松信社長とかいう神~『老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界』を読んで~

道を切り拓くのは、『マニア力(まにあちから)』である。
そして、『有隣堂しか知らない世界』には、そんなマニア力を存分に発揮する神環境があった。

みなさんこんにちは。長井彩子です。
中学生から十年以上(途中数年空白あり)、有隣堂さんを利用させていただいています。
とはいえ、YouTubeの視聴を始めたのは、今年の四月くらいでした。
それまでYouTubeをやっているのは、ポスターを見て知っていたのですが「ふ~ん」って感じでした。

ヽ(^o^)丿

三月くらいから、イラストを描くモチベが底辺まで落ちていました。
ふと「そうだ、本を読んでインプットしよう」とやんわり思っていたころ、YouTubeが『有隣堂しか知らない世界』チャンネルの動画をおすすめしてきました。

そして私は『ゆーりんちー』になりました(チョロい)。

推しは雅代おねいさんです。ワクワク∪(・ω・)∩
彼女と同じ誕生日なのが、ささやかな自慢です。
間仁田さん、芝さんも好きです。眼鏡のスーツの男性がとても好きなのです。

いつも行ってる有隣堂さんの店舗に赴き、東海オンエアの虫眼鏡さん登場回の彼のごとく本を買いまくりました。嘘です二万分もお買い物していません。
その時に、有隣堂さんのYouTube本も購入しました。

本を読んで印象的だったのが、松信社長の言葉でした。
「縮小していくばかりの書店業界で、従業員に成功体験を得てもらいたかった」
神ですか?
さらには「何かあったときの責任は自分がとるから、思い切りやりなさい」と言って、四つのルールだけ提示して、後はノータッチという姿勢。
神ですね。
社長が神対応だから、ハヤシPの考える「本当に好きなものの紹介」に舵が切れたんだと思います。
もし「書店なんだから本の紹介しなきゃ」とか「有隣堂で買えないもの紹介しないで」とか「あのミミズクなんだよ」とかいろいろ言ってきたら、動画はあそこまで魅力的なものにならなかったと思います。

本当はもっと言いたいことがあるはずなのですが、なんか思いつかないのでここで締めます。
『有隣堂しか知らない世界』、これからも応援します!
そして、最寄りの有隣堂さんで、たくさん本を買って読みます!

今夏の目標は、集英社さんのナツイチで、声優さんが朗読している文庫を全制覇することです。今、『真夜中のマリオネット』読んでます。

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