大学生諸君。編入学をしよう。

こんにちは。Ataktsです。

編入学って高専生にはメジャーですが、一度大学に入った人にとっては一般的ではない分、なかなか踏み出せない、もしくは何それ?、と首をかしげる人も多いと思います。

ここでは、編入学とは何なのか、編入学のメリット、デメリット、注意点やおすすめサイトについて書いていきたいと思います。

編入学とは

編入学は、ある学校に在籍していなかった人がその学校の1年生の途中、あるいは2年生以上の学年から入学する制度のことです!

大学の編入学試験は2年次入学、3年次入学が多いと思いますが、以下の学校が対象のようです。↓

下記の学校の卒業者及び卒業見込み者
・短期大学
・高等専門学校(高専)
・専修学校専門課程(専門学校)
・大学の1年、2年次修了者及び修了見込み者
・4年制大学

(Wikipedia 編入学より https://ja.wikipedia.org/wiki/編入学)

現在大学へ進学している人は、

・大学の1年、2年次修了者及び修了見込み者
・4年制大学を卒業及び卒業見込み者

の枠で、編入を行う必要があります。

編入学のメリット

それでは、編入学のメリットは一体何なのでしょうか。

1. キャリアアップできる!

誰しもが好きな大学に入ることができたら苦労しません。もちろん、大学が全てではないことは確かなのですが、今いる大学に不満を持っている人もおられるかと思います。

友達が自分より知名度が高い大学に進学した...

周りの学生の雰囲気についていけない...

もっと、良い大学に入って周囲を見返したい...

そんな方には、編入学は素晴らしい切り札となるでしょう。世間ではどこの大学を卒業したかを主に聞かれます。また、履歴書でも卒業大学を記載します。そこでは、前在籍していた大学ではなく、編入した大学の名前を述べることができるのです!(履歴書は「古巣の大学を中退した」と明記する必要がありますが)

また、仮面浪人とは異なり、大学2年次を修了してから3年次編入学をしたなら元いた大学を卒業するタイミングで編入先の大学を卒業できます!!!

編入学はキャリアアップする手段として非常に有益なのです。


2. 学部や学科を変えることができる

一度大学に入っても、「自分のやりたかったことではない!」と思う人もいるのではないでしょうか。編入学はその状態を打破できるチャンスです。


3. 私立大学から国公立大学に編入すると授業料が安くなる

私立大学の授業料は高いです。学部によっては年間150万円近くするところもあります。財布にも優しいので、親御さんを説得するにも良いかもしれません。


編入学のデメリット

今まで、いいことばかり書いてきました。今度は逆にデメリットを挙げていきます。

1. 入学料がかかる

編入学でも入学料がかかってしまいます。もう一度入学料を払うことは少しもったいなく感じてしまうかもしれません。


2. 今まで在籍していた大学での友達と離れる

今までの友達と距離的に会えなくなる頻度が高くなります。しかも、友達に「編入学試験合格したから、来年には会えなくなる」と言い出すタイミングが分からなくなって困ります。

ただ、編入先の大学でも友達はできます!輪に入れるかな...など最初は不安ですが、編入する人は大体自分だけではないので大丈夫ですし、一般入試組ともゼミなどを通じて仲良くなれます。

もし、今いる友達(もしくは恋人)と離れたくない!という人には編入学は向いていないのかもしれません。

ただ、私個人の意見では、メリットの方が大きいと思うので、少しでも興味がある人は「取り敢えず編入学試験受けてみよう」、と考えてみてはいかがでしょうか!


ただし、編入学には少し注意点があります。ここで、注意しておきたいことは、以下の二点です。

(1)全ての大学、学部が編入学を受け入れているわけではない

全ての大学、学部が編入学を受け入れているわけではありません。例えば、2021年度の早稲田大学募集要項によると、基幹理工学部は三年次編入が可能ですが、国際教養学部は編入ができません(https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2020/06/1_2021_yoko.pdf)。

(2)大学の学部によって受け入れる対象者が異なる

大学の学部や学科によって受け入れる対象者が異なります。例えば、2021年度の早稲田大学募集要項によると、基幹理工学部では、高等専門学校を卒業した者、または2021(令和3)年3月卒業見込の者しか受験を許可されていません。

しかし、東京理科大学は、幅広い学科で編入を受け付けており、その対象は、

・大学卒業者(見込者)

・短期大学卒業者(見込者)

・高等専門学校卒業者(見込者)

・専修学校専門課程修了者(見込者)

・大学に2年以上在学し62単位以上修得している者(見込者)

と、とても広いです!しかも、東京理科大学には「推薦編入学」という素晴らしき制度も存在します(https://www.tus.ac.jp/admis/transfer/)。

このように、一律の決まりがない分、しっかりと募集要項を見ておく必要があるんです!


編入の要項について知りたければ、これを使う!

大学編入について知りたければ、基本的には、きになる大学の募集要項を見ることになります。ただ、それだけでは、時間がかかりすぎる...

もしくは、自分が今知らない大学に新しい出会いがあるかもしれない...

そんな時は京都中央ゼミナールの編入試験日程検索が非常におすすめです! (https://www.cyuouzemi.co.jp/search/)

このサイト、大学の地域や文系か理系か、国公立か私立か、など選んで検索するだけで、大学がヒットし、

・出願資格
・入学年次
・募集人数
・出願期間
・試験日
・選考方法

が一目瞭然で見られる神ページ!!!

是非おすすめします。

まとめ

編入学はあまり知られてない分、大学や学部によって競争率が比較的低い入学手段です。興味のある方は是非、検討してみてはいかがでしょうか。

これからも編入学について書いていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願いいたします。

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