[Cult of the Lamb]あなたの教条はどっち?

普段はStonehearthの記事ばかり書いている筆者ですが、たまには別ゲーの話でも書こうかなと思いました。
決してACEの更新が一向に来ないからとかじゃないよ……?

ヒツジさんの新興宗教では、教祖(プレイヤー)は5カテゴリ×4階の20個の教条を決めることができる。それぞれの教条は二者択一であり、後から選び直すことができない。どちらの教条を選択するべきか、独断と偏見で短評にまとめました。
ただ別に、それぞれでどちらの教条を選んでも極端に有利・不利になるわけではない。そういうわけで、君はこの記事を参考にしてもいいし、しなくてもいい。

死後の世界

1階 - 生贄信奉者 vs 来世信奉者

生贄信奉者がやや有利。ただし忙しい

短評:生贄信奉者
生贄の儀式」による信仰変動を-10ではなく+20にする。また「信者昇天の儀式」(戒律と秩序1階)で信者肉がドロップするようになる。このため「カニバリスト」(食生活2階)とのシナジーが強い。自然死による信仰減少は変化しないので、いかに自然死させず教祖の意志で信者を殺すかを考える必要がある。

短評:来世信奉者
信者が死亡したときの信仰変動を-20ではなく-5にする。デバフを抑制するだけなので、やや消極的な特性。信者の寿命にいちいち構うのが面倒臭いものぐさな教祖にお勧め。

2階 - 蘇生 vs 葬式

葬式有利。お気に入りの信者を使い回したい教祖には蘇生もアリ。

短評:蘇生の儀式
死亡した信者一人を生き返し、信仰-10。特定の信者に思い入れがあるなら永遠に侍らせておくこともできる??

短評:葬式
墓穴に埋めた信者一人につき1回だけ葬式を行える。信仰+20。つまり堆肥葬にすると葬式できない。葬式をした信者の墓には祈念が溜まるようになるので、サティアンコロニーの発展スピードアップにも役立つ。

3階 - 年上は敬うべし vs 善人は若死する

1階で生贄信奉者を選択したなら善人若死有利、来世信奉者を選択したなら敬老でもOK

短評:年上は敬うべし
信者が高齢者になるたびに信仰+5。デメリットがないので安牌といえる。

短評:善人は若死する
高齢者を何らかの方法で犠牲にすると信仰+10、自然死すると信仰-20。1階で生贄信奉者を選択し、自然死をどうにかして回避する術を会得していれば、そのままデメリットを回避できるはず。だと思う。その上で高齢者をどうにかして犠牲にしていくことで信仰が確実に増加していく。

4階 - 大地へ還れ vs 死者に弔い

墓石安定だがどっちでもいい

短評:母なる大地へと還れ
死体を肥料に変換する堆肥葬施設をアンロックする。信者が増えればそれだけでも肥料は増えていくので、物質的なメリットは実は大きくない。さりとてデメリットもない。穴掘りが面倒になっちゃった教祖にお勧め。

短評:死した者には弔いを
墓穴の上位施設、墓石をアンロックする。信者が墓石を訪問すると信仰+2。2階の葬式とのシナジーあり。墓石のほうが祈念の保持量が多い。

戒律と秩序

1階 - 殺害 vs 昇天

よほどのことがなければ信者昇天が有利

短評:信者の殺害
信者へのアクション「殺害」をアンロックする。殺害現場を見られると問題が起こるので、殺し方には多少なり工夫が要る。クールタイムがないという点で「信者昇天の儀式」に唯一優っている。そのため一度に大量の信者を始末したいときには有効かもしれないがそのコロニー大丈夫か

短評:信者昇天の儀式
信者一人を上の世界へ昇華させる。信仰+15。「生贄の儀式」と違って(生贄信奉者でなくても)デメリットが発生しない(ただし装備品は返ってこない)。昇天した信者は通常祈念をドロップするが、「生贄信奉者」(死後の世界1階)によって信者肉をドロップするようになる。つまり、さらに「カニバリスト」(食生活2階)と組み合わせることで食料確保の一助にできる。また「蘇生の儀式」(死後の世界2階)とセットで使って信仰減少を抑えつつ信者を使い回す戦略もある。

2階 - 決闘 vs 結婚

決闘有利。結婚はお気に入りの信者を作って楽しむプレイ向け

短評:決闘の儀式
信者を2人選んで戦わせる。信仰+20。敗者は殺すか助けるか選べる。敗者を殺すと勝者の忠誠増加、敗者を助けると敗者の忠誠増加。物騒に見えるがその実デメリットなしで実行できる有用な儀式。敗者を殺すことで信者肉を手に入れることもでき、「カニバリスト」(食生活2階)の食料供給手段にも成りえる。

