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木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から

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時々木曜日、ひとつの食材がテーマのエッセイ。フランス家庭料理からみえる 食文化を覗いてみませんか。
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#あとりえ・あっしゅ

マスタ-ドが「ないっ!」2022年フレンチマスタードの話。フランス人のマスタード愛と…

「マスタ-ド」とは 日本料理に「わさび」がなくてはならないように フランス料理に欠かせな…

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木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【贅沢に無花果】

秋、今が旬の無花果。 庭にある無花果の木は、17年間、毎年実をつけてくれるありがたい樹だ。 …

キャベツはとがっているのがすき。

今年もとんがりキャベツの季節がやってきた。 フランスでは「chou pointu」(シュウ・ポワンチ…

フランス人とフリット【木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から】

「フリット」とはフランス語でフライドポテトのこと。 フライドポテトというと何となくアメリ…

木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【冷たく甘いビーツは簡単サラダ…

ビ-ツ、日本では馴染みのある野菜でしょうか。 最近は新鮮な野菜が輸入で入ってきたり、缶詰…

木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【バゲットから見えるフランスの…

留学時代と国際結婚後にパリに住んでいたことがある。 1995年から96年にかけてと、2002年から2…

【デ-ツよ、再び。美味しく頂くみんなのデ-ツ】木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から

ナツメヤシの実のドライフル-ツ、デ-ツ。 フランス語では「ダット」といいます。 先日、このデ-ツについての記事を書きました。今日はみなさまからいただいたコメントをもとに再発見した「デ-ツ」のことを綴ります。 まだ記事をお読みになっていない方はこちらからどうぞ この「デ-ツ」すでにご存知の方もそうでない方からもコメントをいただき、楽しく交流させていただきました。でも、コメント欄だけで終わらせてしまうにはもったいないくらいの情報量でしたので、シェアさせていただくことにしまし

木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【あぁ、まぼろしのクロワッサン…

「まぼろし」(幻)という言葉の定義を辞書で調べると、いくつかある。 ここで言う「まぼろし」…

木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【秋の実りを冬に楽しむほくほく…

こんにちは、あとりえ・あっしゅです。大寒を過ぎてもまだまだ寒い日が続きますね。 みなさま…

木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【お財布とカラダに優しい冬に食…

日本に寒波がやって来ると、必ずと言っていいほど、ここフランスにも寒さがやって来る。 だか…

木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【冬はドライフルーツ、デ-ツが…

「デ-ツ」との出会いは、パリのメトロの中。 それは今から25年も前の話。 デ-ツ(date)とは…

木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【1月はガレット・デ・ロワ!】

寒いくて雨も多いどんよりとした空模様のフランスの冬。 人々は家の中に楽しみを見つけていき…

木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【クロワッサン】

フランスに住む前は勝手に思い込んでいた。 フランス人はみんな朝食にクロワッサンを食べてい…

木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【みかん(クレモンティ-ヌ)】

日本でいう【みかん】に似た果物、フランスでは、【クレモンティーヌ(Clémentine)】という。 このクレモンティーヌ、フランスではリンゴのようにポピュラーな果物だけど、今、70歳以上の世代の人が子供だった頃、そう、1950年代は、高級なフル-ツとして扱われていた。 これを聞いて、なんだか昔のバナナみたいな扱いだなぁと思ったんです。 実家の父が、バナナを食べるたびに戦後の食糧がなかった時代、バナナは貴重で高級品だったんだと、バナナ嫌いの私に言っていたのを思い出し…。