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ザ・スタンド(2020ドラマ)/スティーブン・キング

2020年に公開されたドラマ版ザ・スタンドのDVDを借りて見ている。
まだ全部見終わってないんだけど、
先日見た昔の映画と合わせて見るとすごく面白い!

一番興味を引いたのは、主人公の一人スチューが旅の途中で会ったグレンに「イーストテキサス」と呼ばれるところ(笑)
スチューが拉致される前に住んでいたあたりって、私がテキサスで住んでた街にすごく近いんじゃないだろうか。
先日見た映画の中でちらっとテキサスの地図がうつり、丸してあった地域がまさにその辺り。
と、前スタンドの記事に書きそびれたのでここに書いちまいました(^_^;)

2020年版のマザー・アバゲイルは、ウーピー・ゴールドバーグ!
優しくて暖かく、存在感のある存在だ。
闇の男に魅入られ、正邪双方に翻弄されるナディーンは素晴らしく美しい。
そしてニック。聾唖者のニック。
2020年版の彼はまるでジーザスの化身のように神々しい。私だけかな?そう思うの(・・;)
すっごく綺麗な役者さんである!

今見ているドラマ版スタンドは、ディスク1〜2枚目あたりまで回想シーンや現在・過去がランダムに流れて、筋をまったく知らない方は混乱するかもしれない。
まぁ わからなかったらも一度見返せば、そう言うつながりだったのか!と理解できるだろうけどね(^ ^)

見づらいでしょうが、登場人物多いので😅興味ある方は先にざっと昔の映画を見るのがいいかも。

「闇の男」は先日見た映画版のほうが怖さと凄味があった気がする。だが後から晴れ。さんの情報で、ランドル・フラッグ役の男優さんは映画ITのピエロ役の俳優さんのお兄さんだということに気づき、そうだったのか!と。
兄弟二人とも悪役の、しかも主役級で当用されるなんて、凄いわ(・・;)
まさにキング作品繋がりだ。

そして全て❗️見終わった感想‼️
最後のディスクの特典映像で、製作者と出演者たちが語るのを見て いやこれ、キングはこの2020ドラマ版のためだけの脚本書いたんだ?!ってこと💦 これに一番衝撃を受けた。
すっげー。(・・;)
つまりは原作、映画、そしてドラマ、全てが別物ってことね💦
そうして見ると、多分原作でキングが書ききれなかったエピソードがドラマに盛り込まれており、余すことなく?キングの表現全てを見れて、すごく幸せ😆

原作ではスチューとフラニーがアバゲイルの家で暮らすところで終わった気がするが、ドラマは違う展開である。
今まで内面的闘いをしていなかったフラニーが試される。それを最後の最後に持ってきたところ、また、フラニーを助けた謎の少女は誰なのか?
超人的(神がかり)な能力と、幻のように消えてしまった展開から、マザーアバゲイルの化身か?!と私には思われた。

とにかく。
全て見終わって思ったのは、途方もない壮大な物語だったこと。
世界がひっくり返るパンデミックが起こったら、己の悩みなどチンケなもんだと思えること。である。
こうして現実に帰ると、まだまだ平和だね(^^)
今ある平和を感じさせてくれるキングに、感謝!である。

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