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よし、ルーヴル美術館展にいこう。

ご訪問いただきありがとうございます。

ルーヴル美術館展。
CMで宣伝し始められたときに「行きたいな〜」とは思っていたのですが、その頃はまだ会社で精神を打ちのめされる毎日。

完全に存在を忘れていました。

9月に入り色々落ち着き、なんかイベントないかな〜とネット検索していて、やっと思い出し。
でもなんやかや忙しいし、暑いし…とうだうだ見送っていたのですが。

今週日曜まで!…と思うと無性に行きたくなり…
やっと重い腰を上げました。

京都市京セラ美術館

最寄りの近鉄の駅から出発し、
竹田駅で地下鉄烏丸線に乗り換え、
烏丸御池駅で地下鉄東西線に乗り換え、
東山駅到着。
そこから徒歩10分足らず。

大鳥居を通過すると、すぐ右手に…
京都市京セラ美術館

ここに入るのは初めてです。

ルーヴル美術館展

「ルーヴルには 愛がある。」
痺れる〜‼︎

チケット売り場は空いていて、当日券をすぐ買えました。
チケット売場に音声ガイド貸出も案内されていましたが、「まあいらないかな…」とスルーしたのですが…。

入口を入るとすぐに、音声ガイド貸出エリアがあり、チラシが目に留まりました。

豪華キャスト!

も、森川智之…⁉︎

好き。

即借りました(笑)

ちょっと古めかしい…

音声ガイド初体験。

ドキドキ
ワクワク

中は一部を除き撮影禁止なので、しばらく写真はありません。

とりあえずプロローグエリアで音声ガイドをスタート。

満島ひかりさんの透き通った声と、森川智之さんのイケボに心臓バクバク(笑)

ワクワクしながら展示エリアに入ったら…

人多‼︎

もう少しで終わりだけど土日じゃないし、そもそも行きたい人はもうとっくに行っているだろうし…

と気楽に考えていましたが。

とてつもなく人が多い。

一つの絵に20人前後は集まっていて、絵がまったく見えない。

絵はある程度離れていても見えるのですが、解説文はさすがに近寄らないとまったく見えない。
(メガネ忘れたし…泣)

なんとなく流れ的なものができてたりできてなかったりするので、スペースを見極め突入。
徐々に絵に近寄りじっくり鑑賞。

プロローグ

古代ギリシア・ローマとキリスト教。
2つの文化における愛の起源の象徴的な絵画達が飾られていました。

《アモルの標的》
一作目で心を鷲掴みにされました。
アモル(キューピッド)達がかわいすぎる!
キューピッド達が地上に落ちた矢を燃やしていたり、矢が刺さっている的にも実はたくさんの外れた矢の跡があったり…
解説を聴きながら、絵画の隅々に隠れた意味が散りばめられていることを知り、ほほーと感心しまくりました。

1章 ギリシア・ローマ神話の愛

おもしろすぎる。
神々の行動の激しさときたら…!

恋に落ちた相手を追いかけ回すわ、力ずくで連れ去るわ…自分のものにしたい欲望に忠実すぎる。
《パンとシュリンクス》とか《デイアネイラを掠奪するケンタウロスのネッソス》とか、構図からして犯罪の臭いが…。

びっくりな絵ばかりで、このエリアは解説を読むのが楽しすぎました。

《母に叱られ、ケレスの腕のなかへ逃げるアモル》は現代の親子にもあるあるな光景で思わずクスリ。
愛の神アモルがかわいすぎる。
ムチムチ天使ちゃん…。

2章 キリスト教の愛

このエリアは「うんうん、わかる〜」って感じの絵画が多かったです。
いわゆる親子愛。

《聖母子》
マリアの我が子を慈しむ気持ちが溢れ出していて、私も子ども達を初めて抱っこしたときの記憶が蘇りました。

《キリストの十字架降下》
磔刑に処されたキリストの足に口づけるマグダラのマリア、我が子に向かって手を伸ばす聖母マリア。残された人達の悲しみがひしひしと伝わってきました。

《放蕩息子の帰宅》
クスッと笑いました。我が子はどんなにろくでなしでもかわいいものですよね。

3章 人間達の愛

打って変わって、現実世界に生きる人間達の恋愛模様。

恋人同士の微笑ましいシーンもあれば、売春斡旋シーンや盗み聞きシーンもあり。
なんとも生々しい絵がずらり。

《部屋履き》はおもしろかったです。
突然のただの部屋の絵の出現に「ん⁇⁇」と思ったら…解説を聞いて「なるほど!」と感心。暗示的な表現が秀逸すぎます。

4章 ロマン主義

このエリアだけ撮影可能でした。

《アポロンとキュパリッソス》

美しすぎる男性同士の愛。

《ロミオとジュリエット》

かの有名なロミジュリ…!

《ダンテとウェルギリウスの前に現れた
フランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊》

この絵、ぱっと観た時にぞわっとしました。
タイトルを見て納得。亡霊感出てる…。

《アモルとプシュケ》

締めくくりは幸せな絵。(番号的にはこの絵は最後ではないのですが)
あのかわいいムチムチ天使ちゃんがこんなに立派な青年に…。
2人の間に穏やかで深い愛を感じます。

これで作品は見終わりました。
混んでいたのもあり、周るのに1時間半かかりました。
見応えあった〜!
音声ガイド、借りて良かったです‼︎

グッズ売場

展覧会の楽しみの一つといえばグッズ売場。
図録やレプリカほしかった…
けど財布の中身と相談して以下のグッズを購入。

マグネット×2とブックマーカー

私の中で1番心に響いた絵画1位&2位。
すごく良い絵画はもちろんたくさんありましたが、手元に置きたい作品はやっぱり穏やかで愛らしいものでした。

マリア様のように慈しむ心を常に持ちながら、子ども達に接していきたいものです。

…という自分への戒めも込めて(笑)


最後までご覧いただきありがとうございました。

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