短評:結婚式
信者を1人選んで教祖と結婚させる。信仰+30。信者同士の結婚ではない。結婚した信者とは、祝福とは別にキスで忠誠を増加させることができる。実は重婚も可能だが、結婚式のたびに既婚者(たち)が嫉妬して信仰が下がってしまう。ハーレムプレイはできなくもないが信仰管理を別途考える必要がある。

3階 - 原罪主義者 vs 赦免主義者

赦免主義者が有利

短評:原罪主義者
離反していない信者を首枷に繋いだ時の信仰変動を-15ではなく-2にする。何らかの理由で首枷を多用するプレイングならギリ有用。

短評:赦免主義者
誰も首枷に繋がれていなければ、1日ごとに信仰+5。首枷を使用してもデメリットはない。離反者が出た場合は、この特性よりも野放しにしておくデメリットのほうが大きいので首枷に繋いだ方がいい。

4階 - 信仰監視官 vs 寄付徴収官

信仰監視がやや有利だがどっちでもいい

短評:信仰監視官
信者を1人選んで信仰監視係に任命する。信仰-15。信仰監視係がいると、毎日全員の忠誠が少しずつ増加する。信者レベルアップに一役買うはず。

短評:寄付徴収官
信者を1人選んで寄付徴収官に任命する。信仰-15。寄付徴収官は各信者から1日1枚の金貨を徴収する。徴収した金貨は一旦徴収官が預かっているため、教団の資金に加えるには徴収官に話し掛ける必要がある。

作業と信仰

1階 - 忠実 vs 勤勉

どちらかといえば勤勉有利だがどっちでもいい

短評:忠実
祈念の生産スピードが15%増加する。祈念があふれないように、礼拝像をたくさん建てるのがおすすめ。

短評:勤勉
作業速度が15%増加する。作業施設をたくさん建てたいプレイにお勧め。主に精錬所。

2階 - 激励 vs 威圧

どちらかといえば威圧有利だがどっちでもいい

短評:激励
「祝福」が「激励」に置き換わる。「祝福」より多く忠誠を増加する。信者のレベルアップを重視するならこっち。アイテム効率は威圧に敵わないように見えるが、信者のレベルが高いと宣教師で有利に働くこともお忘れなく。

短評:威圧
「祝福」が「威圧」に置き換わる。「祝福」より忠誠増加量は少なくなるが、代わりに作業速度が10%増加(2日間)する。信者に話し掛ける手間はあるが、常時作業速度バフを掛けることも可能。まめな作業が苦でない教祖にお勧め。

3階 - 建築の栄華 vs 啓示の儀式

啓示の儀式が手軽。建築の栄華は先立つ資源が必要。

短評:建築の栄華
建築中の建築物が即座に完成する。大量の建築予定を作っておき、それらをまとめて完成するのが効率的だが、そうするためにはあらかじめ大量の資源を用意しておく必要もある。「偽りの偶像崇拝者」(財産2階)や「聖式建築」(財産4階)とのコンボで信仰を一気に稼ぐことができるが、実用性はそこまでない(儀式をしなくても建築はそのうち完了するため)。

短評:啓示の儀式
祈念の生産スピードが20%増加(3日間)する。信仰-10。建築の栄華と比べれば(儀式コスト以外)資材が必要ないので手軽だが、祈念を無駄にしないためにはこまめに回収するか礼拝像を建てる必要があることには注意。

4階 - 労役 vs 祝日

労役による栄光が有利。とはいえお膳立てが大変。

短評:労役による栄光の儀式
信者は3日間、昼夜を問わず働き続ける。信仰-15。儀式前には生産施設を増築(予約だけでもよい)しておくこと。生産施設が足りないと、祈念はすぐ埋まり、精錬所のキューもなくなり、大半の信者が働き場所をなくして、ただ信仰が減っただけという結果になりかねない。無駄打ちを防ぐためには、信者が働き続けられる環境を教祖のほうで用意してやらないといけないのだ。

短評:祝日の儀式
信者は1日間、仕事をしなくなる。信仰+80。信仰の回復手段としては非常に強力だが、それ目当てで選択するのは少々勿体ない。「労役による栄光の儀式」のための準備が面倒な教祖であれば、切り札として取得するのはアリ。信者に1日ぐらい休ませても、たいていの資源は教祖が自分で調達できるはず。

