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[Stonehearth:ACE]ハースリング

ハースリングとは、Stonehearth世界におけるヒトのような生物の種の名前。原語ではhearthlingで、無理やり訳すと「暖炉の民」とかになる。
詳細は省くが、その名が示すように、暖炉の火を定期的に浴びないと存続できない種族である。Stonehearthでは、実際に暖炉を中心として村を作り、ゲームを進めていく。
ここではハースリング一人一人の個性を決定するステータスについて書く。

基本

この記事で解説するハースリングの情報は、すべてキャラクターシートから見ることができる。シートの確認方法は大きく2通り。キャラクターのユニットフレーム(キャラをクリックすると画面左下に表示されるウィンドウ)の本アイコンをクリックする方法(画像赤枠)と、住民リストからキャラクターを選んで、キャラクターシートボタンを押す方法(画像黄枠)。

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属性

▲キャラクターシート右上に表示される属性値

ハースリングの能力を決定する上で最も重要なのが思考肉体精神、の3つの属性値である。平たく言うと、この値が高いハースリングが優れたハースリングだ。
各属性は通常16の値を取る。値は入植してきた時点でランダムに決定され、後から増減することはできない(バフデバフによって一時的に増減することはある)。唯一、一部のtier3モニュメントの効果によって特定の属性が強化される。

特性

▲キャラクターシートの特性タブ

実際のハースリングの能力を示す値。属性値は直接ハースリングの能力に関わるわけではなく、各特性値を決める要素になる。実際、同じ属性値を持つハースリングでも、特性値はそれぞれ微妙に異なる。ただしその誤差も属性値の差をひっくり返すほどではなく、例えば肉体が1のハースリングと2のハースリングで、肉体1のほうの筋力が肉体2のほうを上回ることはまずない。

思考が影響する特性

  • 勤勉さ…これが高いハースリングは、疲れにくく稼働時間が長い。また、一部の作業速度が速くなる。

  • 好奇心…高いほど得られる経験値が多くなる。

肉体が影響する特性

  • 筋力…ハースリングの攻撃力。

  • スピード…ハースリングの移動速度。

  • スタミナ…高いほどHPが多い。

精神が影響する特性

  • 勇気…ハースリングは戦闘などでHPが(大きく)減ると逃走を始める。勇気が高いとこの確率が低くなる。

  • 意志力…高いほどHPの自然回復が速い。

  • インスピレーション…高いほど高品質の製作物を作る確率が上がる。

  • 思いやり…高いほど他者を回復する効果が大きい。

結論として…
思考が高ければ労働者
肉体が高ければ戦闘職
精神が高ければ生産職僧侶
に向く。

といっても、これに当てはまらない職に就けたとしても、少し効率が悪くなる程度で大勢に影響するようなことは起こらない。肉体の低いハースリングを戦闘職にしない以外はあまり気にしなくても大丈夫。

最終的な特性値は、属性によって決まる基本値から、そのとき受けている様々なバフデバフにより加算乗算されて決定される。

▲特性は、元の値から上がっていれば緑、下がっていれば赤で表示される。
詳細な算出式は特性値にポイントすると表示される。

特徴

▲キャラクターシートの「特徴」欄に表示される他、特性タブの下に詳細な記述が付く。

多いんだな、これが。正直よく分からんものも多い
身体的な特徴から性格的なものまであり、ハースリングの行動や嗜好に関わる重要なファクター。属性と同じく入植時に決定され、後から増減することはない(動物の仲間を除く)。
あるといい性格、逆に厄介な性格はあるにはあるが、一部以外は気にするほどでもない。

