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電話のベルは何時も突然に

夕方電話が鳴った。私は何時もの様に夕飯の支度をしていて、電話には母がでる。
「智恵?おりますよ〜」話す口調から母も知ってる人だと分かる…誰だろ…と思いながら母の持つ受話器を受け取りながら「だれ?」と私
「あんどーさん」とニコニコしている母
新型コロナで京都に住む安藤さんをニュースや何かの折に元気かなと思い母と話したりしていた。「もしもし〜!」と元気に話し出す私
京都創作きもの安藤の社長、安藤鋼三郎さん「おー!元気けー!」と変わらずお元気そうなお声
少し話を始めて気が付いたのだけどお酒飲んではってほろ酔いだなと(笑)私の作品展(松山での)にわざわざ京都から足を運んでくれて私の作品も沢山買ってくれている。フットワークが軽くて気前のいいご夫婦なのだ。なんと言っても私が創作きもの安藤を退職してから20年も経とうとゆうのに、変わらず私を応援してくれている。
どうも社長が夕食を週に数回作っていて、私の作品をよく使ってくれているそう。今日は奥さまのひろみさんがコーヒーカップとソーサーを今お持ちのうつわのデザインで作ってくれとゆう依頼だった。一緒になってあーだこーだとデザインの話で盛り上がる話の最中に、ふと私を「ちえ」と呼び捨てで言わはる社長…もうめちゃくちゃ愛情を感じる
血のつながりは無いけれど、京都で安藤で勤めている時から、父親代わりなわやからな!と何かの折に社長はボソッといむてくれる。
チョーこだわりがあり一本筋が通った日本男子。そのくせものすごく照れ屋で。
だから言葉の端々に普段は言わない様なひと言が気持ちと一緒に伝わってくる。
呼び捨てにされただけだけど…あー心が暖かくなる
そして私の気持ちも上がるのが分かる
感謝しかない
私がんばってるよ!
ありがとう
コーヒーカップ、可愛いの作ろうっと‼︎

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