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【高校受験】親の役割・サポートはこの3つ!

こんにちは!家庭教師のあすなろ学習サポート係の木村です。

いまだ新型コロナウイルスの収束が見えないなか、中3受験生の親御さんからは相談が絶えません。休校の影響で勉強が遅れていたり、定期テストや課題の提出に追われていたり・・・。かつてない混乱に巻き込まれた受験生のお子さんを見て、

「受験に向けてどう動いていったらいいの?」
「親はどうサポートするべきなの?」

と不安になっている方がとても多いんです。

そんな方のために、今回は高校受験における“親の役割・サポート”を3つに絞って分かりやすくご紹介したいと思います。

入試の範囲やシステムはどう変わるのか、学力検査はどのように行われるかなど、未確定のこともあります。ですがこんな状況だからこそ、やることが決まっていること・やるべきことを明確にして、早め早めに動いておくことが大切です!さっそく3つのポイントを見ていきましょう。

1.受験する高校・目標を決めるサポート

・今は親子で進路に向き合う最後の、重要な時期!

10月に入り緊張感も増してきましたが、もう少し経つと受験勉強もラストスパートに入って余裕が無くなってきます。

直近の11月~12月には学校で三者面談があり、最終的な受験校を決定することになりますよね。遅くともそれまでには具体的な進路を固めておく必要があります。

そしてその進路決定では、親子間でしっかり同じ考えを共有していることが大前提です。つまり今は、親子で進路に向き合う最後の、とっても重要な時期!と言えます。

中学校でも進路説明会が行われますが、ご家庭でも積極的に情報を集めましょう。高校見学や個別相談会に一緒に参加し、情報集めを入念に行ったうえで、お子さんが「ここに行きたい!」と思える高校を選んでくださいね。

そのほかのサポート例はこちら↓

【親の役割・サポート例】
・高校見学や情報集めを一緒にやる
・学習スケジュールや進捗を見る
・1日の勉強時間や達成目標を聞く
・勉強でつまずいていることを聞く→塾や家庭教師に相談
・面接の練習相手になる

具体的な問題の解き方や、勉強のやり方を教える際には注意が必要です。これらについては、親が口出しし過ぎたことで険悪ムードになってしまった…という話をよく耳にするからです。

各ご家庭の方針があると思いますので断言できませんが、細かい勉強内容はあまり介入しすぎず、親はあくまでもサポートの役割に徹するほうがいいのかもしれません。

また進路についても、最終的に決めるのはお子さん自身です。経験値が少ないぶん、情報を集めて判断材料を見つけるサポートは必要ですが、最後は本人が決めたことを尊重し応援しましょう。

・親が準備することもリストアップ

冒頭でも書きましたが、今回の高校受験は予測できないことが起こるかもしれません。こんなときこそ、高校の合格発表までの一連のスケジュールを把握し、親が出来ることから進めてみましょう。小さなことでも、なにか1つ前に進めておくことで心のお守りになりますよ。

以下は入試に向けて準備することの一例です↓

【入試に向けて準備すること例】
・入学願書の取り寄せ~提出の手順確認
・そのほか提出書類の確認
・願書用の証明写真の準備(写真館の予約など)
・受験料や入学金の準備
・入試当日の持ち物や交通ルート調べ


2.子どもの精神面のサポート

・勉強の遅れや行動制限…受験生はストレスだらけ

休校が長引いた影響で、多くの都道府県で入試の出題範囲の縮小や、選抜基準の変更が決まってきましたね。“受験生が不公平にならないように”という配慮がされていますが、精神的なストレスは例年以上にかかっているはずです。

高校見学や入試説明会も満足に参加できなかった、部活の大会も無くなり友達と騒ぐこともできなくなった、常にマスクで学校や塾でも行動が制限されている…。子どもが自由に振る舞えるのは、お家くらいかもしれません。

こんなときに「試験まで◯日しかないよ!」と煽ったり、勉強のことを口うるさく言うのは逆効果です。

親が言わないことをいいことに勉強をサボる、となると困ってしまいますが。少なくともお父さんお母さんどちらかはあまり口出しせず、子どもの心の拠り所になってあげてください。それが今は親の役割として大切なことだと思います。

日常のなんでもない話を聞いてあげる、いっしょに散歩に出かける。どんなことでもいいので、子どもが一度勉強から離れてリラックスできる時間を持つようにしましょう。

・ポジティブな言葉を意識して使う

「今年受験なんて運が悪かったね」「コロナで嫌になっちゃうね」こんなネガティブな言葉は、受験生のやる気を奪ってしまいます。反対に、

「忙しいのに、塾の宿題もちゃんとやったんだね」
「今回の模試、英語が上がってたね~」
「がんばってるから、週末はご馳走にしよう」
「お母さん(お父さん)に手伝えることがあれば言ってね」

こんな風に、子どもの良いところを積極的に見つけて伝えてみてください(^^)親のポジティブな言葉は、子どものやる気や自信を引き出すだけではありません。「お母さん(お父さん)は自分を信じてくれているんだ」という安心感に繋がり、勉強に打ち込む原動力になります。


・親もストレスを溜め込まない

私たちが思っている以上に、子どもは親の不安な気持ちを敏感にキャッチします。そのため、親自身がストレスを溜め込まないことを日常的に意識することが大切です。

勉強についての不安は、塾や家庭教師など第三者の力を積極的に借りましょう。食事づくりなども毎日気を使うと思いますが、ときには外食やレトルトを利用したり、ご夫婦で家事の役割分担したりして、負担がかかり過ぎないようにしてください。


3.子どもの体調管理のサポート

・風邪や感染症予防の徹底

これは日常的に行っていることと思いますが、引き続き体調管理を徹底しましょう。

特に受験シーズンは風邪や感染症(インフルエンザやノロウイルス)のリスクが高まるので、家族全員が体調を崩さないよう働きかけることは親として大事な役割です。

帰宅したらまず手洗い・うがい・消毒をする。これはコロナ予防対策で習慣になっていますね。

そのほかにも、規則的な生活リズムや睡眠は受験生にとって欠かせないので、家族のルールとして話し合うのもおすすめです。お風呂に入る時間や、夜は遅くとも何時には布団に入るなど、お子さんの意見も聞きながら決めてくださいね。

・栄養たっぷりの食事を

受験生は、勉強の合間にお菓子を食べたり、夜食を食べたりする機会が増えますよね。息抜きやリフレッシュの役割の果たせる程度なら問題ないのですが、食べ過ぎやバランスの悪い食事には注意です!

例えばジュース・チョコなどの糖分の摂りすぎ、炭水化物オンリーの食事などは、脳の働きを鈍くすると言われます。食べた直後は一時的に目が覚めるような感覚があっても、そのあと一気に眠くなる・・・なんてことはあるあるですよね。集中力を保ち、勉強の効率をアップさせるために、タンパク質やビタミンなども補い、腹八分目を心がけましょう。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

もう一度言いますが、子どもは「お父さんお母さんは自分を信じてくれている」「どんなときでも応援してくれる」という気持ちが力の源となって勉強をがんばることができます。今年は特に心配なことも多いと思いますが、ぜひお子さんを信じて見守ってあげてください。

そして勉強のことは、勉強のプロである私たちにお手伝いさせてください。多くの受験生を第一志望合格に導いてきたノウハウをもとに、必ずお力になります。

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