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鉛筆の色の美しさに気づく/おとなの基礎デッサン③「グラデーション」
前回の4B鉛筆による紙コップで感じた色幅の必要性を抱きつつ、次の課題は「グラデーション」となります。
スケッチブックに引かれたマス目に沿って5B~2Hまでの鉛筆を使用、一本につき8マス、その鉛筆で描ける最も黒い色から真っ白一歩手前の色まで「グレー」の諧調をつくっていきます。
重ねる線の本数や筆圧をコントロールしながら、できるだけ均等なインターバルになるよう心掛けます。音楽で例えるならばちゃんとド
「楽しかった冬休みの思い出を描いてみよう」の落とし穴とその在り処/本田先生の部屋
絵画教室 アトリエ5の小学生/中高生/大人クラス担当・本田雄揮先生による連載。vol.3は「テーマの設定とマジョリティ」について。
〔BGM〕
※この連載はBGM付きです。いつもより小さめの音で流しながら読んだり、読んだ後の考えごとのお供にどうぞ。
①或る「楽しかった冬休みの思い出」の絵「楽しかった冬休みの思い出を、自分で考えて描いてみよう。」
昔、こんなことがありました。
私が小学校で図
講師としては「なんか先に来て釣りをしてた近所のおっさん」が理想/本田先生の部屋 vol.1
絵画教室 アトリエ5の小学生/中高生/大人クラス担当・本田雄揮先生による連載。vol.1では「教えること」についてのコラムです。正解がなく、答えも一つじゃない表現の世界で、教えるとは一体どんな営みなのかを考えます。
〔BGM〕
※この連載はBGM付きです。いつもより小さめの音で流しながら読んだり、読んだ後の考えごとのお供にどうぞ。
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講師
はじめまして、絵画教室 アトリエ5です。"5"は、五感の〈5〉。
はじめまして!東横線元住吉駅、ブレーメン通り商店街にある絵画教室 アトリエ5です。主宰の辻が一人目の生徒さんを迎えてから35年が経ち、今では幼児さんから大人、シニアまで、約150名が在籍する教室になりました。
タイトルにもある通り、アトリエ5の"5"は、五感の〈5〉です。
季節と暮らしに根ざした一人ひとりの豊かな感性が自由な表現へと結びつき、その土台となる技術についても、それぞれのペースで探求