音楽ナタリーFORKさんとKENさん対談記事

音楽ナタリーのFORKさんとKENさんの対談記事、最高でした。ICE BAHNのインタビューは結構探して読んでる方だと思うけど、FORKさん個人に限定すると一番良かった記事かもしれない。

(↑コメント動画の存在に気付いたのは記事公開の1カ月半後だった…)

◆前編(2023/11/20公開)

※インタビュー自体は8月のようです。

この連載、KREVAさん、漢さんに続いてFORKさんなの嬉しい。しかも素晴らしい内容。もう満足なのにまだ後編が待っている。当事者の証言は記録として大事なので、書籍化してほしい。「PAST<FUTURE」というタイトルだけど、連載の最後の方はどういう人に話聞いて締めるんだろう?

最近は俺の真似をするやつが増えてるから、じゃあさらに違う方向に、と考えてるし、常にカウンターを打つような存在でありたいとは思ってる
↑UMB2006&KoK2021で時代を超えて一番カッコいいことを既に証明してるし、いつも通りでも皆満足すると思うけど、本人がその先を見てるのはすごすぎる。

ほかの2人の韻が刷り込まれるし、ほかのメンバーが使うと『俺らの魂をバトルで背負ってもらった』と感じるんだよ」「3人分の韻で戦ってるから、ICE BAHNは

も痺れた。ソロではなく3人でラップしてたい、と昔も今も変わらず言ってる。名にし負う姓はIBのMC!

◆後編(2023/11/22)

前編の時点でお腹いっぱいだったのに、後編がこれまた良すぎて感涙。お金を出して読みたい記事だった。

印象に残った言葉が多すぎる。

バトルの日までの時間の過ごし方が嫌すぎて」「出演するまで3カ月ぐらいスパンがあったんだけど(中略) 俺なりの「ダンジョン」へのカウンターの打ち方……それを探しながら、番組の観覧をしてた」「『ビビってた』のもあるかな

「(なんとかなるとか) そんな気持ちでバトルに出たことは一度もない」「とにかく不安だった」

→self boastingが文化としてある中、弱さや葛藤を人に見せるのは難しい。けどそこを突かれても曲がらない軸があるから、このように素直に話せるのだと思う。かっこよく演出しなくても既にかっこよいので。

「『ダンジョン』で見つけたと思ったスタイルが、本来の俺のスタイルだったのかもと気付かされた」「絶対ふざける部分は入れようと思ってる。『名言を残す』がテーマになったら絶対ケガするから」

→この辺はあんま聞いたことなかった気がする。聞けて良かった。何回も読み返して広告収入落とそう。

FORKさんは楽曲、バトル、こういうインタビュー、SNS等々、適当なことを話さない、良く見せすぎない、思ってないこと言わない(と思う)。MCとしてだけでなく筋が通ってる。今UMB2006勝者インタビュー見返しても、言ってること変わってない。姿勢はブレないのにどんどん進化してると、ナタリーで再確認。

インタビューの場は別として、ラップで全部伝えてるから、あえて言葉で説明しなくても…という姿勢も随所で感じる。

他方、「親友がピザ屋をオープンした」というインスタ投稿が珍しく長文だったのは、ラップで言う場面ない話題だからかな。真アドレナリン、KoK優勝時の投稿よりピザの方長文だった笑

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