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【旅行記】ね ぎ

突然ですが、私の好きな食べものは「ねぎ」です。

薬味や副菜として食卓にのぼることが多いねぎですが、自分の中ではむしろねぎかれらこそが主役だと思っているくらいに、ねぎが好きです。焼き鳥のねぎまは、鳥の間にねぎが挟まっているのではなく、ねぎの間に鳥が挟まっているのです。

ちなみに、長ねぎ、こねぎ、玉ねぎ、みんな大好きです。

さてさて、

なぜ旅行記の冒頭で好きな食べものについて語っていたのかというと、2024年8月の本州ないち遠征にて、好物である「ねぎ」をコンセプトに旅をしてきたからです。

フェリーで新潟に上陸して、横浜じっかに帰るまでの道中でねぎ料理を堪能してきました( 「・ڡ・)「

本記事は、この旅で食べたねぎ料理を紹介するものです。それでは本編をドゾ↓

大内宿「ねぎそば」

苫小牧からフェリーで新潟に上陸した私は、東の県境をこえて福島県の会津地方に向かいました。会津を訪れた目的はこちら。

じゃじゃ〜ん!

下郷町しもごうまちにある大内宿おおうちしゅくです。江戸時代に日光と会津若松を結ぶ道の宿場として栄えた場所で、現在も藁葺き屋根の家々が建ち並ぶ風景が素敵です。

アクセスは会津若松の市街地から車で30〜1時間くらいで、交通の便はあまり良くないです。駐車場(有料)があるのですが、混雑するので午前中早めの時間帯に行くのがおすすめです。

では早速、ここの名物ねぎをいただきましょう( 「・ڡ・)「

/ ババーン!\

これが大内宿名物のねぎそばです。

ねぎそばの特徴は、なんといってもそばに添えられた丸々一本のねぎ。インパクト絶大なこのそばは会津ここに伝わる伝統料理で、婚礼などの祝いの席において子孫繁栄を願って食べるのだそうです。

実食!

食べ方は付属のねぎをお箸のようにして使い、薬味として時々かじりながら食べ進めていきます。終盤はねぎが短くなってしまうので、割り箸を重宝しました。

肝心のお味はというと、個人的ににはめちゃうまでした( 「・ڡ・)「

ねぎの白い部分は甘みがあるので丸齧りでもじゅうぶん薬味として楽しめます。しかし、緑の部分は流石さすがにねぎの辛さが目立ちました。私はしれっと完食しましたが、ねぎが苦手な人にとっては地獄かもしれません。

ねぎ好きとして大内宿のねぎそばは前からずっと憧れだったので、ついに悲願を達成できてよかったです。

今回入店したのは朝からやっていた「大和屋」さんというお店です。宿場内でねぎそばを提供しているお店はたくさんあるので、訪れた時の営業状況や、好みの店舗で味わってみてください♪

道の駅しもにた 下仁田ねぎの唐揚げ

会津でねぎそばを食べた後は、酷道こくどう352号線を通って一度新潟県に戻り、奥只見シルバーラインを走ってから三国峠で上越国境を越え群馬入りしました。

このドライブコースも今回の旅の目的のひとつで、別記事にまとめましたのでこちらをご覧下さい↓

◆   ◆   ◆

わざわざ一度新潟を経由してから群馬に来た理由はここへ来るためです。

/ ババーン \

群馬県南西部の山あいにある、下仁田しもにた町です。顔出しパネルが逆さまになっているのは、下仁田ここの名産である「下仁田ねぎ(収穫されたすがた)」になりきるためでしょう。

ではでは、

道の駅しもにた内にある「まるも屋」さんで下仁田ねぎの唐揚げをいただきます。

道の駅内にフードコートがあります。
下仁田ねぎのから揚げ 450円

こんがりときつね色に揚げられた極太の下仁田ねぎが、見るからにおいしそうです。

いざ、実食。

………!

おいしい。

とてもとても、おいしい。

サクサクの衣の中にトロットロで肉厚な下仁田ねぎが閉じ込められていて、噛めば噛むほど甘みと旨みが染み出してきます。

青い部分も臭みがなくて、丸ごと美味しくいただけました。ねぎが好きじゃない人にもおすすめできる美味しさだと思いました!

個人的に2024年に入ってから食べたものの中で一番美味しかったです。毎日食べたいくらい。

ごちそうさまでした!

道の駅おかべ 深谷ねぎソフト

群馬からさらに南下して、埼玉県の深谷ふかや市にある「道の駅おかべ」にやってきました。深谷ここも「深谷ねぎ」で有名なねぎの町です♪

道の駅おかべ。
国道17号線のバイパス沿いにあります。
規模は大きめです。

深谷はねぎの産地だけあって、町全体がねぎを推しています。最近は新紙幣の渋沢栄一ゆかりの地として、栄ちゃん & ねぎの町としてアピールしているようです。

ここの道の駅にも軒先に
ねぎフライのお店がありました(この日はお休み)
絶対美味しいやつですね。
栄ちゃん直々にねぎを推してきます。
この深谷ねぎソフトを食べてみましょう。
/ じゃじゃ〜ん \

これが深谷ねぎソフトです。

ねぎパウダーが振りかけられたソフトクリームに、輪切りのねぎとゆるキャラをイメージした角(チョコレート)がトッピングされています。

見たことのない組み合わせゆえに美味しいのか疑問です。

では…実食( 「・ڡ・)「

………

……………

…………………うん。

アリかナシかで言ったら、全然アリです!

ベースのバニラソフトクリームの甘さをほんのりと包み込むねぎの香りが新鮮です。甘さと喧嘩せずに、ちゃんとお互いの風味が活きています。おいしい。

ただ、トッピングのキンキンに冷えた輪切りのねぎはどストレートなねぎ味でした(正直これは無くてもいいかも)

ねぎ+ソフトクリームという珍味を堪能した後は、同じく道の駅おかべ内にある食事処「そば蔵」さんでお食事。

( 「・ڡ・)「

深谷の郷土料理「煮ぼうとう」と、深谷ねぎのかき揚げセットです。

下仁田の唐揚げは香ばしくて最高でしたが、こちらのかき揚げはプレーンな味付けでねぎ本来の味を直接感じることができます。ねぎ好きにはたまらない逸品です。

野菜たっぷりの煮ぼうとうも美味しかったですが、真夏に食べるものではなかったかも…(-_-;)アツイ


◆   ◆   ◆

というわけで、帰省途中に大内宿、下仁田、深谷に立ち寄って好物のねぎを堪能してきました。

冗談ぬきに「ねぎ」は大好物なので、今後もねぎグルメの旅は続けてみたいと思います。

とくに深谷に関しては、最近1次創作で投稿している『しろまる先輩は距離感がおかしい。』に登場するキャラクター、雪音ゆきねの地元という設定にしているので掘り下げていきたいですね。

冬場に開催される「ねぎ祭り」も、都合がつけばぜひ参加してみたいです!

(おわり)

〜おまけ〜

今回の新潟→横浜ドライブは全部下道だったので、最後に寄り道。

東京都 日野。
今期話題のしかアニメの舞台です。
稚内市民は複雑な心境で視聴しています。

#ドライブ #旅行記

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