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伐採はじまる? ~熱海の崖に家を建てる

みなさんこんにちは。かとうゆりです。

今日は、崖の家の進捗報告です。
Case Study Houseと銘打つだけあって、契約に向けて具体化すればするほど、改めて技術的な課題がいろいろ出てきています。基礎工法や設備の変更が必要になったりしていますが、少しづつゴールに向けて歩みを進めています。
そしてそろそろ見積最終段階、着工がみえてきました!

着工に先立ち、まずは森の木を伐採せねばなりません。
VUILDさんが熱海市に伐採計画を提出してくださることとなり、リアルな動きが始まりそう。

今日は崖の家を建てるにあたり、最初の段階、「伐採」が始まるにあたって、妄想している話をお届けします。

熱海の崖に家を建てようと思います。
名付けて、熱海Case Study House。
自腹でケーススタディしながらか
今そこにある技術・アイデアを実装した
現代のCase Study Houseを目指します。

熱海Case Study House

伐採エリアなんとなく確定

VUILDさん、建設会社さん、伐採事業者さん、夫と私という布陣で現地に集合したのは3月半ばのこと。

ブルーのテープがみえるでしょうか。そこから上が建築エリアです。

図面をみながら建築エリア+αをブルーのテープで囲います。

ブルーのテープより上は伐採エリアとなります。
思ったより、広い。。

絶景のための伐採、どうする?

伐採エリアに身をおくと、改めて思うわけです。

ヒノキって、高い

ものの本を調べると、高さは直径と相関する。我が家の敷地のヒノキの直径、だいたい20cmくらい。それより太いものも、細いものもあるけれど、20cmくらいの幹だと高さは15mくらいと仮定できそうです。
斜面地とはいえ、どこまで伐採すればヒノキに邪魔されずに絶景が楽しめるか。おそらく、建屋に必要なエリアギリギリだと、ヒノキの頭が絶景を邪魔します。
いやはや困った。

伐採シミュレーションしてみた

そういえば、VUILDさんに敷地模型をつくってもらっていたのです。

これをつかってシミュレーションしてみましょう。

大事に飾っている敷地模型。
SHOP BOTで切り出していただきました。
横からみると改めてすごい斜度ですね。

敷地模型は1/300のサイズなので、これにあわせて家の平面図サイズを調整、少し硬い紙に貼り付けます。
ビュー方向以外は、木に囲まれたツリーハウスっぽい感じをイメージしておりますので、拓くのはビュー方向のみでよい。
ヒノキが15mとすると、模型サイズでは5cm。ビュー方向、リビングの高さよりもヒノキが低くなる場所に木工ボンドで固定。

ではシミュレーション、いってみましょう!
横からみた感じ。

飛び出しているのが建屋のリビング床の高さ。

真上から。

車道と駐車場、建屋の関係。ヒノキに見立てた串の方向がビュー方向です。

1/300で計測すると、ヒノキの高さを超えるためには、平面距離10mくらい、斜面の実測距離15mくらい下って伐採する必要がありそうです。
建築用の伐採とあわせて実施するのがよいのか、後からでもよいのか、全部伐らず特殊伐採的に頭だけ伐るのがよいのか。どうしたものでしょうか。。

まとめ

伐採が始まると思うだけでワクワクしてきています。
加えて、ビュー大丈夫かしら、そういえば外構考えてないよね、などなど、気になることがたくさん出てきています。
竹林含め、1200坪全体をガーデンとして整備したい私としては、ビュー方向に木を伐るならばそこは段々畑的なガーデンにしよう、建屋の周りはぐるっとペイブメントで固めよう等と妄想しております。とすると、土留めどうしよう、レンガ下すとなると建築時にクレーンでおろしてほしいな等の追加要望が生まれたり。
ちなみに夫はミニユンボを買う夢をみたそうです(笑)。

妄想が広がってとまりません。。

まずは建物が建つまでに竹林整備を完了しよう。結局その後もしばらく土木作業が続きそうです。

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