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xR (AR,VR,MR)

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xR (AR,VR,MR)に関する記事のまとめ
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#VR

ウルトラマン モーションキャプチャラボを制作しました - 自由視点と体験設計について -

XR業界のバズワード、”メタバース”。 メタバース=Metaverseとは”meta=超越する”と”universe = 宇宙”を組み合わせた言葉です。 現実世界に自分の体がありながら仮想空間でも行動できる、その仮想空間やサービスのことを指します。 さまざまなメタバースが増えていますが、その魅力の一つに現実世界で味わえないようなバーチャルな世界を体感できること、そして自由視点で動き回れることがありますね! 今回アタリでは、メタバースでウルトラマンを楽しめるコンテンツを作り

歴史体験を可能にするVRツアーに乗り込もう!

タイムトラベルで日本の歴史を感じようタイムトラベルができたらどんな時代に行きたいですか? 私は例えば卑弥呼に会って本物の「親魏倭王」の金印を見せてもらったり、建てられたばかりでぴかぴかのお城が見てみたいです! 白黒写真をカラーで再現する技術が近年発達して、大正時代のカラフルな町並みなども見れるようになってきました。当たり前のことかもしれないですが江戸時代や大正時代も、現代と変わらないカラフルな世界だと、視覚的によく分かるようになりました。 いまも現存する武家屋敷群は日本各

MRグラス Nreal Lightを使って、タチコマで遊んでみた

本記事は2020年9月11日に投稿されたものです Nreal Lightとは? 今日は「Nreal Light」というグラス型MRデバイスの記事を書こうと思います。 Nreal Lightは最近流行りのMRグラスの一つで、特徴としてはグラス部は88gと軽く、普通の眼鏡といえるくらい見た目もスマートなデバイスです。 スマートフォンと接続することで、処理をグラス側で行わないようにしているので、軽量化が実現できているところが特長です。 端末のスペックとしてはAndroidでSn

CROSSING 360°VR EXPERIENCE – VRで操縦席の風景を体験

本記事は2019年10月2日に投稿されたものです こんにちは。ディレクターのスギヤマです。 LEXUSがサポートするエアロバティック・パイロット 室屋義秀選手。 彼が操るEXTRA330SCと、LEXUS LC500に360°カメラを設置し、「陸と空の共演」それぞれの視点を360°VR映像として制作しました。 撮影場所は福島県 大洲松川線(通称「大洲松川ライン」)。 見せ場でもある両者の交差(CROSSING)シーンでは、品質が低下するカメラのステッチ面があたらないよ

VIVE用に制作されたJ:COM VRをOculusQuest用に移植で苦労しました

本記事は2019年7月29日に投稿されたものです こんにちは。開発の樋口です。 今回は、過去に納品したハイエンドPCでのVR(HTC VIVE&VIVE Pro)を3コンテンツを1つに纏め OculusQuestへ移植する工程を(苦労話を交え)説明したいとおもいます。 元々、このVRコンテンツはOculusQuestに移植する前提で設計されていません。そのため、PCのスペックを出し切るべく、比較的リッチなリソースで作られていました。加えて、元々3つのソフトに別れていたも

ロードバイク体感VRコンテンツ「GIRLS KEIRIN VR EXTREAM」をアップデート!

本記事は2019年7月29日に投稿されたものです こんにちは。開発の樋口です。 今回は、ロードバイク体感VRコンテンツ”GIRLS KEIRIN VR EXTREAM”をご紹介したいと思います。実はこれ、元々はフォトグラメトリー(3Dフォトスキャン)で選手をスキャン、モーションキャプチャーしたデータをリアルタイムに再生、体験できる視聴コンテンツでした。 まぁ、それでリアルで見ごたえはあったかもですが、せっかくここまで作ったのならやっぱり対戦したいよねぇー! ということで

VR発想支援ツール COMOLU

本記事は2019年7月8日に投稿されたものです こんにちは。ディレクターのクニシゲです。 このblogを読んでくださってる方々は興味関心のある方も多いのでは?と思われますが、アタリではVRの開発もおこなっております。 今回は電通と共同開発した「comolu」をご紹介したいと思います! あ、comoluと書いて「コモル」と読みます。そのまま!かわいい! 例えば、こんなシーンってよくありませんか? 何か企画アイデアを考えなきゃだけど、うるさくて集中できない 考えても考え