新たな一文
他人の書いた物語を生きることなど
できはしないんだ本当は
自分の物語が他人に操られていると思うなら
他人の責を問う前に
それに甘んじる物語を書いた自分を省みなければ
何も変わることはない
そこには
「他人の書いた物語に乗ることを決めた」と、
「現状に満足しているふりをしている」と、
自分で書き込んだ一文があるだけだ
だって、自分のノートに書き込めるのは
自分だけ
変わりたいなら
自分で書き込まなくては
新たな一文
「Norakura-notes」収録
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