視聴者さんに聞いた!HSPに向いている仕事・向いていない仕事
私はこれまで、HSPに関する動画をたくさん発信してきました。
私自身は、HSS型のHSPです。熱しやすく、冷めやすいので、いろんなお仕事をしてきました。
私がHSPの発信をする中で、HSPの視聴者さんからよく、
この仕事はきついよ!
この仕事は楽しめているよ!
というコメントをいただいています。
これは、他のHSPさんにとってもとても役立つ情報だなと思ったので、今回ご紹介させていただこうと思います。
一般的によく言われているHSPさんに向いている仕事と、実際の現場では、かなり異なった意見があるということがわかりました。
自分の仕事選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしていただければと思います。
この投稿も動画にしていますので、家事や移動をしながらご覧になりたい方はぜひこちらをご覧ください。
この動画では、わかりやすくするために「HSPに向いていない仕事」と表現をしていますが、向き・不向きはその人が決めていいことだと考えています。
自分の職業が「向いていない仕事」として出てきたからといって、あなたに向いていないわけではありません。
この動画は、あくまでも、「視聴者さんからいただいたコメントこういうのがあったよ」というのを紹介していきますので、参考程度に留めていただければと思います。
それでは、まずは向いていない仕事からご紹介します。
視聴者さん、沢山の意見をくださりまして、ここでいただいたのは8つの職業でした。
向いていない仕事
①エンジニア
このコメント以外にも、私がカウンセリングを行う中で、何度かエンジニアさんからのご相談を
いただきました。
特に、コロナ禍では、若手の方々が
・質問したいのにできない
・職場の人たちと気軽に話せる環境ではない
という理由から、エンジニアとしての自信をなくし転職を考える方もいたようです。
②専業主婦
専業主婦の方々からも、よく「精神的にきつい」というご相談をいただいています。
稼いでいないと言うことに対して、パートナーに後ろめたさを感じている人もいます。
専業主婦というのは、高い家事能力を求められ、非常に大事なお仕事ですが、自己肯定感が低くなっている人が多いようです。
③作業療法士
めっちゃわかります。
私も、フリーランスになる前は、精神科で作業療法士として働いていたんですが、患者さんとの関わりよりも、同僚や他職種との関わりの方がしんどかったです。
作業療法士は、病棟の中で、少数派の職種です。大勢の看護師さんの中に、作業療法士1人とか。そういう現場がよくあります。
その中で、作業療法士としての自分の専門性を発揮していかないといけないので、かなりプレッシャーでしたね。
看護師さんへの物の伝え方もめちゃくちゃ気を使いました。
HSPの共感能力の高さは、患者さんと接する上では、強い武器になります。相手の立場に立つことができます。
しかし、その共感能力の高さゆえに、自分は気疲れをすることが多いですよね。
④コールセンター
今までご相談いただいた中で、1番多いのがコールセンターにお勤めの方からの相談です。
HSPさんは相手の感情に、強い影響受けてしまうので、電話先で相手が怒っていたら、自分も心臓がドキドキしてきます。
2ちゃんのひろゆきさんみたいなタイプだったらいいんですけどね。ひろゆきさんは、コールセンターで働いていた時に、漫画を読みながら対応していたそうです。
そのくらい、自分と他人を割り切って考えたり、うまい具合に手を抜ける人だと、コールセンターも良いのかもしれませんが、がんばりすぎてしまう人にとっては、しんどい仕事かもしれませんね。
⑤調理師、パティシエ
調理師の事や、パティシエの方からもご相談いただくことが多いです。
調理師や、パティシエのような専門職の方は、よくHSPに向いている仕事として紹介されることも多いですが、実際はきつい・向いていないと言うご意見もよくいただきます。
⑥接客業
接客業意見が分かれています。きついという人もいれば、接客業が1番続いたという人もいます。
HSPの内向型か外向型かにもよるかなと思います。
内向型の人は、不特定多数の人と関わるよりも、自分が信頼できる特定の人物と関わる方が安心感があります。
外向型のHSPの人は、不特定多数の人物との交流を求めるため、接客を行うことも苦にはなりません。
⑦職人
以前私はこちらの動画の中で、「HSPに向いている仕事」として「職人」をご紹介しました。
しかし実際に職人さんの現場で働くのは、気疲れを起こす人が多いみたいですね。
⑧動物相手の仕事
動物相手のお仕事も、HSPに向いている仕事としてよく挙げられます。
しかし、実際に働いたことがある人たちの意見はこうでした。
HSPに向いている仕事として、動物や赤ちゃんなど、言葉を話せない相手に対してのお仕事は向いているとよく言われています。
しかし実際の現場では、絶対にミスできないという緊張感を感じるHSPさんが多いようです。
向いている仕事
ここからは、HSPさんに向いている仕事をご紹介していきます。視聴者さんからは6つの意見をいただきました。
①清掃
清掃を好んでいるHSPさんのお話はよくいただきます。
HSPさんは細かいところにもよく気がつくので、お掃除は得意な方が多いのではないでしょうか。
②工場
工場のように自分のペースで働けると言うのはありがたいですね。
③スポーツインストラクター
自分で働く量を調整できる仕事と言うのは、疲れやすいHSPさんに向いていそうですね。
同じ理由で、フリーランスや個人事業主と言う働き方が向いていると言う意見もよくいただきます。
④翻訳
⑤パチンコホールスタッフ
パチンコは音が大きいイメージしかないので意外でした。
⑥農業
農業いいですよね。日照時間が短くなる冬は人間のメンタルも崩れがちになります。日光に当たると言うのはそれぐらい、人間のメンタルにとって重要です。
農業は日照時間が長くなるので、メンタルにもすごくいいですね。
家族経営でされているところが多いでしょうが、家族でのお仕事なので、各々の家庭のペースでできますしね。
さいごに
これは、カウンセラーとしての意見でも、作業療法士としての意見でもありません。
くのいち個人の意見ですが、自分に向いている仕事は、自分で決めていいんじゃないかと思います。
性格の特性で向き不向きがあるでしょうが、それ以上に自分の興味関心の方が大事なのではないかと思います。
自分がめちゃくちゃ好きなことだったら、多少向いていないと感じてもがんばれますよね。
「人から向いてないって言われた」
「人から反対された」
じゃぁ、その職業を諦めようかなと思ったのであれば、最初からそのくらいの気持ちだったっていうことです。
いろんな動画を見たり、ブログを読んだりして、自分に向いている仕事を探している人も多いと思います。この動画をご覧くださいということは、そういうことですよね。
でも、誰が「この仕事向いてるよ!この仕事を向いていないよといっても、あまり気にする必要ありません。」
自分がやりたいかどうかで決めてみて下さい。
最後に、このコメントにお答えして終わります。
自分の好きなことや、趣味が仕事に結びつけば嬉しいと考えている人がたくさんいると思います。
今はSNSが発達していますから、個人が影響力を持つ事は不可能なことではありません。
もちろん楽じゃありませんよ。
コンテンツを作るのも、継続するのも、ときにはしんどいですし、やめたいなと思うこともあると思います。
それでも続けられるくらいの好きなことが見つかったら嬉しいですね。
このチャンネルでは、あなたが好きなことを仕事に結びつけるための方法を、これからもご紹介していきたいと思います。
自分の働き方について悩んでいる人は、ぜひ一度私にご相談ください。
これまで自分自身仕事を転々としたり、いろんな副業に挑戦してきたりしたので、何かあなたのお役にたつ情報を共有できるかもしれません。
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記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。