見出し画像

PCのメモリ 本来の性能でてないかも

うちのPCのメモリ、本来の6割の性能しかでてませんでした。

※Amazonのアソシエイトとして、A-TAKは適格販売により収入を得ています。

5600MHzのはずが3600MHzで動作する

2ヶ月前にPCを新調しました。

この時に買ったメモリはCFDのDDR5-5600MHz 16GB(W5U5600CS-16G)のメモリ2枚です。

その後、Amazonで安売りしていたのでCORSAIRのDDR5-6000MHz 16GB(CMH32GX5M2E6000C36)を2枚追加で購入しました。

特に問題なく認識はされたのですが、たまたま何の気なしにBIOSの表示を見てびっくり。

周波数が3600MHz

メモリーの周波数が3600MHzということで、使っているメモリの最低速度である5600MHzを遙かに下回る値が出ています。

速度を調整するとブルースクリーン

BIOSの設定を見てみるとAi Tweakerの所にメモリ周波数を指定するところがあります。

ASUSのBIOS画面

AI Overclock Tuner を AUTO から DOCP Tweaked にするとメモリ周波数が選べるようになったので 5600MHz にしてみました。

すると起動時にブルースクリーン、再起動したらOSは立ち上がりましたが、何かしばらく作業していると、またブルースクリーン。
かなり不安定ですね。

再起動すると必ず一回ブートに失敗する

これ実は前のPCでもメモリ4枚挿してからは起こってたんですが、メモリ4枚にしてからはPC再起動すると、最初の起動画面が出る前に強制的に再起動するようになりました(前のPCでは強制的に一度電源切らないとだめだった)。

メモリ4枚挿し問題

先に結論書いてしまうと、DDR5は高速で動く分シビアで、驚くことに2枚までで動かすことが推奨らしいということが後で分かりました。マジデスカ…。

まさかそんな制限があることも知らずに、6000MHzのメモリを買い足して5600MHzのメモリは取り外しました。同じクロックに合わせれば動くだろうという推測からです。

最初、BIOSのAI Overclock TunerをAUTOにしていたら、やっぱり3600MHzしか出なくてぎょっとしましたが、手動で6000MHzに設定すると、今度は6000MHzで動作しブルースクリーンにもなりません!

やった!

私が使っている ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI での詳しい設定などはASUSのページにありました。

いったんのまとめ

ついにメモリも4枚とも光る仕様に

一応、4枚差しでメモリの規格どおり6000MHzで動作はするようになりました。

ただ、さっきも書いたようにDDR5メモリは2枚まで挿して使うのがベスト、クロック数も落ちるというのが、もうあらゆるサイトで言われているので、またしても久しぶりの自作PCで常識が変わっていて、びっくらこきました。

今はメモリ足りないから足せばいいってわけじゃないんですね。

一応、やや怪しいところはありながらも動いてはいるのでこのまま使うつもりではあります。

まだ問題ありなのか??

おそらく4枚挿して使っているからなのか、まだ怪しい部分が見つかっていますので、最後にそのあたりも書き残しておきます。

OS上でメモリのクロックを確認できる CPU-Z でこんな感じで表示されています。

表示は2997.9MHzになってますが、これはこういうものらしいです。

気になるのは右上の Channels # のところ。普通はDDR5のメモリを2枚挿すと 4 x 32 bitと表示されるらしいです。

ちょっと謎ですが、若干調べ疲れたところもあるので(笑)、深追いしてません。

また、一方でこんな記事も見つかって最初ビビりました。

DDR5メモリは1枚でデュアルチャンネルで、2枚だとクアッドチャンネルで通信する!?

HWiNFO64というツールで自分も確認。

え!4枚挿してるのにデュアルチャンネル止まりなんだけど!

…と思ったんですが、これマザーボードの仕様によるらしいです。先のブログの方は高性能なマザーボードを使われているのでしょう。

対応表に書いてないメモリとCPUだった

こんなにシビアな問題がある所だと思わなかったので、マザーボードの対応CPUやメモリなんて見てなかったんですが、みごとに自分が使っているCPUやメモリは含まれていませんでした(汗)

メモリはこれですが、微妙に型番が違う物しか記載されていません。

驚くことにCPUも入ってませんでした。Ryzen 5 7600X3Dは書いてあるのにですね。

こうしてみると自作PC難しいですね。

これでも一応買う前に調べてはいるのですが、なかなかその時はこれらの情報というのは目に入ってきませんでした。

やっぱりほんの少し高くなるかも知れませんかBTOパソコンが無難ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?