水どうするか問題 ~熱海の崖に家を建てる【設備編】
みなさんこんにちは。ゆりです。
施工会社さんともお話をしながら、基本設計を詰めています。
改めて、水どうするか問題勃発。
最終解に至っておりませんが、まずは頭の整理から。
2回のポンプアップ
我が家の崖の前には片側1車線の立派な道路が通っております。
しかーし!
水道管がきておりません。
上水は崖の下からポンプアップするのです。それも2度。
下水は、自然落下。
少なくとも2か所の受水槽とポンプ、2本の長い配管が必要になります。
土地取得の時点でこのことはわかっておりました。ですので、崖の下の接道部分から配管ができるように、敷地を分割いただいております。
水がないと暮らせません。でも、2回もポンプアップするって、なんだか自然じゃないですよね。
森の中に住むのに自然じゃない、というのはどうかなと思いはじめてしまったのです。
このポンプアップシステムは+500~1000万円くらいかかるという見積りも、他の方法はないかと気になってしまった理由のひとつ。
家庭用の水の使用構成
そもそも、我が家は水をどのような用途でどのくらい使っているのでしょう?
国土交通省の調査によると、2019年度の東海地方の一人当たり一日の水使用量は293.5リットル。ここではざっくり300リットルとします。夫婦二人の場合、倍にはならないだろうけれど、1.3倍くらいになるとして、400リットル。1日で、ペットボトル400本って。。計算間違っているかな。
東京都水道局の調査によると、目的別の使用量はこんな感じです。
うちはお風呂が大きいからもっと水を使っているんだろうなとか、シャワー出しっぱなしだともっと多いのだろうなとか、猫さんが流水でお水を飲むから洗面その他が多いのかなとか。小さなベランダでも散水に10分はかかります。熱海でもガーデニングしたいから、これもそれなりの水量になりますよね。。
恐ろしいほど、ジャバジャバ使っています。
お金がかかっても、水道管をつなげないという選択肢はないようにも思えてきました。やっぱり普通は水道管をつなげますよね。。
小規模分散型水循環システムという選択
そんなこんなをウジウジ考えていたら、いいものを見つけてしまいました。
WOTA社の「住宅規模の全排水再生循環利用に対応した小規模分散型水循環システム」。
キッチン、シャワー、手洗いは、膜処理、殺菌処理で。
トイレは、生物処理、膜処理、殺菌処理で。
記事によると、軽井沢のような寒いエリアでも、WHO基準の細菌・ウイルス除去率での水安全性が維持され、生活排水の再生利用に貢献することができる可能性が示されたとのことです。
すごい!
どこまで再生水でOKか?
とはいえ、やっぱりトイレ水と、顔を洗う水が一緒というのは・・。
図をみると、トイレは別のループになっているので、トイレ水はトイレのみで循環。
それ以外はそれ以外で循環、となっているよう。ちょっと安心。
トイレを除いた79%の内、風呂・洗濯55%は再生水で問題ない。
洗顔、手洗い、炊事片付けはうーん、グレーかな。まあOKとしよう。
一方で、調理・歯磨き(7%くらい)はできれば新しい水がいい。
400リットルの7%というと、28リットル。1日28リットルとなると、買った水を運ぶのだけでも一苦労です。さすがに直接飲んだり、食べたりする水だけに限定するのが現実的でしょうか。
水資源は大切だ、と言いながら、実際に自分事になると、いろいろ我儘がでてきます。。どうしたものやら。
まとめ
崖の家に住むのだから、水は大変だろうなと思っていました。そして、思っていた以上に大変なこともわかってきました。
WOTAを入れるにしても、そもそもこの製品が導入可能なのかもわからないしね。でももしこの製品を導入できると、上下水道のオフグリッドが実現できるのです。CaseStudyHouseとしては、とても魅力的。
どなたか、WOTAでも、それ以外でも、よい選択肢ご存知ありませんか?実証実験のデータ、喜んでご提供いたします。
基本設計まとめる段階なのに、しつこく、まだ悩むのでした。
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