飲食に関わる特徴

  • お肉愛好家…肉や、肉を使った料理があるとそれを優先的に食べる。そして、食べるとやる気が上がる。それ以外のものを食べても、特にデメリットはない。

  • 野菜愛好家…上記の野菜が好きなバリエーション。

  • キノコ愛好家…上記のキノコが好きなバリエーション。

  • 魚愛好家…上記の魚が好きなバリエーション。

  • サラダ愛好家…上記の葉物野菜が好きなバリエーション。サラダ料理には限らない。

  • 乳製品愛好家…上記の乳製品が好きなバリエーション。ミルクそのものも対象に含む。

  • お茶愛好家…上記のお茶が好きなバリエーション。茶葉から作ったものでなくても、ハーブ茶でもいい。

  • アルコール愛好家…上記のお酒が好きなバリエーション。必然的に酔いやすいため、デメリットにもなり得る。

  • ジュース愛好家…上記のジュースが好きなバリエーション。

  • コーヒー愛好家…上記のコーヒーが好きなバリエーション。

  • お魚過敏症…過敏症=愛好家の逆で、魚が大嫌い。本当に食べてしまうと腹を下すぐらいに。そのため、本当に仕方ない状況にでもならないと魚を食べない。

  • ナッツ過敏症…上記のナッツ類が嫌いなバリエーション。

  • 乳製品過敏症…上記の乳製品が嫌いなバリエーション。こちらもミルクそのものも対象に含む。

  • サラダ嫌い…上記の葉物野菜が嫌いなバリエーション。表記揺れなだけで「過敏症」と同じ。

  • アルコール過敏症…上記のお酒が嫌いなバリエーション。食べ物と違い、飲み物はなくても命に関わるわけではないため、絶対に飲まない。

  • 肉食系…肉は好きだが野菜は嫌いな性格。野菜を食べるとやる気が下がるデメリットを持つ。ただし下がるのはやる気だけで、過敏症ほど強烈なデメリットはない。

  • 草食系…上記の、野菜が好きで肉が嫌いなバリエーション。

  • グルメ…手の込んだ料理を食べるとやる気が上がるが、生食材を食べているとやる気が余計に下がる性格。料理人がいない間は面倒。

  • ヤギ…グルメの逆で生食材を食べてもやる気が低下しない性格。

  • 大食漢…食べる量が多い。代わりにHP最大値にボーナスがある。食料が少ない内は厄介者だが、充実してくると肉体次第では優秀なタンクになれる。

天気に関わる特徴

  • 太陽愛好家…太陽が出ている天気が好きな性格。該当する天気の日にやる気が上がる。大気停滞など極端な天気でもやる気は下がらないが、熱中症などのデバフは普通に食らう。

  • 冷気愛好家…上記の寒い天気が好きなバリエーション。

  • 雨好き…上記の雨が好きなバリエーション。雪は対象外。

  • ストームチェイサー…上記の悪天候が好きなバリエーション。どこのクラスにも一人はいるやつ。

活動に関わる特徴

  • ○○になりたい!…○○には職業名が入る。その職業に就けると永続的にやる気が上がる性格。他の職に就けても不満を言うわけではない。

  • 勇敢…町を守ることを誇りに感じる性格で、敵を見てもやる気が下がらずむしろ戦闘勝利後にやる気が上がる。戦闘職には最適。非戦闘員でも、警戒モードなどで戦闘に参加させると同様にやる気が上がる。

  • 短気…敵を見ても退かぬ、媚びぬ、顧みぬ!非戦闘員でも敵を見掛けると応戦してしまうため比較的厄介な性格。

  • 園芸の才…植物をいじるとやる気が上がる。木の伐採は対象外。農家や薬草医になるとバフ受けっぱなし。

  • 職人気質…製造職に就けて何かしらクラフトするとやる気が上がる性格。しばらく何もクラフトしないとやる気が下がる。できれば継続的に何かを作り続けるような職に就けたい。

  • 眠りが浅い…原語だと「ショートスリーパー」。睡眠時間が短い。ということは稼働時間が長くなっているはず…

  • 眠たがり屋…上記の逆で睡眠時間が長い。

  • 宵っ張り…夜行性。夜起きて昼眠る。昼間起きていても別に不満を言うわけではない。

  • 力持ち…少し足が遅い代わりに物を抱えているときの移動速度が速い。運搬力も少し上がるらしい。運搬専門員にするといいかも。

  • 軽量級…足が速い代わりに物を抱えたときの速度ペナルティが強い。運搬しない戦闘職向き。

  • 宗教家…ウサギの像があると拝みたくなる。行ける場所に像があるとそっちに行ってしまうため、危険な場所にあるようなら破壊してしまってもいい。

社交に関わる特徴

  • 一匹狼…独りでいるのが好きな性格で、他人と話すとやる気が下がりやすい。誰にも話し掛けられずにすむ環境を作るのは難しいが、元々社交によるバフデバフは水物なので細かく気にする必要もないと思う。どうしても気になるなら、羊飼いに転職すると多少リスクが軽減される。

