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それマナー違反かも!?高校受験面接のマナー解説(控室~退室まで)

こんにちは!家庭教師のあすなろ学習サポート係の木村です。

高校受験の本番が差し迫っていますが、面接の準備はどうでしょうか?「どうせ重視されるのは学力テストの点数だから…」と、面接を甘く見るのは危険ですよ!

たしかに面接を重視しない高校もありますが、倍率の高い都立高などでは、面接の印象によって他の受験生と差がつきやすいんです。うっかり“マナー違反”の行動をしてしまったばっかりに、面接官の印象を悪くしてしまうことも…。

そうなる前に、落ちる人の行動ややってはいけないことを例に、高校受験の面接の正しいマナーを知っておきましょう。

1.身だしなみ編

1)面接で落ちる!?マナー違反例
□制服の袖や裾が長すぎる、短すぎる
□制服や靴が汚れている
□ボタンの閉め忘れやネクタイの乱れ
□髪型や爪に清潔感が無い
□派手なアクセサリーを着用

2)正しいマナーはコレ
・丈の合った制服を正しく着用
・制服、靴の汚れやゴミは取り除いておく
・爪は短めに整える
・髪が顔にかかりすぎないように整えておく
・余計な装飾はしない

高校の面接官がまず見るのは、あなたの身だしなみ。どんなに成績が良くて受け答えがしっかりした生徒でも、だらしない格好をしていたら、その印象が面接官に強く残ります。

あなた本来の良さが最大限に伝わるように、清潔感のある身だしなみで面接に挑みましょう。美容室や制服のクリーニングは済んでいますか?


2.控え室編

1)面接で落ちる!?マナー違反例
□遅刻や無断欠席
□他の生徒とおしゃべりする
□スマホをいじる
□席を立ったりキョロキョロする
□足を組むなどだらしなく座る

2)正しいマナーはコレ
・30分前には面接会場に到着
・友達がいても私語はしない
・スマホの電源は切っておく
・落ち着いて静かに待機
・肩の力は抜きつつ姿勢よく座る

面接が終わった途端、一気に緊張の糸が緩んでしまうかもしれません。でも、控室や廊下での振る舞いも、誰に見られていてもおかしくないです。せっかく面接中の印象が良くても、面接以外のところで悪く評価されてしまったらもったいないですよね。

さらに、自分の身勝手なマナー違反行動によって他の受験生に迷惑がかかったら最悪です。常にガチガチに気を張っている必要はありませんが、非常識な行動をしないように気をつけましょう。

3.受け答え編

1)面接で落ちる!?マナー違反例
□猫背やふんぞり返るなど姿勢が悪い
□目線がキョロキョロ定まらない
□早口や小声で何を言っているか分からない
□無表情
□手足をせわしなく動かす(貧乏ゆすりなど)
□質問の趣旨から大きくはずれた答えをする

2)正しいマナーはコレ
・背もたれに触れず背筋をピンと伸ばして座る
・面接官の顔(目~口元あたり)に視点を定める
・喋るときは低めのトーンを意識してハキハキと
・自然な笑顔で話す
・着席時は手を腿のあたりに置き姿勢を正す
・面接官の話をよく聞き、趣旨に沿った回答をする

1番緊張する場面ですが、緊張はみんな同じです。少しくらい言い間違えたり言葉がつまったりしても大丈夫。それくらいは減点にならないことがほとんどです。入室前に大きく深呼吸して、丁寧な挨拶や堂々とした態度を心がけましょう。

また、高校によってコロナ禍での面接方式は異なりますが、当然マスク着用での対面面接が想定されます。マスク着用の場合は、マスク越しでも面接官に伝わるような声量や、笑顔の表情も意識しなければいけません。これに関しても事前の練習が欠かせないですね。


4.入退室編

1)面接で落ちる!?マナー違反例
□ノックをしないでドアを開ける
□ドアを開けながら挨拶する
□後ろ手でドアを閉める
□なにも言わずに退室する

2)正しいマナーはコレ
・3回ノックして「どうぞ」を言われてから入る
・ドアを開ける→挨拶→一礼の順に1つずつ行う
・ドア方向を向いて、閉めるときは静かに
・面接が終わったら椅子の左側に立ってお礼とお辞儀
・最後にドア前で「失礼します」と言って退室

入退室の動作も、面接同様に緊張しますよね。緊張のあまり、動作が前後して間違えることはよくあります。ですがもしマナー違反行動をしてしまっても、落ち着いて行動することです!

焦って縮こまったり、表情が暗くなったりするほうがマイナス印象。少しくらいタイミングがズレても問題ありません。1つひとつの動作を丁寧にすることで、真剣な気持ちはきっと面接官に伝わりますよ。


5.まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。
高校受験面接におけるマナー違反行動の例を紹介しましたが、これらの多くは事前練習の繰り返しで防ぐことができます!

できれば面接官と同年代くらいの大人(親や学校の先生など)に練習相手になってもらい、一連の動きを体に染み込ませてください。家族に動画を撮影してもらって、客観的に自分の動きをチェックするのもおすすめです。

とはいえ、いくら面接までに万全の準備を整えても、予期せぬアクシデントが起こることがあります。たとえば交通機関の影響で遅刻したり、急な体調不良になってしまったり…。そうした緊急事態には、いち早く高校の先生や保護者に連絡を取り、最悪の事態を回避しましょう。

高校受験生活もあと少し。あなたのラストスパートの踏ん張りを応援しています!

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