【ブラジル総選挙2022】強者どもが夢の跡…

ルーラ当確の花火が打ち上げられまくった
日曜の夜からすでに３日経ちました。
SNS上はまだお祭りムード満載ですが
現実世界は通常運転に戻りました。

4年前の昨晩はSNSもご近所も
お通夜状態だったのを思い出す…

ここブラジル北東部の票のおかげで
ルーラが勝った!という趣旨の
ノルデスチーノNordestino北東人万歳!
というSNS投稿がまだ続いています。

もともとお祭り好きのブラジル人、
投票日まえに花火もたくさん
買い込んであったんでしょう。
例年大晦日カウントダウンに
打ち上げられる花火よりも数も多く、
正直ここまで歓喜するとは
予想外で驚きました。

現大統領は前回の選挙時も
労働党支持者の多い北東人を
「ロバは藁でも食べていればいい」
と揶揄したと報道されたり（真偽は不明）
論議を醸し出していました。

日本では馬と鹿でバカですが
ブラジルではブッホburroロバが
愚か者という同意義なので、
ロバ呼ばわりした北東人たちの票のおかげで
結局今回は失脚した元大統領を見て
北東人たちは余計嬉び勇んでいるも
あるのでしょう。

しかしお祝いムードが続く中、
現大統領支持者による反抗運動も続いている、
仮にそれを無視する、嫌悪するか
嘲笑うかしかでき無いのならば…？？
お祝いが終わった後に現実の戦いが続く…

何はともあれ…
動物呼ばわりすることで
愚かさを揶揄し罵ったつもりになり
またそれに対して怒ったりする
我々人間の愚かさを
馬や鹿やロバたちに
鼻で笑われている気になるのは
私だけでしょうか…

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