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鉄道開業150周年!駅にある鉄道モニュメントとアートを巡る

こんにちは、@ARTです。
今年2022年は、日本初の鉄道が、1872(明治5)年10月14日に、新橋~横浜間に開業してから150周年を迎えます。
そんな記念すべき年に、鉄道の記念モニュメントや鉄道をテーマにしたアートで乗り継いで見に行ってみてはどうでしょうか。

【新橋】新橋駅SL広場 C11 292号

新橋駅SL広場 C11 292号

ご存知新橋駅SL広場にあるC11形蒸気機関車です。新橋駅(現在の汐留駅)から一番列車が出発した鉄道発足100周年を記念し、保存展示されました。1945年製造というのでもう80年も経つ歴史あるものです。
新橋駅SL広場 C11 292号

【新橋】吉岡堅二 / くじゃく窓

吉岡堅二 / くじゃく窓

JR新橋駅烏森改札から入って地下ホームへと降りる通路に飾られた鮮やかなステンドグラス作品です。新橋駅の地下ホーム開業を記念して1976年に設置されました。使用されたガラスはヨーロッパから直接取り寄せられ,完成まで約1年の月日が費やされたといいます。
孔雀は日本の伝統的な美しさと気品を,左側の機関車は明治5年、新橋―横浜間を運転した1号機の正面像を表しています。
右側の動輪は、E102号機のもので現在青梅鉄道公園に保存されています。
吉岡堅二 / くじゃく窓

【東京】JR東京駅RTOレリーフ

JR東京駅RTOレリーフ

JR京葉線地下コンコースにあるレリーフ作品です。
1945年9月、進駐軍は東京駅に鉄道輸送事務所(RTO:Railway Transportation Office)を設置しました。その際に「進駐軍の目を驚かすもの」として、東海道や国立公園など日本の名所旧跡、日本地図を石膏レリーフで表し、RTO待合室の壁3面に施した作品です。

建築家の中村順平氏が図案、監修し、本郷新、田畑一作、建畠覚造など後に作家として名を上げた6人の作家が参加しています。
2012年9月、空白部分約12メートル分を除き、復元展示されました。
JR東京駅RTOレリーフ

【早稲田】山口晃 / 地下鐵道乃圖

山口晃 / 地下鐵道乃圖

現代風の大和絵俯瞰図で知られる山口晃氏によるステンドグラス作品。地下空間と地下鉄の風景が細かに描かれています。山口氏の作品は、日本橋駅にもあるのでそちらも合わせて見てみてください。
山口晃 / 地下鐵道乃圖

【桜木町】横浜鉄道蒸気車往返之図

横浜鉄道蒸気車往返之図

桜木町駅近くの県民共済プラザビルのエントランス前にある三代広重による横浜絵とよばれる異国情緒ある錦絵です。横浜駅(現在の桜木町駅)へ鉄道が開通した様子を描いた「横浜鉄道蒸気車往返之図」を基に、滋賀県信楽で焼陶板にしています。

【桜木町】鉄道発祥記念碑

鉄道発祥記念碑

桜木町駅新南口を出てすぐにある記念碑です。鉄道創業の地を象徴して1967年10月13日に設置されました。三角柱の形状の各面に、鉄道創業にまつわるレリーフや時刻表など施されています。
実は開業当時の横浜駅は桜木町駅のことで、1915年に2代目横浜駅が開業するまでは桜木町駅が横浜駅でした。

今では全国に多数の鉄道がありますが、日々乗っている鉄道も先人の偉業でできたものですね。そんな鉄道の歴史に思いをはせてみるのもいかがでしょうか。

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