勝手にお片付け
こんばんは、柴田です。
今日は、【勝手に妄想お片付け】をします。
もうここから妄想に入ります。
ついていってもいいかなという方だけ、進んで下さい。
かなり前の話しですが、ソーシャルワーカー繋がりでマシンガンズ滝沢さんからウィリータナーさんを紹介していただき、アメリカの家の不用品回収を頼まれた時の話しです。
お家は、アメリカはロサンゼルス。
空港でウィリーさんが出迎えてくれた。
40代半ばくらいの眼鏡をかけた男性で、優しそうな方だった。
「hey!Let'sGo!」と握手した僕の手を引き、車まで案内してくれた。
ちなみに僕は英検3級を持っているので、ヒヤリングなどはお手のものだ。
車中で、色々な話しをしてくれた。
現在ソーシャルワーカーのウィリーさんは、日本のソーシャルワーカーに興味を持ち、現地で見てみたいと日本まで来ていたらしく、その時にマシンガンズの滝沢さんと知り合ったのだという。
そして、「おい!アメリカ行ってこい!」と僕にお声がかかったという次第だ。
そして、少しウィリーさんのトーンが落ち、静かな声で話し始めた。
「Ah..実は不用品回収をお願いしたいのだが、費用が少ししかないんだ。ホテル代も出してあげられないから、シバタ今日はうちに泊まってくれないか?」との打診だった。
僕は「Off course!」と(暗くならないで)という意味も込め、元気に答えた。
「それで、、」とウィリーさんは続けた。
どうやら、話しを聞くとクレジットカードを身内に勝手に使われて高額な請求が来てしまい、ローンを3社からしているので、余裕が無いとの事。
「だから、シバタに不用品だけど買取出来たら買い取って欲しいんだ。」という依頼のようだ。
そういう事か、と僕に依頼が来た事が腑に落ち「Off course!」と(元気出して)という意味も込め元気に答えた。
ロサンゼルス市街から車で1時間半くらいの所にあるTHE AMERICAっぽい大きな一軒家。
ガレージに車を入れた所で玄関から綺麗な女性が出て来た。
「hey!nice to meet you!」と駆け寄ってきた。
英検持っていない方のために通訳すると「はじめまして!会えてうれしいわ!」と言っています。
ウィリーが「妻のケートだよ。ケート、ケンスケだ。」と急に呼び名がケンスケになった。
そして、シェイクハンド。
早速、家の中にと思っていたが、「ちょっと待ってくれるか?」と僕を手で制し、ウィリーとケートが目配せをして何かコソコソ話し出した。
なんだ?と思っているとケートがニコニコこちらを見ながら玄関に入っていく。
家が散らかっているのかなと待つ事に。
すると、家の中から「Noooooo!!!!!」とケートの怒り丸出しの怒号が聞こえてきた。
ウィリーは僕の顔を見て、少し首を傾げ片方の眉を上げて、両手の平を上にむけて、ザアメリカンリアクションを見せてくれた。
続く。