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[FPS]駆け引きについて

 駆け引きとは、「相手の出方や状況に応じて、自分に有利になるように処置すること」。今回はかなり上級者向けの内容になります。なぜなら「相手の出方や状況に応じて」とは、ある程度ゲームを知り尽くしていないと考えることができないからです。プレイ時間はそれなりにある方が、さらに勝負強くなるための駆け引きについて、書いていきます。




駆け引きとは

 私の解釈です。駆け引きは、自分の想定した勝ち方になるよう、相手の行動を誘導することです。特定の状況で、よく勝てる方法があるとします。勝率の高い勝ち方になるように、からめ手を使います。からめ手という言葉からわかる通り、自分と同じくらいの実力か、それ以上の実力の相手にしかあまり意味を成しません。地力の差で勝てる相手なら、ごり押しのほうが手っ取り早いですからね。

駆け引きが強くなるには

 常に仕掛ける側である

 駆け引きの極意です。自分から仕掛けてください。想定した勝ち方に持っていきたいのに、待っていても何も起こりません。常に自分から仕掛ける側に回ることで、精神的にも、戦略的にも主導権を握ってください。仮に格ゲーなんかだと口プでもいいですよ。相手のパフォーマンスが落ちれば勝率が下がります。FPSならスキルがありますし、グレネードや、音をわざと出すなんかもあります。あっちにいったふりをして、無音で引き返すなんかもそうです。とにかく敵を錯乱させて何をされるかわからない状況にしてやります。あれもこれもと警戒する敵は、ひとつのことに集中できません。あなたが想定した勝ち方を警戒できなくしてやります。意識外の攻撃を受けた相手はさらに動揺し、反応が遅れます。FPSはそれだけで勝敗が分かれます。

 相手の立場になって考えてみる

 いざ自分から仕掛けようとしても、何をどうすればいいのか思いつかない時があるかと思います。そんな時は、相手の頭の中を想像してみます。自分ならこうするとか、こう考えるとか、理論的に考えていきます。そこに人読みを加えてもいいです。この人はこういう癖があるとか、試合中に気づいたなら取り入れていきましょう。ここまでくると、頭の中に試合の盤面が見えてくると思います。マップ上に敵の位置と、誰が何をしたいか、予想できてくるでしょう。そこから自分の勝ち方を決め、敵を動かすための戦略を考えていきます。

失敗してもいい

 駆け引きは結局読みあいなので、外れるときは外れます。敵が毎回理論的に動くわけでもないし、相手も人間です。しかし、こちらから仕掛けて相手が動いたことで、相手のデータが取れます。これを基に、今度はこう動いてみようなど、次の戦略につなげることができます。そうして精度を上げていけば、一つの試合、ゲームの中で勝率を巻き返すことも可能になります。考えるのをやめないことが大事です。


 上級者向けでしたね。ゲームの仕組みをある程度理解していないと活かせないと思います。駆け引きで勝ちたいと思うなら、とにかく知識を集めることですね。相手の行動パターンがわかるまでは、予想外のことばかりで駆け引きどころではなくなってしまいますから。中、上級者ランクにきて、勝てないと感じ始めてから意識するといいかもしれません。


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