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【スポーツの勝ち負け以外の価値について】

今年はお正月から非日常の出来事が起こり、自分自身の生活の変わらなさに申し訳ない気持ちになってしまいます。

そんな中だからこそ自分のできることをやろうと思う。年始に今年のやりたいことを考えた。
まず自分の思いを発信すること⇒オープンマインド 意味は違うかもしれないけど、続かないかもしれないけど自分の考えていることをアウトプットすることにする。

バウンドテニスは競技を始めてから20年経ちます。あっという間に過ぎたけど振り返ると長い。
その間にフリーのシングルスとダブルスで優勝することができた。
シングルスは周りの応援のおかげで、ダブルスはペアのおかげだと本当に感謝しています。

私は勝負にはこだわるほうで、すべてのことで負けるのが大嫌い。練習でも負けるのが嫌なのでシングルスの練習試合は避けてきた。
そんな性格だからこそ、勝つために何をするのかを一生懸命考えて努力や工夫を重ねてきたと思う。

そんな性格のマイナス面は、自分を追い込みすぎること。
試合の1か月前から負けることの不安を強く感じて、おなかが痛くなったり身体症状に出る。試合本番では不安により体が硬くなり、こころの余裕がなくなり、いつものプレイができなくなってしまう。今でもそれは克服できず、違和感の中試合に臨んでいる。

プラス面は優勝という目標に向かっていろいろ工夫することでメンタル、技術の向上ができること。
未熟なこころが葛藤することにより成長していくこと。
目標に向かって挑戦している時は、ポジティブ感情や集中力が高まり、小さな達成感を重ね、何のためにこの練習をしているのかなどがはっきりしているので、こころの健康度は上がる。

また、私は勝手に、県のために自分が勝たないと!と、自分のためはもちろん、仲間のためにと思ってやってきた。でもそれも最近は自分だけが頑張る必要はないし、みんな全国で上位を狙える実力を持っていると思っている。

この気持ちを長年バウンド上位にいた方に伝えたら、自分のためだけに勝負にこだわれと言われたが、私はどうもそうは思えない。
メンタルコーチに聞いたところでは、常に勝つ人には、誰かのためにという気持ちが動機付けとなって頑張れる人、自分が勝つためにどうするかが動機付けとなって頑張れる人の2パターンに分けられるそう。

現状、勝ちたいという意欲が無くなってきて、勝負に興味が無くなる=バウンドテニスをやる意味が無くなる状態になっている。メンタルコーチによると、バーンアウトの状態だとのこと。
確かに目標を優勝においていれば、一度達成してしまうと次に何を目標にしていいか分からなくなる。負けたくないという負の感情だけが残って、試合はすべて嫌なものという認知になってしまった。

今年の目標はいかにバウンドテニスを楽しんでするか。どうやったら勝負にこだわらずに楽しめるか。練習も試合も、いろんな人と交流するのが楽しいし、やっぱりみんなで勝つのは楽しい。ダブルスは楽しい。そっちに目を向けたい。

そして、バウンドテニスの勝負に価値を見出せなくなった今、自分の知りえた情報、技術を還元し、誰かの役に立つということで新たに価値を見出そうとしていると最近気づいた。

だいぶ前にシングルスで優勝した時に、この経験を誰かに還元しようと思い、ジュニアの育成をクラブの方の力を借りて始めた。コロナも影響して、その時に入った子供たちはすべて卒業したと同時に、責任を感じていたのがすべてなくなり、寂しい反面ほっとしたと言うのが正直なところ。

その次に、心理学を勉強したことで、サービス病について何か伝えられることがあるかもしれないと思い、実行し始めたのがサービス病講習会で、これは悩んでいる人に少しでも効果があると分かってきたので続けていけたらと思っている。

ポジティブ心理学の考え方の一つに、ウェルビーイング(幸福感が高まる、いきいきと生きること)の状態となるには、「ポジティブ感情」「何かに没頭すること」「良い人間関係が築けること」「それをする意味が分かっていること」「達成感を感じること」の5つの要素を感じられていることが必要だと言われている。
また、出来事や誰かに感謝すること、貢献していることでも幸福度は上がると言われている。

バウンドテニスを通じて上記のことは確かにそうだなと思います。全国にたくさんの仲間がいて本当にありがたいと思うし、勝ち負け以外のスポーツの価値はその仲間やペアの人、いつも練習してくれている人からもらっているんだなと思います。

だからこそいろんな人に、自分の得意分野で、できることはしたいし役に立てればと思っています。

人のこころというか、すべてのことには陰陽あるし、いろんな考え、状態があって当たり前。
こんなことを考えて書いている自分はとても楽観的で、面白い、変なことが大好きで、ものごとを深く考えない部分のほうが強いと思います。すべてのことを重く捉えているわけではなくて、なぜそうなるのかを分析するのは好きでしてしまいます。
みんな自分のいいところも好きじゃないところも丸ごと自分なのでそれでいい。
こういうことを考えるのもスポーツをやっているからこそ。行動することで得られるものがたくさんあります。

ChatGPT先生に訊いたオープンマインドの意味は、

「オープンマインド」とは、自分をさらけ出して他人を受け入れる心のことを指します。自分の考えに固執せず、他人の意見を取り入れようとする柔軟な心を持つことを意味する。 この言葉は英語の"open-minded"からきており、広い心を持つ人に対して使われる言葉である。

まさに今年はこれで行こうと思います。