【進路相談】別に動機は何でもいい
今回はこのお悩みにお答えしていこうと思います。
理学療法士になる夢を持ちつつ、勉強の苦手さや親の反対、学費の問題など、さまざまな悩みが重なっている状況ですね。
この方と同じように、中学三年生、高校三年生という大事な時期で、進路について悩んでいるという人はぜひ最後までご覧ください。
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進路で悩んだ時に考えたほうが良いこと
自分の意志を確認する
自分が本当に理学療法士になりたいのか、その理由や動機を明確にしておいたほうが良いかもしれません。その仕事のどこに魅力を感じるのか、自分はどんな時に喜びを感じる性格なのかをハッキリさせておいたほうがよさそうです。
理学療法士になるためには3~4年間学校に行って専門的な教育を受けた後に、国家試験に合格しないといけません。
期間も長いですし、勉強も簡単ではないので、「なんで理学療法士じゃないとダメなんだろう?」「理学療法士のどこが好きなんだろう?」という答えをしっかりと持っておいたほうが良いですね。
また、ちょっと遠い未来のことを考えてみてください。
今は高校三年生ですが、30歳になった時のあなたは、誰と、どんな生活を送っているのが理想ですか?
自分の理想の生活を書き出すと、自分自身のことが見えてきます。
自分自身のことをよく知った上で職業選択をしていくのも良いですね。
情報を収集する
理学療法士になるための道のりや、資格取得のための試験内容、それに関連する学習方法などを調べてみても良いですね。自分がどの程度の努力を必要とするのか、リアルにイメージできると良いかもしれません。
また、500万円という学費は、もっと安くで探せば他の学校があると思います。他県で一人暮らしをして、学費が安い学校に通うほうがトータルが安く済むことがあるので、よく調べてみるのをおすすめします。
今度は一人暮らしの反対にあうかもしれませんが、もう子どもではないので、親御さんを説得するのも経験のうちかなと思います。
勉強方法を見直す
勉強が苦手と感じる場合、自分に合った勉強方法や環境がまだ見つかっていない可能性があります。友人や先生に相談してみるのも一つの方法です。
理学療法士を目指した場合、資格を取ってそれで終わりではありません。一生、知識と技術の向上が求められます。一生勉強です。
人間相手のお仕事は常にアップデートが大事です。
なので、どこかのタイミングで勉強方法について立ち返って考えてみても良いかもしれませんね。
親とのコミュニケーション
親の心配や反対の理由を具体的に理解し、自分の意志や情熱をしっかりと伝えることが大切です。質問者さん本人の意志がぐらついていると、親としても「本当に大丈夫なの?」と心配になると思います。
親御さんがどうして反対なのかを詳しく尋ねてみて、ではどうすればその不安要素がなくなるのかを考えても良いですね。
具体的な計画や、進路についての情報を共有することで、理解を得やすくなります。説明する側の意志が固くて、「ここまで本気で考えているんだね!」という気持ちの部分が見えれば、親御さんの出方も変わってくるのではないかなと思います。
経済的な支援を探る
学費が高額なので、奨学金や助成金などの支援を受ける方法を探してみるのも一つの選択肢です。私の家には経済的な余裕がないので、奨学金で専門学校に3年間通いました。成績上位になったら学費が一部免除になる制度があったので、それを狙って上位になるために勉強していました。
それでもお金が足りなかったので、週6でアルバイトしながら学校に通っていました。遊びにも飲み会にも全然行けなくて、学生時代のあだ名は「社畜」でした(笑)
私の同級生には、一旦社会に出て、1年間で学費を貯めてから入学してきた人がいました。働きながら資金を貯め、後から学校に入学するという方法も考えられます。
お金のことは奨学金とか、アルバイトでまかなったりすれば何とかなります。
他の選択肢も考慮する
親に反対されていることで、理学療法士になりたい気持ちも揺らいでいるように見えますので、別の職種やキャリアも考えても良いかもしれません。理学療法士に限らず、医療やリハビリ関連の分野には様々なキャリアがあります。
別の職業も考えた結果、やっぱり理学療法士が良いと思えれば、それは意志が固い証拠です。もう、迷うことなく、自信を持って理学療法士を目指していきましょう。
人からどう言われるかではなく、自分の気持ちととことん向き合って考えてくださいね。
まとめ
自分の夢や目標を追い求める際には困難や壁にぶつかることも多いです。
どんな挑戦をするにしても、必ずと言っていいほど反対してくる人が現れます。身近な人ほど、否定してくることがあります。
第三者であれば「好きにすれば良いじゃない」という話でも、身内となると、自分自身の生活にも変化が及ぶかもしれないので当然です。
自分のやりたい気持ちが強いのであれば、人の意見を気にする必要はありません。でも、身近な人が不安に思う気持ちも無下にしていいわけではなくて、結果で安心させていかないといけません。
それが自分の行動に責任を持つということかなと思います。
人になにかを言われたくらいで揺らぐような気持ちであれば、元々それくらいの熱量だったということなので、別の選択肢も考慮しても良いかもしれませんね。
何をするにも反対してくる人は付きものですが、その中で、自分で乗り越えて成長する経験はとても価値があります。どんな選択をするにしても、自分の心の声を大切にし、「やりたい」と思ったことに力を注いでみてくださいね。
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記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。