23日目　Day23

今日はエルミナ城を訪れました。エルミナ城はポルトガルによって築かれ、後に奴隷貿易の拠点として活用されました。ケープコースト城と同じく、負の遺産の一つです。エルミナ城にも男女別の地下牢がありました。男性の方は一部屋に約600人、女性の方は約400人、合計1000人ほどが収容されていました。食べ物も水もまともに与えられない劣悪な環境の中で人々は生活を虐げられていました。別室には戻らずの扉というのがあります。これが意味することは一度この扉を抜ければ2度とここに戻ってくることはない、なぜなら奴隷として売り出されてしまうからです。多くの人々がこの扉を通りましたが実際には航路の途中で亡くなる人がほとんどでした。地下牢の中で亡くなった人よりも、海に出てから亡くなった人の方が多いとされています。ガーナに来なければ知る機会がなかったであろう数々の歴史。エルミナを訪れて、また一つ忘れてはならない歴史を学ぶことができました。

Today I visited Elmina Castle. Elmina Castle was built by the Portuguese and later used as a base for the slave trade. Like Cape Coast Castle, it is one of the negative legacies. Elmina Castle also had different dungeons for men and women. About 600 men and 400 women were housed in each room, for a total of about 1,000 people. People were oppressed in poor conditions with no proper provision of food or water. There is a door in a separate room called the door of no return. What this means is that once you pass through this door, you will never come back here again because you will be sold into slavery. Many people passed through this door, but most died on the way. It is believed that more people died once at sea than in the dungeon. A lot of history that I would never have had the chance to know if I had not come to Ghana. Visiting Elmina, I learnt another piece of history that should not be forgotten.