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HSPのコミュニケーション改善方法

コミュニケーションは得意ですか?

HSPの人は気遣いが上手なのですが、内向的な性格の人も多いため、上手く自分の思いを伝えることができず、誤解されてしまう方が少なくありません。

今回は、HSPの人がどのようにすればコミュニケーションが上手くいくのか、その具体的な方法をご紹介していきたいと思います。もしもHSPの人で、なおかつコミュニケーションに自信のなさを感じている方がいらっしゃいましたら、ぜひ最後までご覧ください。

この記事も動画にまとめました。ご覧いただけると嬉しいです。


HSPは病気ではありませんが、生まれもった特性で、刺激に敏感な人たちのことを言います。人の気持ちにも敏感で、人の感情に影響されるので生きにくいと感じる人が多いです。5人に1人はHSPです。

私も、刺激追求型のHSPです。

HSPの人が一番にストレスを感じるのは人間関係です。以前、HSPの人が人間関係で疲れないための方法3選をご紹介しましたので、人間関係で生きにくい思いをしている方はこちらも合わせてご覧いただければと思います。


コミュニケーションを上手くするには、話し方の勉強をする前に、自分の見た目を変えたり気持ちの持ち方を変えたりすると効果的です。


人は見た目が55%。

メラビアンの法則というコミュニケーションの法則があります。人がコミュニケーションで重要視する要素のパーセンテージを分けたものです。

視覚情報55%、聴覚情報38%、残りの7%が話の内容です。つまり、印象の93%が見た目や話し方によって変わります。

これが分かったところで、どのような見た目にすれば良いのかというのは疑問ですよね。

結論から申し上げますと、自分がどう見られたいかによります。自分が人に賢い印象を持ってほしいのであれば、賢そうな人が着ている服を着ましょう。優しい印象を持ってほしいのであれば、カジュアルな服を着ましょう。

日常生活において強そうな印象を持ってもらいたい時・パワハラを受けたくない時等は持ち物を黒や赤など、強そうな色にしてみるというのも一つの手です。

心理学ではハロー効果というのですが、印象や評価が、見た目や特徴に左右されて歪められることがあります。実際には内気で人見知りするタイプでも、優しい印象を持たれる服や明るく見える服を着ることで自分の印象や評価を変えることができます。

自分の見た目の印象を変えたあとは、気持ちの持ち方を変えていきましょう。


気持ちの持ち方

①説明に時間がかかっても良い

HSPの人は相手の気持ちを察する能力が高いので、説明に時間をかけることを「相手に申し訳ない」と感じます。相手の時間を奪うことが申し訳ない。という気持ちを持っている方が多いです。

人間関係を構築する上で、相手の時間を大切に扱うことはとても良いことですが、行き過ぎると言葉足らずになって誤解を招く原因になります。

話が上手くまとまっていなくても大丈夫です。時間がかかっても良いので、自分の気持ちは伝えるようにしましょう。

仕事中は相手が忙しい時は端的に要点だけ伝える必要がありますね。そういう時も「今お手すきですか」「今お時間よろしいですか」「5分ほどお時間いただきたいのですがご都合いかがですか」とクッション言葉があると、時間の確保ができるのでこちらも落ち着いて話せるかと思います。

プライベートで、忙しくもないのに話を急かしてくる人いませんか?モラハラ気質の人に多いんですが、

「要点だけ言え」とか、「まとめてから話せ」とか。

これはこの相手のほうがコミュニケーションに問題があるので、できることなら相手にしないほうが良いです。例え夫婦やカップルでもモラハラする人とは別れたほうが良いと思いますよ。


②自信がないのは相手も同じ

HSPの人は自己肯定感が低い方が多いので、話していると自信のなさが見て取れます。自信がないと小声でボソボソと話すような話し方になったり、相手にお伺いを立てるような話し方になったり。

その結果「自分の意志はないのか」と思われることがあります。

こういう時におすすめなのは、「相手も自信がない」と考えることです。そもそも、人と人との間に上も下もありません。自己肯定感が低い時、自分が何をしてもダメな人間で、相手よりも下の立場にあると思ってしまいがちです。

しかし目上の方であろうと、人と人なんですから対等です。

そう考えるために、「相手も自分と同じで、自信がないんだな」と考えてみてください。対等であると思えると緊張が解け、リラックスした状態で話し始めることができます。

※対等だからといって礼儀を忘れるのは違いますよ。


③自分の気持ちと向き合う時間を

HSPの方は人の気持ちに敏感で、影響されやすいので、よく自分の気持ちが迷子になります。先述の通り、「自分の意志はないのか」と思われることがあります。

しかし、「自分の意志はないのか」と言われた時、「分からない」が正直な感想ではないかと思います。自分の意志がある気もするし、ない気もする・・・。自分の意志・・・。言葉に表現するのは難しい・・・といった感じではないでしょうか。自分が迷子の状態ですね。

こんな時におすすめなのは瞑想です。

1日に10分~15分、自分の身体の状態、心の状態と向き合う時間を作ってみてください。最初は10分を長く感じると思いますので、5分から始めてみると楽だと思います。

HSPの人は日中に多くの刺激にさらされて疲れやすいので、1日のうちのどこかで刺激をシャットダウンし、瞑想をすることで心と身体を休めることができます。

歩きながら瞑想をする「歩行瞑想」というのもおすすめです。言葉の通り、ウォーキングしながら瞑想をします。音楽も何も聴かずに、自分の心と身体の状態に目を向けます。10分~15分何もせずじっとしておくのが苦痛でたまらない人は歩行瞑想のほうが向いているかもしれませんね。

毎日自分と向き合う時間をとっていれば、自分という人間が見えてきます。自分の気持ちが迷子になるのを避けることができます。共感能力が高いHSPの人は自分迷子になりやすいですので、これでお悩みの方がいらっしゃいましたらぜひお試しください。


まとめ

自分の見た目を変えたり気持ちの持ち方を変えたりすることで、リラックスした状態で話すことができ、コミュニケーションが今よりも円滑に進みます。



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最後までご覧いただき、ありがとうございました!

記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。