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『はじめての料理の記憶』シロウトのひらめき料理。

ペーパー調理師です。国家資格である調理師ができることといえば、『調理師である』ということを人に自慢できること。(資格がない人が調理師を名乗ると、罰金30万円以下の刑です。調理師免許なくても飲食店で調理業務はできるんですけどね。)

本業は、調理とまったく関係ないWeb関連のことをやっているんですが、せっかく自慢できる資格があるし、何かやろうと思いつきました。

ペーパーとは言え、調理師免許を持っているので、多少料理をします。今までの飲食業界での調理経験も一般のWeb業界の人よりは多いはず。でも、生粋のプロではない。そんな私だからこそ、生粋のプロ調理人では気づかないことを、自分なりの視点で気づくことが、しばしばあります。

そんな経験をnoteで書くと、だれか1人でも何か感じてもらえることがあるかもなー、と思い、料理の連載を書いてみようと思いたちました。

と、いうハナシ。誰かの役に立てますように。


第1回目は、『はじめての料理』。はじめて料理を作ったことって、覚えてますか?学校で調理実習をやったとか、子どもの頃に親の手伝いをした、とかではなくて、自分で、あ。料理作ろう。と思って、作ったそれ。

私が初めて作った料理は、

『インスタントコーヒーがけチョコ入りチャーハン』

…。

中学生の頃、中間とか期末テストの前によく一夜漬けでテスト勉強をしていました。夜食でラーメンを作ってはいたんですが、ある時、4つ上の兄がチャーハンを作っているのを見て、(テスト勉強から現実逃避する為に)料理に興味を持ち、自分でも作ってみることに。

それまで調理や、料理の基本なんてものは何も知らず、その癖、人と違うことをしたい性格が災いし、基本の作り方を教えてもらったのに、「味はインスタントコーヒーでつけよう」「甘味も重要」と、塩コショウせずに、チョコとインスタントコーヒーをかけ完成。もちろんマズい。(全部食べたけど)

次に覚えた料理は、『天津飯』これも兄が作っているのを見て作り方を盗み見て、作成。こちらは、割とうまくできて、さらに料理に興味を持つことに。

その後も何回も作るんですが、あんかけに、オイスターソースを入れた場合と、水と醤油だけで作った際に、おいしさが違うことを感覚で学んだんです。

後で、『うま味』という概念を知るんですが、ここで料理の基本は、いわゆる『だし』+『塩味(ここでは醤油だったけど)』なんだー!と、感じたことを今でも強烈に覚えています。

料理の基礎で、五味(うま味、塩味、甘味、苦味、酸味)を習いますが、やっぱりこういうのって感覚が大事ですよね。

料理が苦手な人、一度出汁なしで、みそ汁作るとわかると思います。失敗って大事なんだよなぁ。

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