矛盾RTA兼自己紹介


劇団アシメ交換日記第四回。

初めまして、リーダーから毒舌、高二病、自由人、陰キャ……と散々な言われようをしていたメンバーカラーが青色の山猫だ。

手始めに注意をば。私が書いてることは全てがフィクションである。そこのところをよろしくお願いしたい。

次に私についての弁明をさせていただきたい。

「物凄い頻度で通話してるけど、自分の好きなタイミングで寝ようとするから困る。」

──劇団アシメ初回記事「はじめまして。」より引用。


これについて。大体通話を始める時間帯が夜の十一時頃からで、私はもうその時間には瞼が落ちてきて思考も停止寸前だ。が、彼女は通話をしないのであればラーメン屋に行った時、ラーメンの汁だけが極端に少ない呪いにかけてやる、と脅してくるのである。だから私は仕方がなく通話をしているのだ。ラーメンの汁を人質に取られたら睡眠なんていうものは比べ物にならない。なるはずもないのだ。ああ、ラーメンの汁だけが極端に少ない呪いだなんて、なんて酷いことをするのだろうか。本当に彼女は人間なのだろうか。私には分かりかねている。

さて、つまらない前書きはこの辺りで。
今回他のメンバーと同様に自己紹介をするつもり筆を取ったのだが、私は他のメンバーと違って特筆して書けるようなことが何も無い。


例えばリーダーで緑色担当とじる氏。私は彼女のように表情筋が死んでいるわけでも、お洒落に興味があるわけでも、こんなふうにアシメを立ち上げるような企画力があるわけでもない。加えて彼女のように山から谷へ突き落とすような文章を書くことなんて、私には出来ない。

次に赤色担当のよる氏。彼女のような情景、心情などの全てが目に浮かんでくるような文章は、私を含め全世界で書ける人間なんて彼女以外いないだろう。唯一無二だ。

最後に黄色担当のソラ氏。ソラ氏の類まれなる色彩が惜しげも無く使われたその絵はもし仮にパリの街に飾られていれば、誰もが足を止めて彼女の才能を羨むことだろう。現に我らが劇団アシメのアイコン、ヘッダーがそれを告げている。

とまあ、このように彼女たちには特筆したものが少なからずある。が、私には特に何も無いのだ。今履歴書を手渡され全て埋めろと言われても、自己PR欄はソラ氏の心くらい真っ白になっていることだろう。

とはいえ、自己紹介が毒舌、高二病、自由人、とじる氏の好きな声、陰キャ……etcという単語のみというのは少々味気ない。なんとか絞り出して書くこととしよう。


名前:山猫。血液型:A型。性格:気分屋。
好きな事:演じる事、食べる事。
好きなアーティスト:某アイドルグループ。
推し:沢山いる。

四行書いてわかったこと:この書き方だと単語になる。


単語の紹介じゃ味気ないからっていって自己紹介始めたのに一行目から矛盾した。こりゃあまずい。色々書けそうな物にテーマを絞ります。

それでは先程の矛盾RTAの二行目、演じる事をテーマにしてお話しましょう。

好きな事と銘打って書いてある演じる事なのだが、特別なことは何一つしていない。劇団に入っていた経験はないし、演劇部に所属していた経験もない。だから演技の基礎基本が出来ていてかつ自分や役の個性を見出している劇団や演劇部などのプロの方からしてみれば、お遊び程度だと言われてしまうような演技しかする事ができない。

……また矛盾が生じてしまった。ツイキャスでセリフを読んでいたのは特別なことに入るか。特別を通り越して異質かもしれないが。(初回記事参照)

まあとにかく読者の皆様にわかって頂きたいのは、基礎基本も何も出来ていないやつが好きです〜と口先だけで言っているだけ、ということだ。


何故好きなのかと問われると筆が止まる。嫌いなものの理由を問われてしまえば、筆が水を得た魚のように踊り出すのだが、何故演じることが好きなのかという理由を問われるとどうしてか静止してしまう。


その訳を考えるのには数分の時間を要した。数分の熟考を経て出た答えがこれだ。


「レールが敷かれていて、キャラが立っているから」だ。


後者のキャラが立っているは言うまでもないだろう。ツンデレキャラだったり、クールキャラだったり、恥ずかしがり屋だったり。一つでもあればそれに沿って演技をする。楽しい。

前者のレールが敷かれている、は物語全部がそうなるがその人物が何を思い何を感じ何を行ったのか全てが台本に書いてある。書いてある通りに演者である私がなぞる。それが楽しいのだ。

テーマを絞ったものの、結局自己紹介とはいえない、よくわからないものが出来てしまった。

こんな感じで適当に書き殴っていくと思うが、私の、劇団アシメの記事を読んでくれると嬉しい。


機会があればまた次の記事でお会いしましょう。おつねこ。


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