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猫腎不全の再生医療1⃣:⑭組織細胞療法

腎不全のねこさんにとにかく出来ることは全てやってあげたい!ということであれば、組織細胞療法もオススメです。ホモトキシコロジーと同じくドイツの代替療法でホモトキシコロジーが主にデトックスを目的としているのに対して、組織細胞療法は組織を再生・再活性化することを目的とした治療になります。ミニ臓器移植とクレス先生が仰っていました。

組織細胞剤と言っても細胞そのものは入っていないのでアレルギーやウィルス感染のリスクは無いのだそう。正直どういう仕組みなのかは私も理解出来ていないのですが、幹細胞培養上清液(エクソソーム)に近いものなのかなと思ってます。幹細胞培養上清液を猫腎不全の治療に取り入れている獣医さんも増えてきているようです。

コマさんは組織細胞療法を日本に広めたクレス先生のクリニックで1週間に1度の組織細胞剤注射を5回受けた後は(1クール)、月に一度状態の維持改善のために組織細胞剤注射を受けています。腎臓関連2種類+アンチエイジング1種類+消化器肝臓関連1種類の4種類を入れたものを打ってもらっていて、1回の注射で1万7,000円くらい。コマさんは割とモリモリ入れてもらっていますが、腎臓関連のみとかであれば費用ももっと抑えられると思います。Medisendというのは周波数を調整する磁気治療器なんだそうです。お試しで一回受けさせていただいたらコマさんがとても気持ちよさそうにしていたので何となく継続。画像トップはMedisendを受けているコマさんです(
ソフトカラーを付けてネットに入ったまま受けてます)。

円安で値上げされましたが以前受けていた組織細胞剤よりリーズナブルかも


コマさんは他家細胞を使った再生医療も受けたことがありますが、費用的にも抑えられて静脈点滴でなく注射でいいという手軽さもあるので、他家細胞を使った再生医療を考えているのであれば、まずこちらの組織細胞療法を受けてみても良いのではないかと思います。効果はとてもあると感じています!この組織細胞療法は腎不全以外にも心臓病とか膵炎とか色々な症状に適用があります。

組織細胞療法を扱っている動物病院はまだ少ないのですが、クレスさんでもオンライン診療を行っていて、組織細胞剤も送ってくださるようです(その場合は経口摂取)。

一歩進んだ攻めの治療として、選択肢の一つに加えていただけると良いのかなと思います。うちではAIM製剤が実用化されるまでは毎月一回この組織細胞剤の治療を継続するつもりです。


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