工芸、特に地元の工芸を取り入れたいと思っていました。
一つは伊豆方面の寄木細工。
もう一つが浜松方面の遠州紬でした。

4月から仕事で浜松方面に通勤しているのですが、遠州紬の端切れを浜松駅の駅ビル内で売っているので買ってきて、一つ作る事にしました。

■名刺入れを作ってみる。

レザー製品ですが、遠州紬の良さを強調するデザインにしたいと思っていたので、シンプルなヌメ革を選択しました。
ただし、革が負けないように栃木レザーを選びました。
悩んだのは遠州紬の方向でした。
遠州紬は縞が美しいのですが、どちらの方向にするかを決め切れませんでした。

どちらの向きも捨てがたいです。
なので、紬を当てた写真と合わせてツィッターで聞いたところ横が多かったので、今回は横にしてみました。

■想像どおり良かった。

マチの大きさで少し悩んだのですが一度作ってる形のカスタマイズなので一気に作れました。
シンプルなデザインの名刺入れなのですが、良い感じに仕上がりました。

遠州紬の肌触りはとても良く、色合いも落ち着きがあって大人が使うにも問題ないです。

■商流を考える。

これは海外に向けて販売しても良いかもしれません。
名刺という文化が海外に無かった記憶があるので、商品は別のものを考えないといけないですが日本文化は海外の一部の人に評価されているので、商流さえ見つければ買っていただけるかもしれません。

どんなものが、海外で利用されるか調べてみようかと思います。

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