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【小さな飲食店の作り方】ドタキャンの温度

前回は【開業日記】で業者さんからの連発して
ドタキャンにあったお話を書きました

全て約束の時間を“忘れていた“でした

飲食店の経験の長い人なら経験もあると思いますが
我々の仕事。万が一お客様の予約の日時を間違えていたら大変なことになります
ホテルの様な大きな施設でしたらリカバリーも効きますが
小さなお店で満席の時にオーバーブッキングなどしたら
大変なことになります。
食事中のお客様に帰れとは言えませんし
何かサービスするのでまた明日来てくださいとも言えません
ひたすら謝るしかないのですが
もしそれを目にしていたら既に食事中のお客様まで気分は台無しです

時間にしてもそうです
例えばファーストドリンクを必要以上に待たせたら
お客様の満足度は最初から一気に下がり
よほどのことをしても回復は難しいです
お料理やお会計も必要以上にお待たせは出来ません
物理的にお待ちいただくことはあります
その雰囲気で多くのお客様は寛容な対応をしてくれます

ただ単に忘れていた場合。これもお客様は敏感に感じとります
その際はいかなるフォローもお詫びも
満足度を回復するものには至らないでしょう

サービスだけはありません
料理人も同じです
お客様のご来店時に合わせて食材の準備や調理の
スケジュールを組んでおかねばなりません。
急な対応などでどうしても時間がかかる場合も速やかにお客様に伝えることや
その際のご提案も準備の一つです

サービスも料理も時間が全てです
数分のエラーでも取り返しのつかないミスにつながります
焼き過ぎた料理や冷めたコーヒの提供など全て時間のエラーです

我々飲食店に勤めるものは
普段のプライベートからも時間やスケジュールに厳しくなければなりません
先輩や上司は経験お少ないスタッフにしっかり教育しなければならないことでもあります

自分も料理長や店長時代には
遅刻(理由の無い遅刻)や無断欠勤には厳しくあたりました。
常に時間と約束には厳しくありたかったからです

そういう自分も昨年歯医者の予約時間を間違えてしまい
大変ご迷惑を掛けてしまいました
50過ぎてボケてきたのか・・・
よくあることですの気にしないでと優しいお言葉をいただきましたが
後日菓子折りもって謝罪に行きました
古いと思われる方もいるかもしれませんが
そこだけはこれからも自分に厳しくと想っております

今でこそこんなに偉そうに語っておりますが
自分も若いころ20歳そこそこの頃までは寝坊で遅刻の常習犯でした
そのほとんどが二日酔い。。。
ですが
ある時を境に心を改めその日から(電車の事故など大きなトラブルを除き)一切遅刻はしなくなりますた
そのとあるきっかけはいずれまたの機会に


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