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私がジュエリーブランドを立ち上げるまで。

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輝くのはジュエリーだけでなく、持ち主の人生そのもの。「関わる全ての人に笑顔が宿るジュエリーを提供する。」私がジュエリーブランドを立ち上げるに至った背景に、10年以上ジュエリー業…
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#仕事

私がジュエリーデザイナーになったきっかけ

ジュエリーの目にみえない効果 そもそもジュエリーに対して「思い」を持った最初のきっかけっていうのが、古い記憶で二つ 一つは、中学生の頃、祖母からのゴールドの指輪を譲り受けた時。 もう一つは、高校生の頃、母がルビーの指輪を買ってくれたんですね。 それらを身に着けたときの高揚感が今でも鮮明に心に残っていて、今思えばそういうのがきっかけかなーと思います。 というのも、渡米後にもその指輪を持って来ていたので、たまに身に付けては、当時のその指輪を手にした時の感情をふと思い出したり

デザイナーが社会や環境に対して果たすべき責任とは?

社会や環境に対する、デザイナーの最も重要な責任のひとつは、 それは、単に環境を美的に改善するということではなく、クライアントさんやお客様の先にある、または背景にある社会課題を解決するものであること。 まず導入した素材や技術が、環境に与える影響に配慮すること。 もう一つは、デザインを通して伝えるメッセージに責任と配慮を持つこと。 これは、わたし年に一度イタリアで開催される国際デザインコンテストの審査員を務めているんですけど、その審査の際にも、そのデザインがただ美しいだけで