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思春更年期②

わたしについて。
更年期からずいぶんさかのぼります、
幼少期。
妹がひとり。
長女としてうまれます。
両親によると、一生手を引いて歩かなければいけないかも…
と話したほど、今でいう発達に問題があったようです。
……とはいえ時代も時代で、枠からはみ出れば詰め込まれ、みんなと一緒に足並み揃えてが難しい幼少期でした。

普通に。みんなと。上手に。
早く。ていねいに。急いで。
考えて。決めて。
毎日矢継ぎ早にこのフレーズを浴びてとまどったものです。

両親は、わたしに
責任感がなくだらしがなくていい加減。
お姉ちゃんのくせに、なにもできない。
と教えてくれたので
自分をほめることを知りません。

さぁ。
今の娘と同じ思春期となります。
できること…がないわたしは、あっとゆうまに落ちこぼれます。
両親は気が気ではありません。
今まで以上に、気合と根性を教えてくれます。
やがて、両親がわたしのことで大喧嘩します。
少しホッとします。
いつのまにか自分で考えることを放棄し、「高校にいけばいいんでしょ…」
「次はどうすれば満足?」
なんていって怒らせたものです。

なんとか高校は卒業させてもらいましたが、家によりつかず両親は
「子育て失敗した」といいました。

なんの目標ももたず転職をくり返し、バツ2を経て現在に至ります。
後悔したことはたくさんありますが、楽しいこともそれ以上にありました。

おかげさまで1男1女にめぐまれ、わたしはたくさんのことを学んでいます。
この子達のおかげで、両親と素直に話せることができたと思います。

母はいまだに
「子育て失敗した」
と、いいます。
だからわたしは
「まだ子育て終わってないからね。お母さんの生き方を見て、わたしが学ばなければならないことたくさんあるよ。」
と、いいます。

わたしの子育てが失敗か成功かわかりませんが
我が子が大好きだし、安心して相談できる大人でいたいと思ってます。

娘が思春期真っ最中。
常に喧嘩ごしで命令口調で、
わたしのことはキモくてウザいらしいですが
自分のことは自分でするし、
挨拶はふてくされていても必ずします。

わたしも更年期真っ最中。
常に不安定で涙もろくて、
娘のことはめんどくさいし関わりたくない時もありますが
母親なりの今精一杯できることを、
なるべく笑顔でやってる最中です。

受験ですしね。
ホルモンvsホルモンの争いは、時間の無駄ですもんね。

こんなふうに、自分の意志を持って生活できるのは子ども達のおかげ!
毎日働いて社会生活ができる、丈夫な体に産んで育ててくれた両親のおかげ!!
ありがたい🙏

これがいまのわたし。

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