[Stonehearth:ACE]クラフト-井戸

ACE0.9.4で「Drinking Update」と称して飲み物アイテムやのどの渇きシステムが実装され、ハースリングは定期的に飲み物を飲むようになった。

食べ物と違って、喉の渇きだけで死ぬことはない。ただしあまりに長時間水分を摂らないと不満を言い出しやる気が下がり、やがて作業速度まで低下する。

飲み物を作る職人として醸造家がいるが、醸造家のクラフトは材料がやや特殊だったり難しい部類に入る。序盤からのクラフトは諦めたほうがいい。
じゃあどうやって飲み物用意するのって言うと、商人から買うのもいいが、基本は井戸を掘って水を汲むのである。


井戸について

配置>井戸を掘るコマンドで井戸を掘るポイントを決めることができる。井戸を掘るのはノーコスト、さらに建設してしまえば永久的に水をくみ上げられる。ゲーム開始直後に掘っておこうぜ!
井戸さえあれば、仮に他の飲み物が全くなくなっても、とりあえず水を飲んでくれるようになる。水を飲むことのメリットはほとんどないが、喉が渇くデメリットを回避できるようになる。

▲井戸の建設準備画面。
緑のマスは水を汲むための場所を表す。そこを塞ぐと井戸が使えなくなる。

井戸からは水バケツを汲み上げることができる。これは水が必要になった(≒喉が渇いた)ハースリングが勝手にやってくれるのでプレイヤーは放置してていい。このバケツ1個からは数回に分けて水が飲める。

バケツは基本的に井戸近くの地面に置きっぱなしになる。それで特に問題にはならないが、見た目気になるなら水バケツを保管するためのストレージを用意してやるとその中にしまってくれる。さらにストレージ容量一杯になるまで汲み上げてくれるので貯蔵管理も楽にできる。
ちなみに木箱など通常のストレージでは水を保管できない。樽やタンクなど液体用のストレージが必要になる。具体的なアイテムについてはこちら。

以前のバージョンでは水を1回飲むたびに井戸から水を汲む必要があった。汲むたびに割と長い釣瓶のアニメーションが流れるため、ハースリングの人数が増えると食事時間に井戸が渋滞するなどの問題が起きることがあった。現在この問題は解消したため井戸を増設するメリットは減少している。

飲み水以外の用途

ACE0.9.6.16以降、水がアイテム化されたことによりクラフト材料としても使われるようになった。クラフト時は水をバケツごと消費するため、普通に水を飲むだけよりも消費速度が増加し、水汲み頻度が増加する。水汲みのたびにクラフトが止まるのは厄介なので、予防のためにも上述の水をストレージに保管するやり方が有効。
水を使う職人というと主に薬草医、料理人、醸造家。

さらにバケツは設置することでその場に水を撒くことができ、水地形を作る目的で使うこともできる。これによって他の場所から水を引いたり、湿潤石を作ったりする必要なく、好きな場所に池などを作れる。あと水田が格段に作りやすくなった。(農地についてはこちら

作りたいのが小さい水たまりなら少ないバケツで十分だが、広い池を作りたいならそれなりの数のバケツが必要。湿潤石よりは手間も時間も掛かってしまうが、逆に水量の微調整は得意。
なお水を撒いたあと少し蒸発してしまうので水量を気にする場合は注意しておこう

井戸の移設/撤去について

まず、井戸は移設することはできない。もし位置を直したくなったら、一から作り直す(&前のを削除する)しかない。
井戸の削除は、井戸をクリックすると出てくるユニットフレームに、破棄のコマンドが存在するので、そこから実行しよう。

なお後述する「部品」付きの井戸を削除すると、井戸の部品はそのまま返ってくるが、屋根は完全には返ってこない。

井戸の装飾

建設したばかりの井戸のアピール値は-2。言うほど酷い景観ではないけど、改善する手段があるので余裕があったら活用しようね

井戸をクリックすると井戸の部品(井戸枠)の取り付け指示を出すコマンドが出る。さらに、枠付きの井戸をクリックすると井戸の屋根の取り付け指示を出せる。
井戸の部品と屋根は基本職人がクラフトできる。ただし各部品を職人に作ってもらった後、実際に取り付けを行うのは労働者。

井戸の部品と屋根はそれぞれ3通り。部品と屋根の組み合わせは自由なので、最終的な屋根付き井戸の見た目は9通りになる。全部作ってみるのも面白いと思う。当然井戸は9個掘ることになるけどな

クラフト

  • 木の井戸の部品(木工lv2:丸太x5、軟質金属部品x2、繊維x6)

  • 粘土の井戸の部品(陶工lv2:成型粘土x6、丸太x1、軟質金属部品x2、繊維x6)

  • 石の井戸の部品(石工lv2:石x4、丸太x1、軟質金属部品x2、繊維x6)

  • 木の井戸の屋根(木工lv4:丸太x3、布x1)

  • 粘土の井戸の屋根(陶工lv4:成型粘土x4、丸太x3)

  • 石の井戸の屋根(石工lv4:丸太x2、ふきわらx8)

オマケ

屋根付けまでアップグレードした井戸から汲んだ水は、なぜか「冷たい水」扱いになるらしく、飲むと「お腹ヒンヤリ」状態になり熱中症を予防できる。

井戸以外の選択肢

Stonehearthでは井戸の他にも、湖などの形で水地形が生成される。そこからでも飲み水ぐらい汲めそうなもんだが、ゲーム上それはできない。

例外として、滝など水が落ちてくる場所(1ブロックの高さでよさそう!)からなら水を汲んで飲むことが可能。地形生成時の運によるが、井戸を掘らなくても水を飲めることがある。
しかし滝から水を汲むときはほぼ確実にびしょ濡れになる。夏場はいいが、冬は凍えてしまうので、やはり井戸を掘った方が問題は少ないだろう。

以前のバージョンでは泉などの水をたたえた装飾品からも水が汲めたが、0.9.6.16でこの機能は結局削除された。そういうオブジェクトを水飲み場として作っていた人は要注意。

井戸からの卒業

街に醸造家が現れ、「調理済の飲み物」を作れるようになったら、井戸はほとんど必要なくなる。ただ井戸には運用コストが掛かるわけでもなく、また万一他の飲み物が全くなくなってしまったときのためにも、残しておくと保険にはなるだろう。

醸造家の注意点として、レベルが低いうちはレシピに大きな制限があり、材料にできる食材が非常に少ないことが挙げられる(具体的には、ブッシュベリー、ウチワサボテン、サツマイモ、チェリー)。また同じ「食材を扱う職人」に料理人がいるが、飲み物のほうは生死には関わらないという意味で、クラフトは基本的に料理人の方が優先されるべき。
これらの条件を総合して、醸造家に転職させるかどうか判断しましょう

余談
一応、醸造家のレベリングは看板を作ることでもできる。しかし……木材の使用量がなぜか多い。木材が貴重なバイオームでは尚更注意。

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