beautiful monsterに想いを寄せて
総じてニッチな香りとなりました!
今回のタイトル曲Nightwalkerも、いつものように香りを調合。やっぱり作らないわけにはいかずで。うずうずしてきますw
最初に作ったのも気に入ったのだけど、もう少しダークさが欲しく、深夜の静けさを彷彿とさせるベチバーをプラス。
更にトップにアクセントがもう一声と感じ、バジルを追加。
バジルはギリシャ語で「気高い」という意味、”Royalty energy”の詩にもあるし、何と言ってもテンさん自身がRoyal。
神話に登場する、ひとにらみや一息で人間を殺すといわれるトカゲのような怪物“バシリスク”が語源という説もあり、悪魔というキーワードがあるし、ちょっとゾワッとするエピソードを持つバジルにも惹かれました♪
このスパイシーでエグみのあるグリーン系の香りをトップにしたところ、一気に渋みと深みが出て断然こちらの方が好みの香りに。
その他、
MVの研究室での無機質感は、少し薬品のような香りのするティートゥリー
甘美で陶酔(催眠)するような、クラリセージ
聖なる祈りはフランキンセンスとサンダルウッド
なにしろベチバーがいい仕事してくれています。これ単品で嗅ぐと、かなりスモーキーなのでめっちゃいい香り〜な系統ではないんだけれど、他のしかもしっかりめの強い香りと相性が良い。ここでいうとクラリセージとか。
色も茶色でこっくりとした粘度のある精油、香りも重厚で深みもあるからブレンドすることで、一気に層が厚くなる。単品では感じられなかった新たな一面チラリ...
まさにbeautiful monsterな怪しげなセンシュアルな香りに仕上がり大満足。
ブレンドしながらベチバーの深さを確認実感できた!うれしい発見。
同じ曲をまた時間が経過した時につくってみるのも面白そう。季節も変わるし、空気が変わると香りの印象も変わって感じ方も変わるから。
テンちゃんってボーダーレスで境目がないっていう印象で、中性的だしこっちでもあっちでもなく揺蕩っているかんじ。
香りもユニセックスなイメージが浮かぶことが多くて、今回のソロデビュー曲となる曲をNightwalkerで引っ提げてきたのも、ちょっとこう違う角度からきた感じがするんです。上手く言えないのですが。
自身のイメージと今回の曲の雰囲気、総じてニッチな感じ。バジルのようなちょいとスパイシーだったり、ベチバーの苦みとスモーキーさ。この曲に関わらずだけれど、捻りたくなるんですよねぇ。
そんな推しを見ては毎回嬉しさや喜び溢れて唸ってしまうんですが^^できた香りを香ってうぉ〜くぅ〜っとなる至福のひととき笑
できたら来月、テンソロライブに行っての感想を香りにしたかったけど、チケットとれず!気が抜けちゃうけど、次の楽しみにとっておくとする!!