  • 社交的…上記の逆で、群れるのが好きな性格。誰とも話していないとやる気が下がるので、羊飼いに転職するのは得策ではない。

  • 冗談好き…よく誰かに話し掛け、冗談を言う。ウケた場合は自分と相手のやる気が上がるが、ウケないとヘコむ。

  • 教授…話し掛けた相手の経験値を微増できる。仕事のない空き時間に経験値を作ってくれる分にはありがたいが、逆に仕事の最中に手を止められると割に合わない。

  • 共感…他のハースリングのやる気によって自分も影響を受ける性格。

  • 臆病…逆に他人の影響を受けにくい性格で、例えば他人が死んでもほとんど落ち込まない。他にはペットとの交流もあまり好きではない。

  • カリスマ性…部屋に入ると他人が振り向いてくれるらしいが、そこに何の意味があるのやら。

やる気に関わる特徴

  • ストイック…満足するまでのやる気閾値が高く、また不満に思うまでのやる気閾値が低い。要するに少しぐらいのプラスやマイナスは気にならないということ。マイナス性格と同時に持っていると少し気が楽になる。

  • 躁鬱…やる気の増減幅が通常の2倍になる。少しのプラスでも満足し、また少しのマイナスでも不満に思うということ。やる気を全体的にプラスにする環境が整えば、最終的にはストイックよりも有利になる。

  • 楽観的…常にやる気が上向き傾向になる性格。日常のあらゆることでやる気が上がりやすい。分かりやすいのは天気で、晴れていれば当然気分が良いし、雨が降っても風情を感じて楽しめる。ただし例えば生食材のデバフなどは回避できないなどさすがに限度はある。

  • 悲観的…上記の逆で常にやる気が下向き傾向になる性格。天気の例だと、晴れていると日射しがきつすぎて気分が乗らず、さりとて曇ればどんよりムード。

名声に関わる特徴

  • 天狗…称号を獲得したときの名声増加が他人より多くなる。

  • 寡黙…上の逆で名声が少なくなる。騎士に付いてると謙虚なナイト

その他

  • 動物の仲間…ペットと一緒に入植してくる。ペットはハースリングと同様に食事を必要とし、しかも種によっては食性が偏っているため時々ハースリング以上に気を遣う必要がある。ペットを死亡させると長い間強烈にやる気が下がる。何らかの理由でペットを失うと、この特徴も失われる

  • 堂々たるヒゲ…ヒゲのグラフィックが専用のものに変更される。男性のみ。

  • ご意見番…これはマジで何か分からない

やる気について

▲キャラクターシートのやる気タブ

やる気とは、ハースリングの気分がどれくらい良いか、あるいは悪いかを示す指標となる。他のゲームだと心情とかムードとか言うこともある。
やる気の基本値は45、そこから様々な要素によって増減して最終的なやる気の値が決定される。やる気の影響は次の通り。

  1. 歓喜(やる気80以上)…移動速度10%アップ

  2. 陽気(やる気65以上)…移動速度5%アップ

  3. 満足(やる気35以上)…特になし

  4. 不機嫌(やる気20以上)…移動速度5%ダウン

  5. 悲哀(やる気20以下)…移動速度10%ダウン

※ストイックはしきい値が異なる
なんと、やる気が上がっても下がっても移動速度に影響するだけ。作業効率に多少は影響するのは確かだが、たとえメッタクソに打ちのめされたとしてもメンタルブレイクみたいに深刻な状況にはならない。というわけで、住環境をまったく改善せず、切り詰めて最低限度の生活で乗り切るというプレイも一応成立する。

やる気増加の例

  • 専用のベッドで寝る

  • 良い夢を見る

  • 手の込んだ料理を食べる

  • 特徴(嗜好)に合わせた行動
    例:お肉愛好家が肉を食べる
    木工になりたい!が実際に木工になる

やる気減少の例

  • 地べたで寝る

  • 外で寝る

  • 生のままの食材を食べる

  • 襲撃を受ける

  • 特徴(嗜好)に合わない行動
    例:職人気質が長期間クラフトを行わない
    一匹狼が話し掛けられる

他にも数えきれないほどあるが、水ものも多い。天気に関する者は特に。

やる気に一番気を遣うのは、おそらく応援の暖炉を作るときだろう。一度作ってしまえば、つまり作れるような生活水準に達したならば、後はそれを継続できれば次第に住人の笑顔も増えていくはず。

アピール

▲キャラクターシートのアピールタブ

名前から分かりにくいが、好き/嫌いな家具・設備・装飾品のこと。それらをずっと見ているとやる気に影響が出るらしいが…効果が現れるにはそこそこまとまった時間が必要になり、それに頼るのはあまり現実的ではない。
大好き2枠、いいね(=好き)6枠、キライ4枠が用意されている。その内いくつかは最初からオープンしている。候補となるのはゲーム内のすべての設備または野生植物で、何かしら傾向のようなものはないと思われる。なお通常では作りようのない設備が抽選されることもある。
余裕があるならハースリングの寝室や作業場の近くに置いてやると影響が出るかも。

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