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エレコム製トラックボールマウス「DEFT Pro」のホイールずれ問題の改良
DEFT Proの良いところと気になるところ
先日購入したエレコム製トラックボールマウス「DEFT Pro」ですが、とても使いやすいです。44mmという大き目のボール。何よりドングル接続、Bluetooth接続の切り替えができる(有線も)!自宅PCと在宅での会社PCでの切り替えもらくらくです。
ただし!多くの方がレビューなどで問題視している通り、ホイールの感度が微妙…。1刻み分ホイールを回したとき、2刻み分認識されたり認識されなかったり挙動が不安定になりがち。今回はこれの改良をしていきます!
3Dモデル設計して印刷
定規でオリジナルのホイールを測りおおよそ再現します。一番の違いは隙間の数。「1刻み分ホイールを回したとき、2刻み分認識されたり認識されなかったり挙動が不安定」=少し間隔が広いのでは?オリジナルは隙間が18本なのに対して、改良版では20本にしています。
DEFT Proはマウスホイールのソフト上の認識間隔と物理的なホイールの間隔が微妙にずれていて、1刻みホイールを回したとき、2刻み分認識されたり認識されなかったり挙動が不安定になりがち。
— あたるの⌨キーボード&技術アカ (@ataruno_key) August 20, 2022
そこで!マウスホイールを自作する!!!まずは3Dモデルをサクッと設計。#トラックボールマウス #ガジェット pic.twitter.com/HjGlYrNe2b
さっそく印刷します。
3Dプリンターで設計したマウスホイールを印刷!1つでいいけど念の為4つ印刷。見事に成功。#3Dプリンタ pic.twitter.com/mnbSY3vpOg
— あたるの⌨キーボード&技術アカ (@ataruno_key) August 20, 2022
ざっとサイズを測ってやったので、すこーし回転軸の経が細く…3Dモデルから微修正。もう一回印刷し直したらピッタリ(3,4枚目)。内側のボコボコもちゃんと針金が引っかかってホイールの回転が刻まれる!マウス本体に取り付けてもガタつきなし! pic.twitter.com/JiMFZPTHo5
— あたるの⌨キーボード&技術アカ (@ataruno_key) August 20, 2022
微調整が必要だったけれど、サクッとできました。
完成!
自作マウスホイールでDEFT Proのホイール微妙にずれる問題を解決できました。ホイールの間隔はオリジナルが18本のところを20本にしたらどんぴしゃでした!とても快適で大満足!!!#エレコム #トラックボール pic.twitter.com/3q0Hi5b3Uq
— あたるの⌨キーボード&技術アカ (@ataruno_key) August 20, 2022
使ってみてるけど、やっぱり1刻みしても動かないときがごくまれに起こるな。でもオリジナルよりは全然頻度が少ない。解消というより大幅改善かな。また別の理由だと思うけど電波強度モードをHiからLoに変えると、ホイールの初期動作がもっさりする(初めの1刻みをとらえないときあり)。
— あたるの⌨キーボード&技術アカ (@ataruno_key) August 20, 2022
おおよそいい感じです!!!
もしかしたら隙間の数が19本がいいのか、はたまた21本がいいのか。また個体差もあるのかもしれませんがかなり改善しました。
完成モデル(.stl)はGithubで公開しました。
ご自身でのご利用の範囲内でどうぞ。
また、2個あまりがあるのでもし欲しい人いたら送ります。TwitterでDMください。
いやぁ満足、満足!
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