財産

1階 - 取り立て vs 買収

序盤のみ取り立て有利、終盤を見据えるなら買収

短評:取り立て
信者から金貨2枚取り立てる。序盤、金貨が足りない時期には有用だが、そのうち金貨は余っていくので次第に不要になる。

短評:買収
信者に金貨3枚渡し、忠誠を増加させる。「取り立て」と逆で、金貨が足りない時期は使えないが、余る頃には信者のレベルアップに使えるようになる。

2階 - 物質主義者 vs 偶像崇拝者

偽りの偶像崇拝者が有利

短評:物質主義者
より良い睡眠用施設を作ると信仰が増加する(テント:+2、住居:+5)。ただコストも高いしあまり多くは作らないはず。

短評:偽りの偶像崇拝者
装飾品を作ったときの信仰変動が+4ではなく+7になる。装飾品のほうが作りやすいものも多いので恩恵は受けやすい。

3階 - 貧者への施し vs 巨万の富

1階と同様。序中盤は巨富が有利、終盤を見据えるなら貧者への施し

短評:貧者への施しの儀式
金貨を信者にばら撒き、信仰+10。いわば「買収」(財産1階)の全体バージョン。信仰の増加幅は控えめだが、ちょっとした回復用にはじゅうぶん使える。

短評:巨富の儀式
信者から金貨を巻き上げ、信仰-20。得られる金貨は信者のレベルで異なる。こちらは「取り立て」(財産1階)の全体バージョン。1回の集金額が多いので、金の延べ棒を大量に作りたいときなどには有用。金貨が余るようになると完全に死に儀式。

4階 - 聖式建築 vs 狂信者

どっちもそれなりに有用

短評:聖式建築
建築物を作ったときの信仰変動が+2ではなく+5になる。地味だがデメリットもなく優秀。

短評:狂信者
説教を行ったときの信仰変動が+10ではなく+15になる。建築と比べると資材が必要ないため非常に手軽。強いて言えば1日1回しか行えないのがデメリットかも

食生活

1階 - 断食 vs 饗宴

どっちも強力で迷いどころ。どちらかといえば断食のほうが使える場面は多い

短評:断食
信者は3日間、食事を摂らず空腹にもならなくなる。信仰-30。食料が少なくなったときその場しのぎに使えるほか、長期遠征に出たい(=帰って食事を作れない)ときに非常に助かる効果。ただし信仰減少が大きいのでこれのケアを別途考えないといけない。

短評:饗宴の儀式
満腹度を全回復し、信仰+25。主に食料が少ない時、骨だけで満腹度と信仰を両取りできる強力な儀式である。デメリットはないが、食料面が充実すると必要な場面は減っていく。

2階 - カニバリスト vs 草食

強力なのはカニバリストだが恩恵を受けるには下準備も必要。

短評:カニバリスト
信者肉の料理を食べたときの信仰変動が-20ではなく+5になる。また信者肉の料理を食べても病気を発症しなくなる。つまり信者肉の料理が持っている強烈なメリットをノーリスクで享受できるようになる。とはいえ信者肉の供給はあまり多くもないので常食するには至らないはず。また信者肉を得る手段も安全ではないものが多いので、最低でも「生贄信奉者」(死後の世界1階)は取得した方がよい。

短評:草食
雑草料理を食べたときの信仰変動が-5ではなく+0になる。雑草は聖戦に出れば大量に入手できるので、食料としての安定感は信者肉より上。とはいえ雑草料理は食べてもメリットは特にないので、あくまで他の食材がないときの保険として食べることになるのは変わらない。

3階 - 収穫祭 vs 海の恵み

どっちも意外と使いづらい。海の恵みの儀式のほうが分かりやすい出番がある。

短評:収穫の儀式
成長中の作物がすぐ収穫可能になる。信仰+10。収穫の手間は残っているのに地味に注意。大農地で行うと儀式としての効率はいいが、その後の作業の手間は結局かかる。信者に収穫も手伝ってもらえるように農産作業所IIを建ててから行うのがおすすめ。

短評:海の恵みの儀式
2日間、希少な魚を釣り上げる確率が上がり、釣れる魚の量も倍になる。信仰+10。釣り人のサブクエストを達成しやすくなるのが一番のメリット。それ以外だと明確な使用タイミングがないので腐りがち。思い立って「釣りでも行くか!」となったときがきっと一番の使い時。

4階 - キノコ推進 vs キノコ禁止

禁止論有利。ただし安牌ではない

短評:キノコ推進論者
「洗脳の儀式」による信仰変動が+0ではなく+20になる。洗脳直後はどのみち信仰MAX扱いになるため地味だが、儀式が信仰回復手段としても使えるようになるのは悪くない。

短評:キノコ禁止論者
祈念の生産スピードと作業速度が10%増加する。「洗脳の儀式」を行うと50%の確率で病気になる。儀式なんかやらなきゃいいだけなんで実質ノーリスクで作業効率が上がる!なんて思っていると信者クエストでたまに「洗脳の儀式」を要求されることがある。

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