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自分らしさ?

こんにちは。
あたま2.5です。

今回は私が就活生時代に感じていたことについて話したいです。

就活生の時、私を悩ませたのは「あなたらしさを自由に表現してください」という問いだった。
自分らしさって?本当の自分をさらけ出すから私を雇ってくれ。と正直、就活してる頃思っていた。
今まで一生懸命に打ち込んだこと、熱中したことを書けばいいんだよとありきたりなアドバイスをもらうが、これといったことなんて今までの人生を振り返ったってない。
興味を持って少しだけハマったこと、部活の時間だけ打ち込んだスポーツ。そんな色んなことの積み重ねで今の自分が成り立っている。
でもそんなことを書いたって何かしらに夢中になって取り組んでる人間と対等に就活することなんてできない。と思っていた。

何にも自信が持てなかった。今まで何に取り組んでたんだろう。何に打ち込んでいたんだろう。色々なことに挑戦してきたからこそ1つに定まらない自分がなんだか情けなく思えた。

今もそれは思っている。
自己紹介など自分を語ろうとするたびに自分にしかないものはなんなんだろう。自分といえばこれだというものを思い浮かべるのに必死になる。
なにが自分にしかない趣味になるんだろう。どこまで掘れば、上達すれば自分の取り柄になるんだろう。いつも悩んでしまう。

抜け出せない問いから抜け出したのは少し考え方を変えたことがきっかけだ。
どんな人も自分にしかない取り柄や趣味なんてないんだろうと考えるようにした。物事をどこまで極めれば胸を張って取り柄ですと言えるのかの決まりもないからだ。
あたかも自分にしかない趣味や取り柄のように話すことが重要であると気づいた。
上には上がいることなんてみんなわかってる。それでもそれが自分の取り柄であると思って言葉を発してる。自分は自分のハードルを上げていたんだと思う。この程度の知識や実力じゃ人に言えない…と思っていた。
趣味や取り柄は極めなければ話せないと思っていたが、ただ好きなだけでもいいんだろう。
そう考えたら少しだけ胸が軽くなった気がした。

拙い言葉である上にこれといった結論が出ないまま終わりとしようとしていますが、こうやってその時に悩んだこと、考えたことを言葉で綴って記録することに意味があるんじゃないかなぁなんて思って書いて見ました。

みてくださった方、ありがとうございます。

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