見出し画像

デリシャス♡パーティープリキュア感謝祭18日夜公演レポ ※ネタバレあり

目次

♡アニメ本編と感謝祭への想い
♡キャラクターショー感想
♡声優さんへの想い
♡デパプリ1年間を通して
おまけ ハイタッチのおはなし。



アニメ本編と感謝祭への想い


デリシャス♡パーティープリキュア(通称デパプリ)は「ごはん」がモチーフの作品ということもあり、毎週食に興味がそそられるような多くの物語を見ることができました。食べることが大好きな登場人物はもちろん、必ずしもそのような人物ばかりでなく、「いつも1人で食事をしているキャラクター」「料理が苦手なキャラクター」「食べることにトラウマを持ったキャラクター」などが登場し、彼らが食と向き合い成長していく姿は多くの人を救ったと思います。
「食べることは生きること。」あたりまえの大切さを噛み締めることのできるデパプリに出会えてよかったです。

デパプリが終わってから3週間後に待ち構える感謝祭…今か今かと楽しみにしていました。感謝祭が終わったら本当にデパプリは終わってしまう…という寂しさはありつつも、
このお祭りのために生きてると言っても過言ではないくらい楽しみにしていました。

キャラクターショー感想

「復活のジェントルー!!フォーエヴァー♡パーティー・ゴー!」
事前にTwitterでショータイトルを見たときに衝撃が走りました。
光堕ちした(キュアフィナーレになった)はずのジェントルーが復活?
フィナーレはどうなるの??
という疑問と同時に「ジェントルーがまた見れるんだ…」となんだか不思議な気持ちでいっぱいでした。
デパプリ1年を通して、ジェントルーの人気の高さをひしひしと感じていたのでファン必見のショーになる予感しかしませんでした。

ショーがはじまってからも驚きの連続でした…本当に脚本家さん天才です…大拍手です…

まさかジェントルーとフィナーレが同時に見れる世界線になってしまうなんて…

敵幹部のアジトに残っていた「ジェントルー」のデータを元にクローン人間が出来上がるとは予測できませんでした…。

しかも、今回のショーはデパプリ本編後の
物語です。
敵幹部が改心した世界線でプリキュアがどう戦うのか最後まで目が離せませんでした。

このショーの魅力のひとつは
ファンにうれしい「サービス」がてんこ盛りなところだと思います。
どのキャラクターにも平等にスポットライトがあたっていてヲタクは間違いなく「推しがかがやいてる……好き……」という気持ちが爆発します
私の推し()キュアヤムヤムがキュアスパイシーと「合わせ味噌」(本編9話より)で共闘していたり、
キュアフィナーレとローズマリーの共闘も本編33話のエピソードを交えていました。
(下記👻参照)

改心した敵幹部が見れるのもレアで
過去の記憶のまま、自分の使命を全うしようとするジェントルーが暴走しないかあたふたしてたのがとにかく可愛かったです。
「ブンドルブンドルー」と本編で言い続けた敵が、「ガンバルガンバルー」の掛け声を生み出すのがツボでした。笑
会場みんなで掛け声に合わせて手振りをして
盛り上がれたのも楽しかったです。

そんなサービスの中でもアニメ本編で多く描かれていた「※たくゆい」エピソードが登場したのが印象的でした。

ショー途中にはさまれた朗読劇で
ゆいちゃんの理想のデートをきいたり、
それを受けてたくみくんと同い年のあまねちゃんが「後で伝えたいことがある」と言う小ネタには胸が弾みました。

「たくゆい」について深く掘るのはプレミアム公演(大人をターゲットにした夜公演)限定だとキャラクターショー台本(グッズ付きチケットのグッズ)には書かれていたのですが、
ファミリー公演(子供をターゲットにした昼公演)では、みんなでお料理をする演目で手拍子をしたり…などもあったそうで
各公演によって楽しみ方が違うのが素敵だなぁと思いました。

※和実ゆいちゃん¦キュアプレシャスと品田拓海¦ブラックペッパーのCPです。拓海くんはゆいちゃんのことが好きです

そんな魅力たっぷりのキャラクターショーで私が感じたテーマは「個性」 でした。

和実ゆいちゃん¦キュアプレシャスの
「お肉にはお肉の、大豆ミートには大豆ミートの良さがある!」という言葉。

自らがクローンである事実を知ってしまい、ショックを受けるジェントルーに
「大豆ミートはお肉の変わりって言われてるけど、大豆ミートだからこそ生まれる美味しさだってあると思う。」と伝える姿にハッとさせられました。

「あなたの想うことはあなただけのもの」だというメッセージを食べ物を通じて伝えるところがゆいちゃんらしく、デパプリらしいなと。

💜ジェントルー、キュアフィナーレを演じた茅野さんが感謝祭最後のコメントで
「(アニメ本編で敵とした退場したまま)ジェントルーはあのまま終わっちゃうのかなと思っていたけれど、ちゃんとみんなと暮らせるようになってよかった」と語ってるのをきいて大きく頷いてしまいました…。

ジェントルーの存在を受け入れて「生きていく場所」を与えてくれるデパプリメンバーがあまりに尊いです…

本編で毎週おいしい食べ物が登場し、
物語がすすんでいったデパプリ。
ショーで「大豆ミート」を扱い、新たな食の楽しみ方を提示すると共に大きなテーマに心動かされました。

声優さんのサイン入り台本(グッズ付きチケットのグッズ)


声優さんへの想い

感謝祭は声優さんがキラキラ輝けるステージだと感じました。
生歌や生芝居。素晴らしかったです…
私は普段からお芝居を勉強している身なので、台本の持ち方、声の飛ばし方、表情など研究していたのですが、表現力にゾワッと体毛が逆毛立ちました。
生の表現ってだけにも天地がひっくり返るくらいの贅沢をしているのに、大好きなプリキュアでそれを浴びているのだから尚更です…

