そんなにプンプンしないの
はろはろ~調子はどうでっか
一番好きな駄菓子は「いかみりん」です、ちゃんです。
昔から甘辛い味に惚れてるんです。なんとも官能的な味で、止まらなくなる。この味の良さは、世界でも共通なのかな。韓国料理の味付けは甘辛が多くて、たまんないですね。
よし、今日の絵はこちら。
テーマは「あんたの女じゃねーよ!ぷっぷくぷー!」である。
この絵は、かっけーDJのあっこごりらさんのZINE作成にあたって、寄稿したものである。破廉恥で刺激強めかしら。
こんな絵を描きながら思う、私は「怒り」の感情が苦手である。
他人が怒られている、機嫌が悪い人が近くにいる、社会に対して怒りをぶつけている、愚痴や不満をネットで垂れ流す。
これらが、ものすごく嫌いである。心がしんどくなる。
誰かと競ったり、言い争ったり、本音をぶつけ合うなど、もってのほかである。足並そろえて、仲良くしたい。
この考えは、交友関係の悩みに繋がっている。
とことん平和主義の私は、めちゃくちゃなめられやすい。
仲良くなった友達が、どんどんわがままになっていくのがあるあるだ。断ることや、反論することをしないので、無茶苦茶なことをされる。そして、そんな友達を嫌いになり、ひっそり離れていく。この繰り返しだ。
私の理想は、「親しき中にも礼儀あり」の関係である。
互いを思いやり、一定の配慮をしながら、ゆるりと付き合うこと。これが案外難しい。
正直に言わないことが優しさではないという人がいる。でも、馬鹿正直者は多くの人を傷つけるように感じてならない。あえて、刃物を向ける必要はないだろう。
もちろん、自分が嫌われたくないという気持ちが裏側にあることはわかっている。しかし、関係を崩すリスクを背負う程重要な案件出ない限り、妥協点で生きていきたい。
実は、そんな私は正直者が大好きだ。
なぜなら頭が良すぎる人は、裏で何を考えてるのかがいちいち気になって、とても疲れる。そして、同じ人種だという恐怖を感じる。
そういう人は、目の奥が真っ黒に見える。昔から感じる。教師や人の上に立つような職の人に多い。
その人達とは、なるべく関わりたくない。
それに比べて、笑顔で無意識に言葉の刃物を振り回す人は、付き合いが楽である。どんなに刃物を突き刺されても、悪意が存在しない。気持ちよくこちらも受け止めることができる。
そして、そんな人といると、自分も少しだけ正直者になれる気がする。まさしく、素と素のぶつかり合いだ。なかなかうまくいくことはないが、頑張る価値がある。
しかし、私も一時期「怒り」を持つ属性の人間に憧れたことがある。まさしく自分なりの正義を持った人たちだ。
社会や人に対してすぐに怒りをもつ人は、非常に堂々としており、しっかりとした意思がある。そして、何事にも強い関心を向けることができる人だ。
それに比べて、私は意思がないのだと思った。結局自分のことで精いっぱいで、他人や社会に関心を向けることができない。
でも、怒りを持とうとする度に、自分の意見は正しいのかという議論が繰り返される。いつまでたっても結論は出ず、私の脳みそ会議は終わらないのだ。
誰かに批判されることを恐れている時点で、怒ることは難しい。
怒りを持つ人は自信家か、まったくの逆だろう。
きっと私はこれからも「喜哀楽」で生きていくのだろう。
う~ん、あえて付け足すとしたらなんだろう。
「喜和哀楽」とかが理想だけど、実際は「喜怠哀楽」とかかもね。
あ~、みんなほのぼの仲良く生きていきたいなぁ。変なプライドとか競争はやめて、一緒に寝っ転がってぼんやりと雲を眺めていたい。
そう思うなら、まずは人一倍警戒心が強いことをやめないきゃ。
敵じゃなくて仲間だと思うことが大切らしいね。
いつか防弾チョッキを脱ぐ日がくることを願って、訓練していきます。
おわり
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