記事一覧
2元1次不定方程式とAtCoder ABC186 E-Throne(後編)
1.はじめに前編で2元1次不定方程式について、中編で拡張ユークリッドの互除法について書きました。後編では、ABC186 E-Throne について書いていきたいと思います。
2.問題概要1<S<N を満たす整数 S , N がある。また 1以上の整数K があり、0以上の整数x があり、S+Kx が N の倍数であるような、最小の整数x を求めよ。ただし、そのような x がない場合は、-1 を答え
AtCoder Begginer Contest 194 D Journey の特に期待値に関して
1.はじめにAtCoder Begginer Contest 194 D Journey について書きたいと思います。問題概要は、1からNまで、同様に確からしく 1/N で出るとき、2~N までのすべてが出るまでの回数の期待値を求めよというものです。数Ⅲの無限等比級数を使った計算が途中で出てきます。
2.例 サイコロで1の目が出るまでのサイコロを振る回数の期待値 サイコロで1の目が出るまでのサイ
2元1次不定方程式とAtCoder ABC186 E-Throne(中編)
1.はじめに前編では、2元1次不定方程式の解法について述べました。中編では、ユークリッドの互除法と、拡張ユークリッドの互除法の実装について書いていきます。
2.ユークリッドの互除法の実装a と b の最大公約数を、gcd(a,b) と書くようにします。a を b で割った商を q ,あまりを r とすると、a=bq+r と書けます。このとき、gcd(a,b)=gcd(b,r) が成り立つという性
2元1次不定方程式とAtCoder ABC186 E-Throne(前編)
1.はじめに高校の数学Aで習う、2元1次不定方程式とABC186 E-Throne について書いていきます。前編では2元1次不定方程式の解法について、記していきます。
2.5x+3y=1 のような、xとyの係数が互いに素である場合x=2 , y=-3 のような解を見つけ、5x+3y=1 から x=2 , y=-3 を代入した、 5・2+3・(-3)=1 を引くと、5(x-2)=-3(y+3)
プラバンを敷いてみた
開発者向けマット(仮)にプラバンを敷いてみました。100円ショップで買った、0.3mm厚の透明のプラバンです。サンプルプログラムを動かしてみましたが、問題なく Core Cube は動きました。
プラバンの上に、さらにプラバンの入っていた透明の袋を敷いてみました。今度は Core Cube は動きませんでした。
とりあえず、プラバン1枚は敷けそうなので、使えそうです。
toioで、おにごっこゲーム
第2回「toio」でプログラミングをはじめようキャンペーンに応募し、頂いた開発者向けマット(仮)のサンプル(非売品)を用いて作ったおにごっこゲームの動画です。
toio公式noteの「起動方法とトラブルシューティング」に書かれている通りに、cubeとパソコンを接続し、エディタにサンプルプログラムを入力し、スペースキーを押してみました。・・・しかし、うんともすんとも動かない。もがくこと2時間ほど、 もっとみる