マガジンのカバー画像

踊るとき知って役立つ”骨”のこと

23
ダンスやエクササイズ、スポーツなどをされる方向けに、身体と動きの土台となる骨のしくみを書いていきます。 もう一つの『骨で踊るダンス』と併せてどうぞ。
運営しているクリエイター

記事一覧

立っているとき 覚えておきたいこと

立っているとき パラレルでも ターンアウトでも 両足でも片足でも 覚えておきたいこと 内く…

お腹をギュッと硬くしていませんか?

お腹を締めておこう 引き上げておこう 体幹をしっかり強くしなくちゃ そう思って お腹をギ…

踊るために知っておきたい <鎖骨があるから多彩に踊れます>

「腕にはどんな骨がありますか?」 こう質問すると 一番出てこないのが”鎖骨” 鏡で見えて…

胃のあたりを前に押しちゃうのは そこに前カーブがあると思ってるから?

脊椎(背骨っていう人もいますね)は ご存知のとおり S字カーブです じゃあ 身体のどこに前…

肩甲骨は 動けるからいいのです

肩甲骨から腕を動かす 使う 肩甲骨は寄せておく 離しておく 肩甲骨を下げておく ダンスレッ…

アゴが上がってしまう でも引くと二重アゴ・・

アゴが上がってしまう アゴが上がってるよって言われる 疲れているときも アゴが上がります…

脚はまっすぐではありません

まっすぐ伸びた脚 ひざをまっすぐ伸ばす 私たちは脚(Leg)について ”まっすぐ”という概念を強く持っています でも・・・ 脚はまっすぐではありません 正面から見たらこんな感じ 股関節でまず ”くの字” ひざも内側に ”くの字”ですよね 横から見ると 骨自体がしなっています まっすぐではないものと まっすぐなものとして使おうとすると あたりまえですが 無理がきます 動きにくくなるし 痛みが起きます ちょっと試してみてください 骨盤横に触れる”大転子”から足首ま

肩甲骨を下げるってどういうこと?

”肩を下げる”と同じように言われるのが ”肩甲骨を下げておく” でも 私のクラスではよく…

胸がせまく感じるとき 広げるよりも・・鎖骨

春から初夏へ 薄着になってくると目に入るのは 首元にスッと見える鎖骨 きれいなデコルテライ…

ひざのお皿は動きますか?

「ひざはどこですか?」 こう質問するとほとんどの人はここに触れます 膝の曲がり角 だって …

頭・肋骨・骨盤 3つあるから多彩な動き

頭が重いから 肩が凝るとか姿勢が悪くなるというけれど 頭は重くないと困るのです! 頭・肋…

そこじゃないよ! 見た目にだまされる肩の関節

腕は鎖骨から 肩甲骨から 腕は背中から 身体の中心から いろいろ言い方はあるけど 実際の自…

脊椎がつなぐユニットで動くと腰が楽なのです(^^)b

前屈・後屈(反る動き)やパンシェをするとき 腰がイタタタ 股関節が窮屈でつらい バランスが…

腕は背中から

前の記事で 「腕は身体の前側についています」 そう書きました でも今日はあらためて「腕は背中から」です これ ダンスではよく言われるでしょ 腕の付け根は「鎖骨の内側」 そこが軸骨格と腕(上肢)がつながっている関節です 軸とつながっている”唯一の”関節です ではなぜ「腕は背中から」なの? いわゆる”腕の骨”=上腕骨(じょうわんこつ)と 直接つながっているのは鎖骨ではなく 背中側にある肩甲骨なのですよ 肩甲骨と上腕骨は筋肉でもしっかりつながっています