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2022明治安田生命J1リーグ 第24節VS 横浜F・マリノス


歴史に残る一戦を目撃しました。


なんだかもう、たくさんの方が振り返っているので細かいことはさておき、


とても幸せでした。



現在首位のチームであり、神奈川ダービーでもある、プライドをかけた絶対に負けられない…勝たなければならない戦い。


試合開始直後から互いのチームから伝わってきた、この試合にかける思いの大きさ。


あまりにも展開が早く、3階席から俯瞰で見ていても息が出来ないほどの90分。


きっとピッチに立つ選手は、一瞬でも油断すると即失点に繋がるほどに感じたスピードと精度だったのではないかと思います。


暑くて連戦というコンディションで、そんな集中力を保ち続けた選手の皆さんが見せてくれたのは間違いなく激闘。
最高のゲームでした。




いつもゴールには様々な意味があります。


この試合、均衡を破った先制点は、
ダミアン選手のJリーグ50得点目!


今シーズンを占う重要な一戦でのゴールの喜びと、
ここまでフロンターレで共に戦ってきてくれた歴史が重なっての
歓喜の瞬間✨


スタジアムが一体になりました!!


ダミアン選手のゴールの数だけ、サポーターが喜んできたのだと思うとひとしおです😊




前半終了間際、同点に追いつかれてから
いよいよ後半アディショナルタイム。



本当に、応援するサポーター全員がそれぞれの思いで祈っていたと思います。


負けるよりはこのまま引き分けがいい?
とにかく逆転されるのだけはやめてくれ!


そんな気持ちも、もしかしたらあったかも知れません。


でも、みんな前を向いていました。



どうか、あと1点。



本当に優勝するには



引き分けでもダメなんだ、と。


 

目の前の勝ち点1よりも、
見据えるのは 優勝 の文字。



ラストプレーかと思われたコーナーキック。
ゴールには至らず。


それでも全員で残った力を尽くして前へ前へー


相手も死力を尽くしている


後半AT目安の8分を超え、いつ笛が鳴ってもおかしくない時間帯


スタジアムが固唾を吞んで見守る中


それはやってきました。


谷口選手の美しいロングフィードから、小林選手の確実なトラップと鋭いパス。
受けた家長選手、ペナルティエリアの右までドリブルで運び、ほぼ顔を上げると同時にゴール前へ浮き球のクロス。


飛び出したジェジエウ選手と相手DFの空中戦。


制したジェジエウ選手のヘディングは、左ポストに当たって跳ね返り、
ゴールへ吸い込まれました。



2-1



そのまま長いホイッスル





何が勝負を分けたのか。

試合後インタビューを見る限り、
鬼木監督も、山根選手も結局は 気持ち の部分を言っていました。


ゴールへの執念。


見返してみると、特に後半AT目安の8分代は最後まで走り抜く気持ちがわずかに上回っているようにも感じられます。


でも、具体的にどこがどうだったわけではないんでしょう。


とにかく、


一生忘れられそうにありません。


素晴らしい試合を見せてくれて本当にありがとう。



実は後半20分、相手選手の放ったシュートが右ポストに弾かれたのが
「入っていたらどうしよう、、、」と、ものすごく印象的で記憶に刷り込まれていました。


今回、ジェジエウ選手のヘディングがポストに弾かれて入る方向にいったのは
もちろん、ジェジエウ選手の狙いと、それより前の復帰に向けた努力と気力があることは言うまでもありませんが、
ボールを繋いだ選手全員の気持ちと、監督の采配と、スタッフの準備と、そしてピッチ上の全員を鼓舞し続けたサポーターの手拍子、祈り、日頃の応援が結果的に引き寄せたのだと思います。


他のチームのことは分からないのですが、
私は、フロンターレのサポーターの皆さんが
どれだけクラブを思い、一見関係のないような事にも積極的に賛同し、取り組み、楽しみ、チームを支えているか、
そしてそれが一朝一夕で出来上がるものではないか、たくさん見てきたつもりです。


ゴールが決まった瞬間、スタジアムが一体となった時には
遠くから気持ちを送っていたサポーターも一緒にひとつになって等々力を揺らしていましたし
同じことで感動した気持ちは間違いないです。


全部ひとつになって勝利しました。



試合後インタビューのジェジエウ選手の言葉通り、
「今日この試合から、自分達がタイトルに向けて走り始める」
そんな歴史的なゲームの感動を共有できたことが本当に幸せです。



素晴らしい試合を見せてくれてありがとう。


フロンターレ、大好き。


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