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保存用っていうのを先に言っておきます。期待したら損すると思う。


こんにちは

今はこんばんは、なのか

というのはどうでも良く

学校の授業で書いたものです。

ただ保存用として公開されてください🙃

期待しないで~~

一応ノンフィクションです


短め。


「白い朝顔が咲く頃に」


 白い朝顔が咲く頃。空は海のように青く、太陽は輝いていた。今日は、今までお世話になった先輩の引退式だ。通っている中学校のテニスコートの横には木が連なっている。その木陰で先輩への贈り物や言葉を述べる。先輩とは練習メニューや試合などが異なっていたため、関わりは少なかった。
 しかし、チームとして代表の選手である先輩には「試合で勝ってほしい」という気持ちが強かった。平日はSTが終わったら急いでテニスコートへ行く。休日は集合時間の30分前と誰よりも早く登校し、準備を進めていた。また、ボール拾いや荷物持ちなどを代わった。
 私は先輩のために頑張っているつもりだったが、本当に役に立っているのか、不安で仕方がなかった。もしかしたら、先輩は私のことを「『鬱陶しい』『しつこい』などと思っているのではないか。」と考える日が続いていた。
 引退式が終わり、走って家に帰った。テニスコートでもらった手紙を読む。手紙には先輩から私への、思いが綴られていた。「1年半ありがとう!!いっつも早く準備してくれてありがとう!!すごい助かった!テニス頑張って!」
 「よかった」と直感的に思った。救われた。安心した。先輩への思いがさらに強くなった。
 手紙を読み、今まで心配していたことが嘘のように心が軽くなった。先輩はテニスが上手で話しにくく、かけ離れた存在だった。しかし、引退してしまうのは悲しく、寂しかった。
 「先輩にお礼を言いたい」思い立ったらすぐに行動に移す。スマートフォンを起動する。インスタグラムのアイコンをタップ。先輩のアカウントを開き、ダイレクトメッセージのページへ。指を走らせる。先輩へのお礼のメッセージを書いていく。指が止まらない。「長文だと引かれるだろうか」咄嗟に思い、半分をなかったことにする。
「手紙、ありがとうございます!今までありがとうございました!そして、お疲れさまでした!先輩とは関わる機会は少なかったと思います。でも、私が頑張っていることをちゃんと見てくれていて、嬉しかったです。高校受験、頑張ってください!応援しています!」
半分でも、長すぎたか。しかし、後悔はない。
 先輩との接点は同じ中学校に通っている、同じテニス部で、同じコートに立った。それだけだ。クラスも知らない。誕生日も知らない。先輩の行きたい高校も知らない。しかし、今日という日がこんなに心に残ることは、これからあるのだろうか。
 青空を見たい。ふと思う。カーテンを開け、ベランダに続く大きな窓を開ける。この青空は、何度目の青空なのだろうか。今まで、数え切れないほどの思い出を見てきただろう。時計は12時を回っていた。12時頃の空は、まだ海のように青く、太陽は輝いていた。




読んでいただきありがとうございました!

実は、伏線というか裏設定(?)もあるんです。

①白い朝顔

朝顔は夏の時期を表します。
なぜ白なの?と思いましたか??
白い朝顔の花言葉は「固い絆」です。
チームとしてピッタリじゃないですか!?

②乃木坂46

みなさんご存知の通り、私は乃木坂が大好きです。なので、色々と関連させて書きました。

まず、「白い朝顔が咲く頃」!
乃木坂には「ハルジオンが咲く頃」という曲があります。それです!

太陽、空は「太陽ノック」と「何度目の青空か?」という曲です。
最後の方にも「何度目の青空か」というフレーズがありますよね。

咄嗟は「あの日僕は咄嗟に嘘をついた」です。

カーテンは乃木坂のデビューシングル、「ぐるぐるカーテン」です!



良かった作品として国語の先生が受け持っているクラスで匿名で発表されたんですよ!

匿名にもかかわらず、ちゃんと私ってバレました笑
ちょっといじられた!!笑


書いてるときすごく楽しかったのを覚えています!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

またあげるかも?



3月18日

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