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【給与明細】航空管制官のお給料公開します(フル編)

はじめに

今回も記事を書こうと思った経緯からお話いたします。

結論から申しますと、前回執筆いたしました記事に嬉しいコメントをいただいたのがきっかけです。

上記の通り、記事を読むことによって助かる方がいらっしゃるなら私としても嬉しいので本記事を執筆するに至りました。

過去の私も、保安大に受かったはいいけど

「管制官になったら具体的にいくらもらえるんだろう?」

というのが気になっていたため、過去の私みたいに気になっている方に向けて書こうと思います。

また、管制官採用試験を受験される前の方も、公開する給与明細を見て管制官を目指すかどうかを決める判断材料にしてもらえればと思います。

具体的なメインのコンテンツとしては

・給与明細 x 11ヶ月分
・ボーナス明細 x 2ヶ月分

です。

※12月の給与明細のみ紛失のため、銀行の通帳履歴の画像で代用しております。

※今回は私が過去に実際に頂いていた給与明細を公開しますが、個人情報の観点からも、どこかに転載したり第三者に公開しないようにだけお願いいたします。(あくまで個人で閲覧する用でお願いします。)

補足ですが、公開する給与明細は全てフル時代のものです。

フルとは「フルレーティッド」のことです。

簡単にいうと訓練生を卒業して管制官として1人前になった状態のことを言います。

訓練生とフルレーティッドは夜勤などの兼ね合いもあり、お給料が多少変わってきます。

訓練生のお給料については以下の記事を参照ください。


「フルレーティッド」になると全ての判断を自分でこなさなければならなくなるのでその責任も込みで1人前というわけです。

その責任に対応するだけのお給料かどうかを給与明細を見ていただいて、皆さん自身が判断してみてください。

そしてサブコンテンツとして、「管制官の生態」というものを入れております。

・拘束される時間
・3交代制のメリット4選
・官署にたまにいるバケモノ

これは公ではあまり大ぴらに言えないことをまとめました。

特に「官署にたまにいるバケモノ」に関しては皆さんが管制官として働き始めたら遭遇するヤバい人についてまとめてみました。

私はそういうヤバい人たちに潰される訓練生を幾度かみてきました。

現場に赴任した後、こういった人たちからどうやって自分の身を守るのかということをお伝えできればと思います。

そして本記事の最後に

「20代で1000万円の資産形成は可能」

というテーマについて書きました。

これは私自身が航空管制官として20代の期間に勤務した結果、1000万円の資産形成なら達成できたという経験談です。

「管制官になるとお金関係や生活はなんとなくこんな感じになるよ」という具体的なイメージを私個人の経験からお伝えできればと思います。

ここも皆さんの将来の資産形成においては有益だと思いますので楽しんでいただけたらと思います。

それでは本編いきましょう。


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