こんなにも鳥肌が経った理由をずっと考えていたのですが、それは「トーク」にあるのかなと思います。
収録現場のおはなしだったり、プライベートのおはなしだったり。
特にトラブルでキュアヤムヤム変身回の放送が遅れてしまったときに、キュアプレシャス役の菱川さんが井口さん(キュアヤムヤム)にデパプリ声優陣でサプライズ色紙を送ろうと提案したエピソードがとても好きで…。

ホカホカハート増し増しの空気感って
お客さんにも伝わるんだなと実感しました。

そんなデパプリ声優陣に、1年間を通してとても勇気づけられたことがありました。

それは「プリキュア(声優)になったこと」です。
今までの声優さんと同じことではありますが、デパプリ声優さんのエピソードは特に強く心に残りました。

菱川さんは実際に幼い頃、プリキュアを見て育ち、学生のうちにプリキュアになった方。
井口さんはふたりはプリキュア放送当時からプリキュアになることを夢みてオーディションを受け続けるも連敗してしまい、諦めかけていた頃にプリキュアになった方です。

3年前、プリキュアが大好きでプリキュアになりたい夢を叶えた成瀬さん(キュアスター)に続いて
将来プリキュア(声優)になる夢を持つ私に
更に大きな夢を与えてくれたエピソードになりました。


感謝祭を締めくくる言葉ひとつひとつは、ずっと心に残り続けると思います。
泣いてしまう清水さん(キュアスパイシー)に「ここねと結婚するのはパムパムパムッ」と伝える日岡さん(パムパム)。
もらい泣きしながらショーについて話す茅野さん(キュアフィナーレ)。※‪上記💜参照 ※
泣きながら「1年間応援してくれたひとりひとりをハグがしたいくらい感謝してる」と伝える菱川さん。
「チェキ、チェキ、チェキ」とシスプリ(四葉)ネタで笑いをとる井口さん。

キャラクターそのまんまのコメントでした…
1年間通して感じてきたことではありますが、デパプリ声優さんが「デパプリ」だからこそ言葉が生きているんだなぁと。
プリキュアでいてくれて、ありがとうございました。


デパプリ1年間通して

1年間アニメ本編はもちろんですが、個人的に今までのシリーズ以上に様々な現場に行った想い出深い作品になりました。
デパプリは「食」のありがたみだけでなく、「大人と子供」について深く描かれたシリーズに思います。
これまでの18作品でプリキュアに「大人」がガッツリ関わることはあまりなかったと思うのですが、デパプリはローズマリー¦マリちゃんという「大人」がプリキュアと共に行動し、時に一緒に戦い、見守ってくれていました。
4年前のオールスターズ映画でキュアブラックが言っていた言葉をずっと覚えています。「プリキュアだってふつうの女の子なんだよ」
それまでキラキラした憧れの眼差しでプリキュアを見ていた私はとても驚きましたが、今なら相槌を打てる気がします。
デパプリのテーマってきっとこういうことだったのではないかなと。
プリキュアだって「たった中学生の女の子」なのに日常的に戦っていると考えたら恐怖でしかありません。それでも敵に立ち向かっている。そして、迷ったり間違えたりしたときには「すぐそばに大人がいる。」 だから相談する勇気、寄り添う勇気を教えてくれる作品に思いました。
👻マリちゃんに助けられたあまねさん¦フィナーレが誰にでもある自分の黒い部分を抱きしめて、自分の正義を全うできるようになったり、
ここねちゃん¦スパイシーが自分の殻を破ってはじめて両親に素直な気持ちを伝えたり、
ゆいちゃん¦プレシャスが亡くなったおばあちゃんからの言葉を受けて成長したり、
秋映画では大人に利用された男の子、ケットシーがなりたい大人になる物語が描かれていました。
そのように様々な「大人、子供関係」について訴えてくれたデパプリがこれからも大好きです。

ここからは自己満で推しについて綴ります 笑

デパプリはらんらん¦ヤムヤム の独特な感性をたくさん愛した作品でもありました。

本編でたまごサンドに話しかけて
「金塊のようにかがやいているよ〜」と言ったり、ポテトサラダの海で泳ぐ夢を見たりな
キュートさマシマシな彼女ですが、
実は誰よりも繊細で自分が「変なのかな?」と悩むこともある子でした。

自分が他とズレてると感じたとき、
自分を捨てなきゃいけないと思う窮屈な気持ちは私も感じたことがあったから
らんらんが悩みながらも「変こそが個性」だと思えるようになったり、
同じように悩むコメコメ(ゆいちゃんのエナジー妖精)を助けたりできたこと。
それは普通のことじゃないんだよ。
「らんらんは強い子だよ」って抱きしめたいです。

らんらんに出会えてよかった。
これからもらんらんワールド全開で
好きなものを好きなだけ愛してほしいです。


デリシャス♡パーティープリキュアに関わった全ての方へ
素敵な作品をありがとうございました。





おまけ  ハイタッチのおはなし。

ハイタッチ対象のグッズを購入したらプリキュアに触れられるという素晴らしいイベントです…

目の前に立つ姿は完全にキャラクターでした…完璧でした(あたりまえ)スタンディングオベーションです……(は)

ヤムヤムのグッズ大量に持って
髪型もまねっこして、ヤムヤムのヘアゴムをしてたら
ヤムヤムにファンサもらえました…幸せ…
ぬいぐるみを指さして「はにゃっ」てポーズしてくれて、♡してくれた…かわいい……大好き……幸せな想い出になりました。

この記事が参加している募集

アニメ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?