新卒4年目の退職、ニート期間と転職活動

3年ぶり!?くらいの更新。。
新卒入社から3年の時を経て、貿易事務の仕事を6月に退職しました。
退職までの3年間、いろんなことがあったな
そしてそのほとんどがどうでもいい、つまらないことだった
でも3年間、よくがんばった。。

ここまでを振り返ってみると、
舐めた就活をしていたせいで(?)夏まで内定0だったわたしは
第3志望くらいの業界の、やっと内定をもらえた会社に喜んで入社して
指導員ガチャにはずれて一時期は精神科にお世話になるほど
地獄のような1年目を過ごしたものの、2年目以降は
比較的平和に過ごし、今年度で4年目を迎えた。

実際、指導員がいなくなった2年目以降はストレスからくる
あらゆる体調不良も少なくなったし、残業は少ないし
テレワークもあるしフルフレックスだし
有給もそれなりにとれるし手当も厚いし
基本給が安いだの文句をたれても、総合職とはいえ所詮事務系
ということを踏まえたら、年収は十分な額をもらっていた。

ではなぜ退職したのか。
一言でいえば、「つまらなかったから」になると思う。
毎日毎日ルーティンワーク、日々終わることのないルーティンワーク
一つの手配が終わったらまた次の手配、常に複数案件の手配を抱えて
ゴールのないルーティンワーク。。。。
それに加えて社内の横断業務、よく意味のわからない業務改善企画とか
偉い人の思いつきで企画された会議に出席させられて
進められなかった業務は残業して片付けて。。

ほとんどの人は働くってそういうことだから、つまらないことして
時間と労力を売ってお金を得るもの、と納得させているのかもしれないけど
わたしはそれができず、成果もない、評価もない、日々なんのために
誰のためにやっているかもわからない仕事に使う時間が
虚しくて情けなくて仕方なかった。
自分の会社は親会社の機能子会社だったので、
外からお金を稼ぐということはしていなくて
親会社から仕事分のお金をもらうという仕組みになっていた。
だからどれだけ仕事量をこなせるかが評価(評価制度など機能していなかったけど)
というか社員の能力の指標になっていて、それも虚しさを加速させた。
一切興味の持てない仕事をとにかくこなさなければいけない。
業務工数を埋めるための1要員、まさにのっぺらぼうの働く駒。
別に誰でもいい。AIでもいい。

ずっと思っていたのは、これは穴を掘って埋める作業だな?ということ。
一生懸命仕事として穴を掘るんだけど、頑張れど頑張れど
穴は深くなっていかない。何も成果が得られない。
昔の拷問か!でも本当にそうだと思っていた。

会社に行きたくないなあ。とりあえず体が会社に置いてあればいいか。
という考えで、何着てってもいいや。メイクも適当でいい。
髪も適当にまとめればいいや。誰にどう思われてもいい。
投げやりな毎日でひたすら土日を楽しみに生きる5日間。
じゃあ土日にどんな意味があるかって、対してやることもない。
その結果、なんで生きてるんだ?もはや早くおばあちゃんになりたい
と思うようになった。誰のための、何のための人生なのか。。

そうして毎日やめたいやめたいと思っていた3年目のおわりごろ、
中途採用で新卒1年目の男子が自分のチームに入ってきた。
わたしがメインで担当していた案件をその子に引き継いで、
わたしは新たな案件を別の先輩から引き継ぐことになった。
その子は元営業職だったらしかったけど、休職を経て1年目で
退職しているくらいなのでよほど向いていなかったんだな
というのがすぐわかるほどコミュニケーションをとるのが難しくて
自分も常にパツパツの業務を抱えながら知識ゼロの子に一から
業務を教えるストレスがかなりあった。
新人の指導って、何かやってもらったらありがとうってお礼を
言おうね、とかそういう人としての基本を教えることだっけ?
とか本当にそのレベルだった。
そしてなにより、自分が指導員になって業務を教える間、
一年目のときの指導員から受けたトラウマが
フラッシュバックすることに苦しんだ。

新人の子もがんばっているんだろうけど、どうしても
苦手だと感じてしまうことへの自己嫌悪。
それに加え、この子でもできる仕事をわたしはずっとやってきたんだな
自分じゃなくて、この子じゃなくても、誰でもできる仕事だったんだな
という虚しさがピークに達した。

そして、年度末に退職の意思を半ば勢いで上長に伝えて、
2ヶ月ほどで退職した。
おそろしくサクサクと退職まですすんだから
自分は全く必要とされていなかった可能性があるな。。笑

新卒からそれなりにがんばって働いたけど
やりたくないこと、行きたくない部署はあるくせに
やりたいこともなく、意志もなく興味もなかった。
やめて正解だったという気持ちは今も変わらない。

退職を決意するまでに考えていたこと、
一日一日が人生なのに、いつかのための今日ではないのに
なぜ意味のない一日を毎日積み上げているんだろう?

楽な仕事なんてないし、仕事は頑張ってするものだから
誰のためにやっているかがわかることをしたい、
自分自身がこのためにがんばったと思える瞬間のために働きたい。
そういう考えはあまちゃんなのかな。。。。

退職が決まり、お世話になった方に挨拶に行ったら
営業さんたちが寂しいです〜とかお礼を言ってくれて
お世辞でもありがたいな、と思った。
退職日は少しセンチメンタルにもなったけど、すっきりした。

それから約半年のニート期間を経て転職活動中の今に至るのだけど
かなり長くなったので一旦ここまでにする。

読んでくださった方がいたら、ありがとうございます。
よかったら、読んだよとコメントいただけたら嬉しいです。笑




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