踊るために知っておきたい <鎖骨があるから多彩に踊れます>
「腕にはどんな骨がありますか?」
こう質問すると 一番出てこないのが”鎖骨”
鏡で見えているのに 背中にある肩甲骨よりマイナー(^^;
でも 鎖骨はとても大事な存在です
もし鎖骨がなかったとしたら・・?
鎖骨がないと困るのです
私たちは手を使えなくなってしまうし
ダンスで腕を自由に使うこともできません
鎖骨がない動物もいます
あなたのお家のワンコも 鎖骨がありません
オリンピックで活躍した馬術の馬たちも
草原を疾走するチーターにも 鎖骨はありません
彼らには無くてもいいから
ていうか 無い方が都合がいいのです
彼らの腕(前脚)はどんな動きができますか?
走るために前後に動くだけですよね
それ以外使わないので 鎖骨は要らないのです
私たち人間の腕はどうでしょうか
前後に振るだけでなく
大きく広げたり 何かを抱えたり
いろんな方向に動かすことができますね
これは鎖骨があるからできるのです
鎖骨が軸(胴体)と腕をつないでいるから
鎖骨が軸とつながる場所は 動きの”支点”です
支点があることで いろいろな方向の動きが可能になります
腕自体の動きが安定するだけでなく
軸とつながることで 支える力も強くなります
人間の鎖骨は 細長くて可動性もあるので
私たちは腕を自由に使って踊れるのです♪
伸びやかに空間に広がる腕も
白鳥のような羽ばたく腕も
男性とつながる腕も
シャープにキレよく止まる腕も
床で自分を支える腕も
鎖骨があるからこそなのです!
肩甲骨よりも 「鎖骨から腕」
これをぜひ覚えておいてくださいね!
もちろん 鎖骨からの腕がより自由になるためには
楽な首と ふわっと高い頭
アレクサンダー・テクニーク使ってね(^^)b
骨で動きを考えて 骨で踊りましょう★
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