見出し画像

挑戦記:休むということ

GW明け、早々に、寒気、吐き気、からの熱を出した小野寺です。
思ったこと3つ綴ります。

1, そんなこと在るはずないと思っていた体調のこと

GWはしっかり休もうと、遊ぶけれど、休もうと、しかしその分、SNSの定期的な更新や、ちょっとした連絡、Slackのたまの確認はしようと、スピードはなるべく落とさずに、GW前に残してしまった連絡もしてしまおうと、結局いろいろテンションを貼っていたのでした。

なるたけペースを崩さないためにも、崩れ気味なペースを持ち直すためにも、12時前には寝て、6時〜7時ごろには起きれるようにと思ってはいたけれど、どれも1時間くらいブレがありました。

じゃあ、せめて、GW明け初日からはまた気合入れて、テンション上げていこー!GW中に色んな人のテンションの高さを分けてもらって、それが私にも浸透している感じがあったから、その勢いに乗ろうとしたわけです。

ただ、朝から起きてみたら、あれれ、なんだかいつもと少し違う感じ。

まあ、行けるか!夜は早く寝ようみたいな感じで、朝会にでて。

ただ、10時ごろには、今日は体調悪いのでスローペースで行きますって言おうかな…って思い始めてた。

パソコン見ると気持ち悪くて、見続けられないし、昼過ぎに昼寝10分挟んでもすっきりしないし。

でも、GW休んだし。いろいろやりきれていないし。
休みに休んだのだから元気で在るはずだろう。
みたいなそんな気持ちで、パソコンに向かっていました。

耐えきれなくなった夕方、夜のイベントに向けて2時間の仮眠。
そこで出た電話で言われる「体調悪いですか?」の一言。
そこでやっとでる「実は…」という現状報告。
熱を測ったら、37.7℃。

ああ、ここまで言われないと、言えないのか…自分。

という思い。


2, 「できていない」と思いつづけていたこと

と、いうことの背景には、「できていない」と「できたい」をずっと思い続けていたことがあって。多分。

細く、長く続けることの、大切さや、知恵に感動している最近ではあれど、
なかなかそれは実践までにはほど遠くて。

「今の価値はスピードが一番だよ」と言われれば、「出遅れた」場面が嫌ほど目につく。

「20代でついた差は、一生うまらん」と言われれば、「ああ、私はこの人の言う「差」的なもので言うと、5年分遅れを取っているのだな…」とか、
変にプレッシャーを受け取る。

これがなくても、私は私で、頑張っていきていることには変わりがなくて、
わたしという存在のすばらしさは変わらないと、自分に言い聞かせて、
力まないように、良い力みを作るように、”頑張る”のではなく”物事に励める”*ようにしたいのに、
*『思考記 2020-2021』の「TALK話す編集後記「低気圧と高気圧」」p.126-129より。

「その差がついてしまったら、経済社会における私の価値が低いまま」
なのか…と思うと、絶望するような気持ちになる。

良い焦りというよりかは、気持ちの悪いプレッシャー。

ここで、このタイミングで頑張れなかったら、
自分のWantをみつけられなかったら、
みつけられなかったとしても今頑張れなかったら、
目の前にあるものを「やる」ということができなかったら、

いい人間になれないと宣言されたかのような、
気持ちににもなる。


昨日昼から、実務に戻ろうと思っていた矢先、むつみさんから、電話があり、「今日は一日休みなよ」との話があった。
焦っている私を私は知っていたし、だからこそ、「いや、私が動きたくて、動ける分、午後は動きたいんです」と言ったけれど、
「休んでくれて、ちゃんと元気になってからのほうが周りも、仕事振りやすいんだよ。だから、休んで。元気になってから出てきて」と逆に言われた。

「そっかー…たしかに。」とありがたく、思いつつ。

元気なときでも、そんなに出来ないのに。
だから、できる時に、気持ちが向いている時に、少しずつやりたいのに。
じゃないと、私が出来ていること、本当に、本当に、ほんの少し過ぎて、
いたたまれない。

と思っていました。

元気だからと言って、やる気があるとも限らないし。
とか。

ああ、苦しいなあ。

それっぽっちしか、できないのか、自分。
を、ゆるす時間にしたら?午後。」というむつみさんからの提案でした。


その電話の後に、いつもやっている寿司打の練習を、これだけはと思ってやったら、妙に変なテンションに入ってしまい、全然そんなこと考えられずに、眠りまくったので、今日の朝に、これを書きながら、気持ちの整理。

ああ、私のできること、これっぽっちだったのか。
こんな気まぐれで、ちょっとしかできることのない自分をゆるす。
もっとできることないと、存在価値も認められないとか、思っていた、
自分をゆるす。
経済的?社会的?価値がないと、20代でできた差で勝つ自分でないと、絶望を感じちゃうような自分をゆるす。
怖いよねえ、ああ、怖いなあ。

そして、いろんなプライドがあるなあ。
馬鹿にされたくないって気持ち、見下されたくないって気持ち。
変に傷つけられたくないって気持ち、
があるなあ。

ああ、それもまた、自分らしすぎるくらいに、自分。


3, 最後に余談

そんなこんなで、私の好きな本。
友だちがちょっと書いている本。
を読みたくなって、読んでいたら、
人に勧めたくなって、インスタに載せたら、
ちょうど同じように体調くずしていた友だちの投稿ヲみつけて。

爆笑。
そして、人にならそりゃあやすみんしゃい!!!って簡単に言えるのになあと思った。

そして、そんなおんなじ境遇にいることをこんな離れた距離からしれて、
そんなに連絡を取る中ではないけれど、
ふと連絡をしたくなるくらいの仲間に、励まされて、ほっこりした
という思い。

こちらが、お気に入りの本。
ゆるいテンションに、自分をゆるす時に、おすすめの一冊。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?